大納言樣御附御小性組番頭(徳川家祥、後家定)

一番組

天保七申年八月四日御移徙之儀被仰出候ニ付、
新規二組被仰付、組頭は御本丸一番・六番組
ヨリ被仰付、御番方ハ西丸四組之内ヨリ六人
宛被仰付、跡ハ小普請ヨリ御入人御本丸紅葉
之間え勤番、同十二丑五月廿七日右大將樣西
丸御遠逼〔逗留力〕ニ付西丸え勤番ス

#	任免	姓名
1	天保七申(1836)九月四日新番頭ヨリ 同十亥九月十日右大將樣御書院番頭	魅川相摸守 親常
2	天保十亥(1839)十月朔日小普請組支配ヨリ 同十二丑七月廿八日四番組替	酒井主馬 肥前守 忠禮

右肥前守四番え組替後跡役不被仰付、組頭も
四番え加人、御番衆ハ惣組え割入

二番組

#	任免	姓名
3	天保七申(1836)九月四日中奥御小性ヨリ 同八酉八月八日西丸御小性組番頭	酒井隱岐守 忠大〔丈〕
4	天保八酉(1837)八月八日小普請組支配ヨリ 同九戌十一月朔日御小性組番頭	杉浦鍵次郎 出雲守 正義
5	天保九戌(1838)十一月朔日百人組之頭ヨリ 同十亥十二月十五日御小性組番頭	近藤石見守 致用
6	天保十亥(1839)十二月十五日西丸新番頭ヨリ 同十二丑七月廿八日二番え組替	武田兵庫 和泉守 信禮〔徳〕

右和泉守二番え組替跡役不被仰付、組頭二番
え加人、御番衆ハ惣組え割入