御軍艦頭取

文久元酉七月十二日初而被仰付、兩御番格ハ二百
俵高、外役扶持十五人扶持、小十人格ハ百俵持扶
持、外役扶持同斷被下旨被仰出候

#	任免	姓名
1	文久元酉(1861)七月十二日大御番松平丹後守組御軍艦 操練所頭取出役ヨリ、兩御番格 同二戌十二月十二日二丸御留守居格布衣被仰 付、百俵高御加増被成下 同三亥三月六日御軍艦奉行並	矢田堀景藏
2	同日小十人稻生庄五郎組同斷出役ヨリ、小十 人格 元治元子(1864)十一月十八日開成所取締役	伴鐵太郎
3	同日牧野越中守家來ヨリ新規被召出、御切米百 俵被下、小十人格 同三亥五月四日兩御番上席 同三亥十二月廿九日御勘定組頭	小野友五郎
4	文久二戌(1862)七月四日御船手ヨリ、小十人頭格 同三亥九月廿二日御使番	向井將監
5	同日御天守番頭格講武所炮術師範役ヨリ、二丸 御留守居格、百俵高ニ御加増、勤候内五百俵高 ニ被成下 同年閏八月十七日御軍艦奉行並	勝麟太郎
6	文久二戌(1862)十月八日小十人櫻井藤四郎組ヨリ、兩 御番格 元治元子(1864)十一月十八日講武所取締役	荒井郁之助
7	文久二戌(1862)十二月廿九日御小性組土岐大隅守組左 兵衞養子、御軍艦頭取出役ヨリ被召出、兩御番 上席、三百俵被下 同三亥五月四日二丸御留守居格布衣被仰付 同年七月廿一日御軍艦奉行並	木下謹吾
8	文久三亥(1863) 月 日小十人格 元治元子(1864)九月廿七日兩御番格 慶應二寅(1866)十月廿四日御軍艦役	肥田濱五郎
9	元治元子(1864)十月四日組頭勤方ヨリ	片山椿助
10	元治元子(1864)十一月十八日御軍艦組ヨリ、小十人格 慶應二寅(1866)十月廿四日御軍艦役勤方	(ママ) 望月大圓
11	同日同斷ヨリ、小十人格 慶應二寅(1866)十月廿四日右同斷	安井畑藏
12	元治二丑(1865)四月十日小十人格御軍艦組ヨリ、小十 人格 慶應二寅(1866)十月廿四日右同斷	鈴藤勇次郎
13	慶應二寅(1866)八月二日小十人格御軍艦組ヨリ、小十 人格 同年十月廿四日右同斷	根津勢吉