外國御用出役頭取取締り

文久三亥年六月八日初而被仰付、同年九月十
三日別手組与唱替被仰出

#	任免	姓名
1	文久三亥(1863)六月八日御徒頭ヨリ兼 元治元子(1864)五月十日京都爲御警衞被遣 同年七月廿一日御目付介 同年 月 日於京都死	高百俵 永持亨次郎
2	同日二丸御留守居ヨリ兼 同年七月十五日御徒頭え轉兼 元治元子(1864)五月十日前同斷 同年六月廿一日御目付介 慶應元丑(1865)五月七日御目付	高三百俵 織田市藏 信重
3	文久三亥(1863)六月廿五日小十人頭ヨリ兼 同年八月十三日火附盜賊改	高八百石 佐久間幡五郎
4	文久三亥(1863)七月十五日御徒頭ヨリ兼 元治元子(1864)五月廿五日神奈川奉行並	高百俵 白石忠太夫
5	同日小十人頭ヨリ兼 元治元子(1864)五月十日前同斷 慶應元丑(1865)閏五月廿五日小十人四番組之頭	高百俵 關口筑後守 飛騨守 左近將監
6	同日同斷ヨリ兼 元治元子(1864)七月田沼玄蕃頭常州え爲追討被遣候ニ 付被遣 慶應元丑(1865)五月七日野州追討之節骨折候ニ付百石 御加増 同月十九日御先手格勤候内千五百俵高 同年五月御進發御供 同二寅十二月十七日銃隊頭並	高五百石 多賀外記
7	同日同斷ヨリ兼 元治元子(1864)七月前同斷 慶應元丑(1865)五月十九日御目付	高二百俵 大久保新五左衞門 帯刀
8	同日同斷ヨリ兼 元治元子(1864)五月十日前同斷 慶應二寅(1866)五月御用ニ付出役 同年八月八日於大坂歩兵頭	高三百俵 小笠原友之丞
9	元治元子(1864)二月廿日小十人頭ヨリ兼、再度 同年九月十日御先手過人被仰付 同年十二月廿七日大炮組之頭	高八百石 佐久間幡五郎
10	同日二丸御留守居ヨリ兼 同年七月廿日小十人頭過人、即日石川若狹守領 分下館え爲援兵別手組之者被遣候ニ付被遣 慶應二寅(1866)八月七日御持小筒組之頭並	高六百五十石 大久保求馬
11	元治元子(1864)六月五日二丸御留守居過人ヨリ兼 同年七月廿日小十人頭過人、即日前同斷 慶應四辰(1868)三月八日御作事奉行格	高貳百俵 澤井槇之助
12	元治元子(1864)七月三日同斷ヨリ兼 同年九月朔日御目付	高貳百俵 由比太左衞門
13	元治元子(1864)七月廿日小十人頭過人ヨリ兼 慶應元丑(1865)四月廿六日卒	高貳百石 青山三右衞門 長賢
14	元治元子(1864)七月廿日二丸御留守居ヨリ、並 同年九月十日小十人頭過人被仰付、本役	高四百五十石 鈴木猪三郎 正德
15	同日同斷ヨリ、並 同年九月 日中奥御番	高三百俵 小倉内藏允
16	同日同斷ヨリ、並、即日大久保同樣 同年九月十日小十人頭過人被仰付、本役 慶應元丑(1865)十月四日於大坂御目付	高四百俵 小林甚六郎
17	元治元子(1864)九月十日二丸御留守居ヨリ、並 慶應元丑(1865)五月十五日小十人頭過人被仰付、本役	高四百五十石 塚原寛十郎
18	同日同斷ヨリ、並 慶應元丑(1865)五月十五日前同斷 同年十一月二日御徒頭	高三百五十俵 深津彌太郎
19	元治元子(1864)十一月朔日二丸御留守居ヨリ、並 慶應二寅(1866)六月六日小十人頭過人被仰付、本役	高六百五十石 小泉久太郎
20	慶應元丑(1865)九月十三日外國奉行ヨリ、御徒頭過人 同月廿五日遠山三郎右衞門組御徒引受	高貳百俵 田村肥後守
21	慶應元丑(1865)九月廿五日御徒頭ヨリ 同三卯八月二日辭	高七百石 遠山三郎右衞門 直章
22	慶應元丑(1865)九月廿六日大炮組之頭ヨリ、御先手過 人え再々役 同二寅二月廿一日駿府町奉行	高八百石 佐久間幡五郎 信滿
23	慶應元丑(1865)十一月 日於大坂二丸御留守居過人ヨ リ、並 同二寅八月 日小十人頭過人被仰付、本役 同三卯二月廿六日銃隊頭並	高四百廿一石 横山半左衞門
24	慶應二寅(1866)六月六日二丸御留守居過人ヨリ、並 同四辰四月 日小十人頭被仰付、本役	高三百俵 神保常八郎
25	同日同斷ヨリ、並 同四辰五月二日大目付附屬	高百俵五人扶持 寺西直次郎
26	慶應二寅(1866)八月十八日小十人頭過人ヨリ 同年十二月十八日辭	高七百石 小笠原三郎右衞門 右京
27	慶應二寅(1866)八月廿六日二丸御留守居ヨリ、並再度 同年十二月十九日歩兵頭並	高貳百俵 由比圖書
28	慶應二寅(1866)九月二日於大坂(富士見|御寶藏)番之頭過人ヨリ、 並介 同三卯五月十一日銃隊差圖役頭取	高(マヽ) 大塚唯一郎
29	慶應二寅(1866) 月 日於大坂二丸御留守居ヨリ、並	高七百石 山田勝三郎
30	慶應二寅(1866)十一月十八日開成所頭取ヨリ、並	高三百俵 佐久間眞輔