箱館奉行

嘉永七甲寅年六月再被仰付、貳千石高、御役料千
五百俵被下、諸大夫場、席順之儀ハ下田奉行次席
之旨被仰出之

#	任免	姓名
1	嘉永七寅(1854)六月卅日御勘定吟味役ヨリ、貳百俵高 御加増被成下 萬延二酉(1861)正月廿日御勘定奉行	竹内清太郎 下野守 保徳
2	嘉永七寅(1854)七月廿一日御目付ヨリ、大目付伊豆 守悴 同五午七月八日外國奉行兼帶 同六未六月四日神奈川奉行兼帶 萬延元申(1860)十一月廿日卒	堀織部 織部正 利忠 改利熙
3	安政三辰(1856)七月廿八日御勘定吟味役ヨリ、貳百俵 高ニ御加増被成下 同五午十月九日外國奉行え轉 同月十一日當御役兼帶被仰付 文久二戌(1862)七月六日箱館兼帶御免	村垣與三郎 淡路守 範忠 改範正
4	安政五午(1858)十月十一日御目付ヨリ 萬延元申(1860)十二月十三日外國奉行兼帶 文久二戌(1862)七月五日外國奉行	津田半三郎 近江守 正路
5	萬延元申(1860)九月七日御勘定吟昧役ヨリ 同年十月廿三日御普請御用相勤候ニ付金十枚、 時服三、別段金七枚被下 文久二戌(1862)七月五日御先手	勝田次郎 伊賀守 充
6	文久元酉(1861)六月廿一日御先手ヨリ 同二戌七月六日彼地在佳被仰付 同年十二月廿八日新番頭格御小納戸頭取	糟屋筑後守 義明
7	文久二戌(1862)七月十三日外國奉行ヨリ、彼地在佳被 仰付、常々出精ニ付御勘定奉行格 同年九月三日病氣ニ付願之通隱居	水野筑後守 下總守 忠徳
8	文久二戌(1862)九月七日御目付ヨリ 慶應二寅(1866)八月十八日魯西國え御使 同月廿六日外國奉行被仰付、當役兼帶 慶應三卯(1867)七月廿七日御勘定奉行	小出修理 大和守 左衞門尉 美濃守 大和守 實〔秀實〕
9	慶應二寅(1866)正月十八日勤仕並寄合ヨリ、元新番頭 格御目付	杉浦兵庫頭 勝靜
10	慶應三卯(1867)六月五日外國奉行ヨリ、兼帶、御勘定 奉行兼ル	栗本安藝守
11	慶應三卯(1867)九月六日御勘定奉行ヨリ、兼帶 同四辰二月十二日大目付	織田和泉守