講武所奉行並

文久二戌年十二月初而被仰付、場所高貳千石、諸
大夫場、席之儀は西丸御留守居之上、老中支配

#	任免	姓名
1	文久二戌(1862)十二月朔日御使番格講武所頭取ヨリ 歩兵頭兼帶 同三亥五月八日講武所奉行	高貳千石 松平仲 備後守 乘原
2	文久三亥(1863)三月十二日御目付ヨリ、騎兵奉行兼帶 同年五月朔日神奈川奉行	高貳千五百石九斗餘 山口信濃守 直毅
3	文久三亥(1863)八月十四日御籏奉行ヨリ、席之儀是迄 之通リ 元治元子(1864)二月 日卒	高五百石 久須美佐渡守 祐雋
4	文久三亥(1863)九月十日御作事奉行格外國奉行ヨリ、 席之儀是迄之通 元治元子(1864)六月朔日外國奉行	高六百石 澤勘七郎 左近將監 幸良
5	同日西丸御留守居格講武所釰術師範役ヨリ 同年十一月十一日御上洛御供、右御供中御籏奉 行兼帶 元治元子(1864) 月 日卒	高百俵 男谷下總守 信友
6	元治元子(1864)七月十二日寄合ヨリ、元御小性組番頭 同月廿三日歩兵奉行え轉、當御役兼帶 同年九月廿八日大目付え轉、當御役兼群 慶應二寅(1866)十一月十八日當御役兼帶御免	高千六百石 黒川近江守 盛泰
7	慶應元丑(1865)閏五月八日歩兵奉行ヨリ、兼帶 同年六月十九日講武所奉行並被仰付、席之儀御 勘定奉行次席 同年十一月二日御勘定奉行	高千八百石 駒井甲斐守 朝温
8	慶應元丑(1865)十一月二日町奉行ヨリ 同年十二月七日御勘定奉行次席關東郡代	高千石 根岸肥前守 備前守 衞奮