御小性組番頭

組中指物切割撓出シ思々

一番組

赤地

文久二戌十二月十六日潰レ

#	任免	姓名
1	寛永九申(1632)十二月十四日若年寄ヨリ、兼帶 同十酉十月十八日老中	松平伊豆守 信綱
2	寛永十二亥(1635)十二月廿九日同斷 同十五寅十一月御奏者番	土井遠江守 利隆
3	寛永十五寅(1638)十一月十一日御徒頭ヨリ 承應二巳(1653)九月十八日御側衆	久世大和守 廣之
4	承應二巳(1653)九月廿八日寄合ヨリ 萬治二亥(1659)二月廿三日御書院番頭	戸田備後守 重種
5	萬治二亥(1659)三月廿三日御書院番三枝隱岐守組與頭 ヨリ 寛文二寅(1662)八月十八日卒	牧野内匠頭 永成
6	寛文二寅(1662)十月廿日新番頭ヨリ 同九酉八月十五日御書院番頭	大久保市十郎 山城守 忠高
7	寛文九酉(1669)八月十五日御小性組與頭ヨリ 同十一亥十月八日御書院番頭	酒井采女 下總守 忠長
8	寛文十一亥(1671)十月十五日御小性組與頭ヨリ 延寶二寅(1674)正月十日辭	新庄宮内 長門守 直長
9	延寶二寅(1674)正月十五日中奥御小性ヨリ 同五巳四月十四日御書院番頭	稻葉權之助 石見守 正休
10	延寶五巳(1677)四月廿五日中奥御小性ヨリ 天和二戌(1682)四月廿一日御役料地方直一統御加増 貞享四卯(1687)十一月辭	石川東市正 總氏
11	貞享四卯(1687)十二月十五日御小性組與頭ヨリ 元祿三午(1690)七月三日御書院番頭	青山内記 丹後守 幸能
12	元祿三午(1690)七月三日火消役ヨリ 同六酉九月十五日御書院番頭	太田式部 隱岐守 資良
13	元祿六酉(1693)九月十五日中奥御小性ヨリ 寶永元申(1704)八月七日辭	秋田淡路守 季久
14	寶永元申(1704)八月十一日御持筒頭ヨリ 同年十二月十二日千石御加増 同五子十二月九日千石御加増 正德五未(1715)五月十一日辭	川勝權之助 能登守 隆高〔尚〕
15	正德五未(1715)九月十一日新番頭ヨリ 享保五子(1720)三月廿三日御書院番頭	酒井式部 對馬守 重遠
16	享保五子(1720)三月廿三日火消役ヨリ 同八卯五月廿六日御書院番頭	仙石兵庫 因幡守 久治
17	享保八卯(1723)五月廿六日火消役ヨリ 同十二未六月廿三日西丸御書院番頭	戸田靱負 若狹守 光照
18	享保十二未(1727)六月廿三日小普請組支配ヨリ 同十五戌七月十八日大坂御城代土岐丹後守爲引 渡罷越 同十九寅十一月十一日御書院番頭	瀧川讚岐守 播磨守 元長
19	享保十九寅(1734)十一月十五日小普請組支配ヨリ 同廿卯五月六日辭	福嶋左兵衞 日向守 政親〔正視〕
20	享保廿卯(1735)五月廿八日百人組之頭ヨリ 元文四未(1739)四月十八日御書院番頭	船越五郎左〔右〕衞門 駿河守 景次
21	元文四未(1739)四月十八日中奥御小性ヨリ 延享二丑(1745)五月廿八日御書院番頭	青山備後守 信濃守 幸亮
22	延享二丑(1745)五月廿八日御持弓頭ヨリ 同四卯六月廿八日西丸御書院番頭	水野主膳 越中守 忠榮
23	延享四卯(1747)七月三日百人組之頭ヨリ 寛延二巳(1749)六月尾州御使 同年七月廿三日御書院番頭	水野十兵衞 山城守 忠英
24	寛延二巳(1749)七月廿三日中奥御小性ヨリ 寶暦三酉五月尾州え御使 同年九月朔日御書院番頭	森川下總守 俊因
25	寶暦三酉九月十五日百人組之頭ヨリ 同七丑五月尾州え御使 同年六月十一日御書院番頭	大久保彌十郎 豐後守 忠貞
26	寶暦七丑六月十一日百人組之頭ヨリ 同十一巳正月廿九日辭	小濱民部 伊勢守 季隆
27	寶暦十一巳二月十五日中奥御小性ヨリ 明和元申(1764)九月大坂御城代松平和泉守爲引渡罷越 同二酉十一月八日御書院番頭	石川伊豫守 阿波守 總恒
28	明和二酉(1765)十一月八日西丸御留守居ヨリ 同五子十一月朔日御書院番頭	高井土佐守 直熙
29	明和五子(1768)十一月朔日火消役ヨリ 同八卯三月十二御書院番頭	齋藤左門 伊豆守 三盆
30	明和八卯(1771)三月十二日中奥御小性ヨリ 安永五申(1776)四月日光御供 同年十月十五日西丸御書院番頭	戸田但馬守 光邦
31	安永五申(1776)十月十五日小普請組支配ヨリ 天明元丑(1781)七月大坂御城代爲引渡罷越 同年十二月廿八日西丸御書院番頭	岡野外記 備中守 知曉
32	天明元丑(1781)十二月廿八日小普請組支配ヨリ 同六午閏十月廿一日御書院番頭	白須甲斐守 政雍
33	天明六午(1786)閏十月廿一日火消役ヨリ 同七未正月十七日同役水上美濃守於宅出會之儀 ニ付、同二月廿三日松平玄蕃頭於宅差控、其後 御免 同年八月廿一日辭	内藤外記 安藝守 正範
34	天明七未(1787)八月廿六日小普請組支配ヨリ 同八申六月朔日西丸御書院番頭	長谷川利十郎 丹後守 勝富
35	天明八申(1788)六月朔日小普請組支配ヨリ 寛政三亥(1791)十二月十五日御書院番頭	井上修理 周防守 正乘
36	寛政三亥(1791)十二月十九日小普請組支配ヨリ 同五丑六月四日御書院番頭	勝田安藝守 元忠
37	寛政五丑(1793)六月四日小普請組支配ヨリ 同八辰八月十二日卒	坪内式部 美濃守 定景〔恒〕
38	寛政八辰(1796)九月二日小普請組支配ヨリ 同十午五月朔日紀州え御使 同年十一月廿二日西丸御書院番頭	巨勢六左衞門 日向守 利和
39	寛政十午(1798)十二月八日甲府勤番支配ヨリ 同十二申九月十四日西丸御書院番頭	近藤淡路守 正〔政〕明
40	寛政十二申(1800)九月十四日小普請組支配ヨリ 享和三亥(1803)二月廿一日西丸御書院番頭	山口勘兵衞 和泉守 直良
41	享和三亥(1803)二月廿三日西丸壹番組ヨリ、組替 文化三寅(1806)正月廿五日西丸御書院番頭	水野石見守 貞利
42	文化三寅(1806)二月八日西丸御小性組番頭ヨリ 同年六月十三日卒	柴田丹波守 〔勝房〕
43	文化三寅(1806)七月朔日日光奉行ヨリ 同五辰三月御書院番頭	仙石大和守 久功
44	文化五辰(1808)三月朔日火消役ヨリ 同十二亥五月廿三日大坂御城代爲引渡罷越旨被 仰渡 同十三子十月廿四日御書院番頭	安藤内藏助 出雲守 廣榮
45	文化十三子(1816)十一月十五日西丸壹番ヨリ、組替 同十五寅四月八日西丸御書院番頭	佐藤美濃守 信顯
46	文化十五寅(1818)四月廿八日小普請組支配ヨリ 文政五午(1822)閏正月八日卒	大嶋肥前守 義徳〔優〕
47	文政五午(1822)閏正月廿四日西丸二番ヨリ、組替 同六未八月廿二日来ル酉年日光山御宮御參詣之 節組共御供 同八酉三月十二日御書院番頭	米津内藏頭 田朝
48	文政八酉(1825)三月廿八日新御番頭ヨリ 同十一子九月十日辭	岡部左京 丹波守 盛勝
49	文政十一子(1828)九月廿日新御番頭ヨリ 天保四巳(1833)四月水戸え御使罷越 同年十月八日御書院番頭	岡田勝五郎 伊勢守 善功
50	天保四巳(1833)十月八日西丸御小性組番頭ヨリ 同五午四月十二日御書院番頭	曾我伊豫守 助順
51	天保五午(1834)五月十日甲府勤番支配ヨリ 同七申九月廿日御書院番頭	大久保紀伊守 忠學
52	天保七申(1836)九月廿日小普請組支配ヨリ 同九戌六月朔日大坂御城代爲引渡罷越 同年十一月廿日御書院番頭	久貝甚三郎 因幡守 正典
53	天保九戌(1838)十二月十五日小普請組支配ヨリ 同十三寅三月廿二日來卯四月日光山御宮御參詣 之節組共御供 同年七月十七日於本庄伊勢守宅願之通御役御免	土屋伊賀守 邦直
54	天保十三寅(1842)八月八日清水殿家老ヨリ 同年九月廿九日來卯四月日光山御宮御參詣之節 御供 弘化二巳(1845)二月廿三日辭	本多佐渡守 正收
55	弘化二巳(1845)三月十五日町奉行ヨリ 嘉永四亥(1851)三月廿四日御留守居	跡部能登守 良弼
56	嘉永四亥(1851)四月八日西丸御小性組番頭ヨリ 同年十二月廿一日刑部卿殿家老	土岐信濃守 朝義
57	嘉永四亥(1851)十二月廿八日西丸御小性組番頭ヨリ 同七寅六月廿八日御書院番頭	津田日向守 信義
58	嘉永七寅(1854)閏七月朔日百人組之頭ヨリ 安政四巳(1857)閏五月十八日御書院番頭	久永石見守 章譽
59	安政四巳(1857)五月廿二日百人組之頭ヨリ 同六未十一月朔日尾州え御使 同年十二月廿二日御書院番頭	曾我若狹守 助豫
60	安政六未(1859)十二月廿二日小普請組支配ヨリ 文久二戌(1862)十月廿四日御役御免、勤仕並寄合、時 服五被下	戸川主水 近江守 達〔逵〕本

近江守御役御免後跡役不被仰付、同年十二月
此組被減、御番衆諸組え割入ニ成ル

二番組

元五番 上淺黄下赤

文久二戌年十二月十六日ヨリ一番組

#	任免	姓名
61	寛永十酉(1633)七月廿六日御持頭ヨリ 同十三子三月廿七日御書院番頭	中根大隅守 正成
62	寛永十三子(1636)四月十日御目付ヨリ 正保二酉(1645)閏五月廿七日卒	仙石右近 大和守 久隆
63	正保二酉(1645)六月廿九日御小性組與頭ヨリ 慶安三寅(1650)四月十二日卒	柴田七九郎 筑後守 康久
64	慶安三寅(1650)十一月十九日御書院番與頭ヨリ 明曆二申(1656)七月九日御書院番頭	酒井作右衞門 飛騨守 重之
65	明曆二申(1656)七月九日中奥御小性ヨリ 同四戌六月廿一日御書院番頭	青山内記 丹後守 幸通
66	明曆四戌(1658)六月廿一日御書院番組頭ヨリ 寛文九酉(1669)二月廿二日御書院番頭	土屋兵部少輔 之直
67	寛文九酉(1669)二月廿二日中奥御小性ヨリ 同十一亥十月八日御書院番頭	堀田對馬守 正英
68	寛文十一亥(1671)十月八日御書院番大久保山城守組與 頭ヨリ 延寶四辰(1676)六月三日御書院番頭	荒川出羽守 貞〔定〕昭
69	延寶四辰(1676)六月三日御小性ヨリ兼帶、千俵御加増 同九酉五月廿六日御書院番頭	米津周防守 盛信
70	延寶九酉(1681)五月廿六日御書院番稲葉駿河守組與頭 ヨリ 天和二戌(1682)六月三日御書院番頭	秋元隼人正 時朝
71	天和二戌(1682)六月三日中奥御小性ヨリ 同三亥閏五月九日大御番頭	松平主計頭 昭利
72	天和三亥(1683)閏五月九日御書院番岡部隱岐守與頭 ヨリ 貞享二丑(1685)正月廿二日御書院番頭	前田又兵衞 伊賀守 相摸守 孝矩
73	貞享二丑(1685)正月廿二日火消役ヨリ 元祿二巳(1689)年正月三日組三枝喜兵衞遠嶋之儀ニ付 御役被召放	内藤采女 筑後守 信重
74	元祿二巳(1689)閏正月廿六日御書院番三枝能登守組與 頭ヨリ 同七戌三月廿八日伏見奉行	青山藤右衞門 信濃守 幸讐
75	元祿七戌(1694)四月四日大目付ヨリ 寶永三戌(1706)六月二日卒	小田切土佐守 直利
76	寶永三戌(1706)六月廿八日新番頭ヨリ 同七寅閏八月廿一日御書院番頭	酒井小平次 因幡守 忠隆
77	寶永七寅(1710)閏八月廿一日火消役ヨリ 正德四午(1714)正月廿一日御書院番頭	戸田十郎右衞門 備後守 重利
78	正德四午(1714)正月廿一日寄合ヨリ 享保七寅(1722)五月廿六日御書院番頭	秋元隼人 隼人正 貞朝
79	享保七寅(1722)五月廿六日寄合ヨリ 同九辰十一月十五日御書院番頭	石川民部 丹後守 總周〔因〕
80	享保九辰(1724)十二月十五日百人組之頭ヨリ 同十四酉正月六日卒	近藤宮内 淡路守 政徳
81	享保十四酉(1729)二月二日大目付ヨリ 同十八丑八月七日御書院番頭	松平相摸守 下野守 正常
82	享保十八丑(1733)九月廿四日寄合ヨリ 元文二巳(1737)九月十八日西丸御書院番頭	戸田主水 近江守 定浩
83	元文二巳(1737)十月十日火消役ヨリ 寛保二戌(1742)九月十五日御書院番頭	皆川左京 山城守 庸春
84	寛保二戌(1742)九月十五日火消役ヨリ 延享二丑(1745)九月大御所樣附御小性組新規二組被 仰付、伊賀守組ヨリ御番衆廿五人仙石次兵衞 組ニ成 同三寅三月十五日御書院番頭	曾我主水 伊賀守 助有
85	延享三寅(1746)三月十五日中奥御小性ヨリ 寶暦元未十一月廿八日御書院番頭	阿部周防守 正長
86	寶暦元未十一月廿八日百人組之頭ヨリ 同三酉七月六日辭	諏訪内膳 若狹守 頼一
87	寶暦三酉七月廿一日中奥御小性ヨリ 同七丑正月十五日西丸御書院番頭	武田越前守 信村
88	寶暦七丑正月十五日新番頭ヨリ 同十辰七月廿一日西丸御書院番頭	駒木根大内記 政親
89	寶暦十辰九月十九日小普請組支配ヨリ 同十三未大坂御城代爲引渡罷越候 明和元申(1764)七月朔日御書院番頭	金田主殿 周防守 正峯
90	明和元申(1764)七月朔日小普請組支配ヨリ 同四亥五月尾州え御使 同五子四月十五日西丸御書院番頭	小笠原越中守 長恒
91	明和五子(1768)四月十五日中奥御小性ヨリ 同七寅六月紀州え御使 同八卯三月十二日御書院番頭	永井美濃守 直富
92	明和八卯(1771)三月十二日西丸三番組ヨリ、組替 安永三午(1774)十月廿四日御書院番頭	大岡主水正 忠近
93	安永三午(1774)十月廿八日御作事奉行ヨリ 同五申四月日光御供 同八亥六月尾州え御使 天明元丑(1781)閏五月廿六日御書院番頭	淺野備前守 長充
94	天明元丑(1781)閏五月廿六日中奥御小性ヨリ 同二寅九月廿五日大坂御城代爲引渡罷越候 同三卯十一月八日御書院番頭	大久保玄蕃頭 忠元
95	天明三卯(1783)十一月八日中奥御小性ヨリ 同七未正月十九日西丸御書院番頭	水上美濃守 正相
96	天明七未(1787)正月十九日中奥御小性ヨリ 寛政元酉(1789)十月尾州え御使 同四子十二月廿四日御書院番頭	石川大隅守 正勳
97	寛政四子(1792)十二月廿四日百人組之頭ヨリ 同九巳六月五日西丸御書院番頭	安藤彦四郎 伊豫守 直之
98	寛政九巳(1797)六月五日西丸方二番組ヨリ、組替 同年十二月廿三日御書院番頭	水谷伊勢守 勝政
99	寛政十午(1798)正月十一日甲府勤番支配ヨリ 同十一未三月八日大坂御城代爲引渡罷越 同十一未六月十日御書院番頭	永見伊豫守 爲貞
100	寛政十一未(1799)六月十日中奥御小性ヨリ 享和二戌(1802)五月朔日紀州え御使 同年九月十二日西丸御書院番頭	高木伊勢守 守富
101	早和二戌九月晦日西丸四番組ヨリ、組替 文化二丑(1805)七月十一日卒	阿部志摩守 正章
102	組替 文化二丑(1805)七月廿四日西丸四番組ヨリ、組替 同四卯三月八日西丸御書院番頭	本多因幡守 忠盈
103	文化四卯(1807)三月八日西丸四番組ヨリ、組替 文化五辰(1808)九月十三日辭	瀧川安藝守 利雍
104	文化五辰(1808)九月廿八日小普請組支配ヨリ 同十一戌九月十五日御書院番頭	牧野若狹守 成著
105	文化十一戌(1814)十一月九日西丸四番ヨリ、組替 同十四丑十二月八日御書院番頭	松平美作守 信彌
106	文化十四丑(1817)十二月廿四日百人組之頭ヨリ 文政四巳(1821)八月八日西丸御書院番頭	池田甲斐守 長休
107	文政四巳(1821)八月十五日西丸四番ヨリ、組替 同六未八月廿二日來々酉年日光山御宮御參詣之 節組共御供 文政八酉(1825)三月十二日御書院番頭	松平内匠頭 乘讓
108	文政八酉(1825)二月廿八日浦賀奉行ヨリ 同九戌十二月三日大坂御城代爲引渡罷越候 同十二丑十一月廿四日御書院番頭	小笠原彈正 大和守 彈正少弼 長保
109	文政十二丑(1829)十二月十二日中奥御小性ヨリ 天保五午(1834)四月十二日御書院番頭	石河美濃守 貞大
110	天保五午(1834)五月十日百人組之頭ヨリ 同七申八月四日大納言樣御書院番頭	本多修理 對馬守 忠興
111	天保七申(1836)九月廿日日光奉行ヨリ 同八酉八月廿日御留守居	太田隱岐守 資寧
112	天保八酉(1837)十月八日浦賀奉行ヨリ 同十亥九月十日西丸御書院番頭	秋田兵部 淡路守 季穀
113	天保十亥(1839)十月朔日中奥御小性ヨリ 同十三寅三月廿二日來卯四月日光山御宮御參詣 之節組共御供 同年九月六日西丸御書院番頭	加藤伊勢守 伊豫守 泰彦
114	天保十三寅(1842)九月六日西丸御小性組番頭ヨリ 同月廿九日來卯四月日光山御宮御參詣之節御供 同十五辰五月廿八日西丸御書院番頭	藤掛出羽守 永惠
115	天保十五辰(1844)六月十八日西丸御小性組番頭ヨリ 嘉永元申(1848) 月 日小金原御鹿狩取扱御用 同二酉四月二日紀州え御使 同三戌六月廿八日御書院番頭	坪内伊豆守 定保
116	嘉永三戌(1850)七月廿八日西丸御小性組番頭ヨリ 同六丑三月晦日西丸御書院番頭	大岡豐後守 清謙
117	嘉永六丑(1853)四月廿八日甲府勤番支配ヨリ 同七寅四月七日浦賀奉行	松平伊豫守 信武
118	嘉永七寅(1854)四月廿二日御先手ヨリ 安政三辰(1856)六月廿五日御書院番頭	戸川日向守 伊豆守 安荐
119	安政三辰(1856)六月廿五日西丸御留守居ヨリ 同六未三月九日御勘定奉行	松平對馬守 式部少輔 近詔
120	安政六未(1859)四月廿二日百人組之頭ヨリ 萬延二酉(1861)正月十六日大坂御城代爲引渡被遣旨 文久元酉(1861)七月廿八日御書院番頭	内藤外記 肥後守 正富
121	文久元酉(1861)七月廿八日小普請組支配ヨリ 同二戌二月七日卒	岩瀬内記 伊豫守 氏善
122	文久二戌(1862)三月九日寄合ヨリ、元外國奉行 同年六月五日御勘定奉行	小栗豐後守 忠順
123	文久二戌(1862)六月五日大目付ヨリ 同年八月二日願之通御役御免、隱居被仰付	山口丹波守 直信
124	文久二戌(1862)八月廿四日大目付ヨリ 同年九月十一日來二月御上洛之節御先 同年十一月廿三日大目付勤役中不束之取計有之 御役御免、差控之旨於稲葉兵部少輔宅申渡	駒井山城守 朝温
125	文久二戌(1862)十二月六日外國奉行ヨリ、再役 同月 日來二月御上洛之節御先 同三亥正月廿日御書院番頭	齋藤攝津守 三理
126	文久三亥(1863)正月廿日中奥御小性ヨリ 同年三月十三日京都表え爲御用被浩 同年十月十五日御書院番頭	本多日向守 助眞
127	文久三亥(1863)十月十五日御先手ヨリ 同年十二月三日御上洛御供 元治元子(1864)九月十五日一橋殿家老	高井伊豆守 大和守 道致
128	元治元子(1864)九月十五日御先手ヨリ 慶應元丑(1865)五月御進發御供 同二寅九月組共一同歸府 同年十二月廿一日御役御免、勤仕並寄合	井上壽一郎 志摩守 正武

元三番組

潰組 上白下黒

#	任免	姓名
129	寛永五辰(1628)十月五日若年寄ヨリ、兼帶	三浦志摩守 正次
130	寛永十五寅(1638)十二月廿一日御小性組ヨリ 明曆二申(1656)正月十五日御書院番頭	安藤四郎右衞門 伊賀守 重之
131	明曆二申(1656)正月十五日御書院番組頭ヨリ 同三酉紀州え御使 勢州四日市卒、無子斷絶	松平織部 壹岐守 忠利
132	明曆三酉(1657)七月廿九日御徒頭ヨリ 寛文元丑(1661)十一月十一日御書院番頭	水野權兵衞 周防守 忠増
133	寛文元丑(1661)十一月廿一日寄合ヨリ 同十戌九月十四日御書院番頭	松平監物 忠氏
134	寛文十戌(1670)九月十四日御小性ヨリ 延寶七未(1679)十二月廿九日千俵御加増 天和二戌(1682)四月廿一日御役料地方直一統御加増 同三亥十一月七日御書院番頭	酒井壹岐守 忠辰
135	天和三亥(1683)十一月七日寄合ヨリ 貞享三寅(1686)十一月廿六日御側衆	牧野半右衞門 伊豫守 忠貴
136	貞享三寅(1686)十二月三日御書院番組頭ヨリ 元祿六酉(1693)十二月十八日千俵御加増 同九子四月廿一日御書院番頭	小出茂兵衞 和泉守 宗政
137	元祿九子(1696)六月十一日桐之間番頭ヨリ 同十二卯十二月廿二日千俵御加増 同十四巳十一月廿五日辭	仁木周防守 守興
138	元祿十四巳(1701)十一月廿八日中奥御小性ヨリ 同十五午六月十日御書院番頭	戸田土佐守 忠定
139	元祿十五午(1702)六月廿八日中奥御小性ヨリ 寶永七寅(1710)二月晦日御書院番頭	稻葉紀伊守 正辰
140	寶永七寅(1710)二月晦日寄合ヨリ 正德二辰(1712)九月朔日御書院番頭	石川備中守 總乘
141	正德二辰(1712)九月朔日中奥御小性ヨリ 同四午七月十一日御書院番頭	森川下總守 重國〔俊央〕
142	正德四午(1714)七月十一日火消役ヨリ 享保三戌(1718)八月十八日御役被召放	三枝右近 丹波守 重英〔守〕
143	享保三戌(1718)九月十一日中奥御小性ヨリ 同七寅七月廿八日御書院番頭	酒井日向守 忠記〔紀〕
144	享保七寅(1722)七月廿八日小普請組支配ヨリ 同九辰十一月十五日組共西丸え被爲附 同十巳六月朔日組共西丸御書院番成	酒井大學 豐前守 忠穩

享保十巳年六月朔日豐前守并組頭御番衆迄西
丸御書院番成ル

三番組

元六番 白赤段々

文久二戌年十二月十六日ヨリ二番組

#	任免	姓名
145	寛永十酉(1633)七月廿六日組與頭ヨリ 同十三子三月廿七日御書院番頭	柴田筑後守 康長
146	寛永十三子(1636)四月十日同斷ヨリ 同十九午閏九月五日御書院番頭	大久保源五〔衍〕左衞門 右京亮 〔左馬允〕 忠知
147	寛永十九午(1642)閏九月五日同斷ヨリ 正保三戌(1646)十二月 日卒	松平淡路守 忠直
148	正保四亥(1647)正月十一日御書院番與頭ヨリ 慶安元子(1648)十二月廿七日御書院番頭	山口半〔左〕兵衞 備前守 重恒
149	慶安元子(1648)十月廿七日寄合ヨリ 明曆元未(1655)九月十五日御書院番頭	松平左近大夫 乘眞
150	明曆元未(1655)九月十五日御徒頭ヨリ 寛文元丑(1661)十一月十一日御書院番頭	戸田三郎四郎 相摸守 氏好
151	寛文元丑(1661)十一月十一日御書院番組頭ヨリ 同九酉九月十一日御書院番頭	植村大膳 志摩守 政春
152	寛文九酉(1669)九月十一日御小性組與頭ヨリ 延寶四辰(1676)五月廿五日御書院番頭	柴田七九郎 和泉守 康利
153	延寶四辰(1676)五月廿五日御小性ヨリ 同七未八月十二日御書院番頭	岡部隱岐守 宣政
154	延寶七未(1679)八月十二日御書院番荒川出羽守組與頭 ヨリ 天和二戌(1682)四月廿一日地方直御役料御加増 貞享四卯(1687)五月五日御書院番頭	瀧川若狹守 長門守 利昌
155	貞享四卯(1687)六月十三日御書院番稲葉駿河守組與頭 ヨリ 元祿九子(1696)二月十四日御書院番頭	土屋甲斐守 徳直
156	元祿九子(1696)二月十四日御書院番水野越前守組與頭 ヨリ 寶永五子(1708)正月十一日御書院番頭	永井宮内 美濃守 備前守 直澄
157	寶永五子(1708)正月十一日火消役ヨリ 享保三戌(1718)七月廿九日卒	皆川宮内 山城守 志摩守 廣達
158	享保三戌(1718)九月十一日百人組之頭ヨリ 同九辰六月十九日御書院番頭	高木伊勢守 守興
159	享保九辰(1724)六月十九日御使番・火事場見廻リ兼帶 ヨリ 同十二未三月十五日御書院番頭	阿部出雲守 正介
160	享保十二未(1727)三月十五日御使番・火事場見廻リ兼 帶ヨリ 同十七子三月朔日御書院番頭	阿部大學 志摩守 正府
161	享保十七子(1732)三月朔日小普請組支配ヨリ 元文元辰(1736)十月十五日西丸御書院番頭	青木縫殿助 縫殿頭 直宥
162	元文元辰(1736)十月十九日西丸新番頭ヨリ 同五申九月十日御書院番頭	神尾内記 大和守 元陳
163	元文五申(1740)九月十日火消役ヨリ 処享二丑九月廿日御書院番頭	石川民部 備中守 總爲
164	延享二丑(1745)九月廿日小普請組支配ヨリ 寛延三午(1750)五月卒	内藤十次郎 出雲守 基〔忠〕義
165	寛延三午(1750)六月朔日百人組之頭ヨリ 同四未十月十二日一類植村千吉儀ニ付、板倉佐 渡守於宅御役御免、寄合、差控、	横田甚右衞門 備中守 清松
166	寛延四未(1751)十月廿八日中奥御小性ヨリ 寶暦三酉九月朔日御書院番頭	伊澤播磨守 方貞
167	寶暦三酉九月十五日火消役ヨリ 同九卯正月大坂御城代爲引渡罷越候 同年十月廿一日御書院番頭	秋田内膳 大和守 季通
168	寶暦九卯十月廿一日火消役ヨリ 同十辰十一月九日御書院番頭	藤堂主馬 肥後守 良由
169	寶暦十辰十一月九日新番頭ヨリ 同十三未五月尾州え御使 明和二酉(1765)十一月十五日御書院番頭	松平飛騨守 市正 正方
170	明和二酉(1765)十一月十五日新番頭ヨリ 同五子六月廿六日御書院番頭	北條安房守 氏興
171	明和五子(1768)六月廿六日中奥御小性ヨリ 同八卯七月廿日西丸御書院番頭	水谷出羽守 伊勢守 勝久
172	明和八卯(1771)七月廿日西丸御小性ヨリ 安永四未(1775)六月尾州え御使 同五申四月日光御供、組は小堀下總守代リ 同六酉九月十五日御書院番頭	高井兵部少輔 綽房
173	安永六酉(1777)九月十五日中奥御小性ヨリ 同八亥二月三日卒	戸田兵庫頭 氏紹
174	安永八亥(1779)二月廿日小普請組支配ヨリ 天明元丑(1781)五月廿四日九番組え組替	嶋津式部 山城守 久般
175	天明元丑(1781)五月廿四日九番組ヨリ、組替 同年九月尾州え御使 同三卯四月廿六日御書院番頭	森川下總守 俊清
176	天明三卯(1783)四月廿六日西丸御小性ヨリ 同七未三月朔日御書院番頭	小笠原上總介 政久
177	天明七未(1787)三月朔日大目付ヨリ 同八申六月朔日西丸御書院番頭	岩本内膳正 正利
178	天明八申(1788)六月朔日中奥御小性ヨリ 寛政七卯(1795)三月七日御書院番頭	松平内匠頭 康休
179	寛政七卯(1795)三月七日小普請組支配ヨリ 同八辰九月十日辭	酒井紀伊守 忠聽
180	寛政八辰(1796)九月廿五日日光奉行ヨリ 同十午十二月十日西丸御書院番頭	太田志摩守 資同
181	寛政十午(1798)十二月十日西丸一番組ヨリ、組替 同十二申十月九日大坂御城代爲引渡罷越候 享和元酉(1801)七月廿四日西丸御書院番頭	石河壹岐守 貞通
182	享和元酉(1801)七月廿四日寄合肝煎ヨリ 文化元子(1804)三月廿四日御書院番頭	高井左京 但馬守 常房
183	文化元子(1804)三月廿四日小普請組支配ヨリ 同二丑八月十五日卒	溝口相摸守 直舊
184	文化二丑(1805)八月廿八日西丸一番組ヨリ、組替 同四卯十一月八日西丸御書院番頭	山田讚岐守 利徃
185	文化四卯(1807)十一月廿四日小普請組支配ヨリ 同十酉三月廿四日御書院番頭	戸田大學 丹後守 忠從
186	文化十酉(1813)四月七日甲府勤番支配ヨリ 文政元寅(1818)十一月十二日御書院番頭	曾我伊賀守 助猷
187	文政元寅(1818)十一月廿八日西丸二番組ヨリ、組替 同二卯九月十二日御書院番頭	水野伯耆守 忠良
188	文政二卯(1819)九月廿四日西丸三番組ヨリ、組替 同五午八月十六日卒	久貝遠江守 正滿
189	文政五午(1822)九月十日新御番頭ヨリ 同七申六月廿七日卒	井上志摩守 正直
190	文政七申(1824)七月十七日小普請組支配ヨリ 同八酉六月十一日大坂御城代爲引渡罷越候 同十亥四月九日御書院番頭	駒木根大内記 政曉
191	文政十亥(1827)四月九日西丸御小性頭取ヨリ 同十三寅四月朔日紀州え御使被仰付 天保二卯(1831)二月廿八日御書院番頭	戸田阿波守 氏寧
192	天保二卯(1831)二月廿八日小普請組支配ヨリ 同六未五月九日西丸御書院番頭	小笠原勝三郎 若狹守 信名
193	天保六未(1835)五月九日中奥御小性ヨリ 同八酉年七月十四日御書院番頭	小笠原長門守 長恒〔坦〕
194	天保八酉(1837)八月八日西丸御小性組番頭ヨリ 同十一子六月朔日紀州え御使 同十三寅正月十一日西丸御書院番頭	齋藤内藏頭 三宣
195	天保十三寅(1842)正月十一日百人組之頭ヨリ 同年三月廿二日來卯四月日光山御宮御參詣之節 組共御供 同十五辰五月朔日紀州え御使 弘化三午(1846)八月十七日御書院番頭	室賀兵庫 美作守 正發
196	弘化三午(1846)九月廿四日大目付ヨリ 同四未六月七日辭	酒井安房守 忠誨
197	弘化四未(1847)七月九日百人組之頭ヨリ 嘉永四亥(1851)十一月廿四日御書院番頭	池田甲斐守 長休
198	嘉永四亥(1851)十一月廿四日日光奉行ヨリ 同七寅正月廿八日御書院番頭	一柳出羽守 播磨守 直方
199	嘉永七寅(1854)正月廿八日小普請組支配ヨリ 安政三辰(1856)二月廿日御書院番頭	酒井内藏助 備中守 壹岐守 忠讜
200	安政三辰(1856)三月廿八日甲府勤番支配ヨリ 同五午五月 日卒	大久保豐後守 忠摸
201	安政五午(1858)八月二日百人組之頭ヨリ 同七申三月十五日御書院番頭	松平筑後守 正孝
202	安政七申(1860)三月廿八日寄合ヨリ、元御書院番頭 文久三亥(1863)二月三日病氣ニ付願之通御役御免、 隱居	水野山城守 忠勸
203	文久三亥(1863)三月五日甲府勤番支配ヨリ 元治元子(1864)八月五日御書院番頭	太田筑前守 資順
204	元治元子(1864)八月五日中奥御小性ヨリ 同年 月 日御進發御供 同年十一月十九日松前伊豆守長州表え爲御用罷 越ニ付附添 慶應元丑(1865)五月御進發御供 同年九月十日於大坂御書院番頭	嶋津伊豫守 房肥
205	慶應元丑(1865)九月十日御持頭ヨリ 同二寅九月 日辭	朽木大和守 綱美

右跡役不被仰付、組御番衆奥詰銃隊被仰付候事

元四番組

淺黄

#	任免	姓名
206	元和九亥(1623)十二月十四日若年寄ヨリ、兼帶 寛永十三子(1636)十一月廿日當役兼帶辭	堀田加賀守 正盛
207	寛永十三子(1636)十一月廿日若年寄ヨリ、兼帶 同十五寅十一月兼帶辭	朽木民部少輔 穂綱
208	寛永十五寅(1638)十一月十九日御小性組與頭ヨリ 慶安三寅(1650)十一月十九日御書院番頭	加々爪甲斐守 直澄
209	慶安三寅(1650)十一月十九日御小性組與頭ヨリ 明曆二申(1656)正月十五日御書院番頭	瀧川長門守 利貞
210	明曆二申(1656)正月十五日御書院番組頭ヨリ 萬治二亥(1659)八月廿一日御書院番頭	酒井藏人頭 忠次
211	萬治二亥(1659)八月廿一日御書院番組頭ヨリ 寛文二寅(1662)二月廿二日御側衆	森川七兵衞 下總守 重久〔名〕
212	寛文二寅(1662)三月七日寄合ヨリ 同九酉七月八日御書院番頭	松平縫殿頭 乘次
213	寛文九酉(1669)七月八日御書院番組頭ヨリ 同十一亥正月廿六日御書院番頭	水野主膳 越中守 忠久
214	寛文十一亥(1671)正月廿六日新番頭ヨリ 延寶七未(1679)十二月廿九日千俵御加増 天和二戌(1682)四月廿一日御役料一統御加増 貞享二丑(1685)十一月十六日辭	青山藤右衞門 信濃守 幸重
215	貞享二丑(1685)十二月廿二日寄合ヨリ 元祿三午(1690)正月十一日御書院番頭	松平勘助 下野守 信興
216	元祿三午(1690)正月十一日新番頭ヨリ 同十丑二月廿八日御書院番頭	村越伊豫守 征成
217	元祿十丑(1697)二月廿八日火消役ヨリ 同十二卯二月十五日御書院番頭	松平豐前守 勝就〔以〕
218	元祿十二卯(1699)二月十五日御鑓奉行ヨリ 寶永二酉(1705)五月六日辭	松平與次右衞門 石見守 則采
219	寶永二酉(1705)五月十五日寄合ヨリ 同年十月十五日辭	曲淵市兵衞 軌隆
220	寶永二酉(1705)十月十五日火消役ヨリ 同八卯正月廿九日御書院番頭	井上頼母 讃岐守 正晴
221	寶永八卯(1711)正月廿九日桐之間番頭ヨリ 享保五子(1720)正月廿六日辭	鈴木能登守 直澄
222	享保五子(1720)二月十一日中奥御小性ヨリ 同八卯三月八日御書院番頭	曾我周防守 助元
223	享保八卯(1723)三月廿日中奥御小性ヨリ 同九辰十一月十五日組共西丸附 同十巳六月朔日西丸御書院番成	牧野伊豫守 播磨守 忠列

享保十巳年六月朔日播磨守并組頭御番衆迄西
丸御書院番被仰付

四番組

元八番 中黒上下白

文久二戌年十二月十六日ヨリ三番組

#	任免	姓名
224	慶安三寅(1650)九月三日御書院番與頭ヨリ 明曆二申(1656)十一月五日御書院番頭	〔松平〕 大久保左馬亮 伯耆守 氏信
225	明曆二申(1656)十一月五日寄合ヨリ 萬治三子(1660)十一月十五日御書院番頭	三枝宗四郎 攝津守 守俊
226	萬治三子(1660)十一月廿五日御小性ヨリ 寛文十戌(1670)二月十三日本家相續ニ付御役辭	大久保出羽守 忠朝
227	寛文十戌(1670)三月十三日御書院番與頭ヨリ 延寶二寅(1674)六月 日卒	伊澤主水正 政成
228	延寶二寅(1674)七月三日新御番頭ヨリ 貞享元子(1684)八月廿日卒	大久保彦兵衞 豐前守 忠陰 忠陰〔蔭〕
229	貞享元子(1684)九月七日寄合ヨリ 同四卯六月十三日御書院番頭	仙石右近 大和守 因幡守 久信
230	貞享四卯(1687)六月十三日寄合ヨリ 元祿三午(1690)正月十一日御書院番頭	大久保淡路守 教福
231	元祿三午(1690)正月十一日寄合ヨリ 同六酉五月廿八日御書院番頭	安藤作十郎 出雲守 重昌〔信富〕
232	元祿六酉(1693)五月廿八日寄合ヨリ 同十丑五月十一日御書院番頭	酒井内記 壹岐守 忠興〔與〕
233	元祿十丑(1697)六月十日火消役ヨリ 同十二卯十月六日御書院番頭	酒井伊勢守 忠隆〔英〕
234	元祿十二卯(1699)十月六日御小性組與頭ヨリ 同十四巳十二月 日卒	戸田七内 伊豆守 政要〔倚〕
235	元祿十四巳(1701)十二月十五日寄合ヨリ 同十六未二月十日御書院番頭	三枝土佐守 攝津守 守相
236	元祿十六未(1703)二月十日御書院番組頭ヨリ 寶永七寅(1710)九月廿一日御書院番頭	松平源藏 壹岐守 乘好〔好乘〕
237	寶永七寅(1710)九月廿一日五百石御加増、新番頭ヨリ 享保二酉(1717)六月十五日卒	松平甚三郎 伊勢守 隆秋〔欽〕
238	享保二酉(1717)八月十五日百人組之頭ヨリ 同五子七月十一日御書院番頭	諏訪若狹守 頼秋
239	享保五子(1720)七月廿一日百人組之頭ヨリ 同八卯三月八日御書院番頭	溝口式部 攝津守 直道
240	享保八卯(1723)三月廿一日小普請組支配ヨリ 同十三申七月朔日御書院番頭	金田周防守 正明
241	享保十三申(1728)七月朔日御使番・火事場見廻兼帶 ヨリ 同十五戌三月廿七日稻葉玄蕃家督相續ニ付御 役辭	稻葉式部 越中守 正信〔親〕
242	享保十五戌(1730)四月十五日中奥御小性ヨリ 同十九寅十一月十日御書院番頭	青山丹後守 幸賈
243	享保十九寅(1734)十一月十日火消役ヨリ 元文二巳(1737)十一月廿一日御書院番頭	戸田藤五郎 備後守 種辰
244	元文二巳(1737)十一月廿一日中奥御小性ヨリ 同四未七月八日卒	松平豐前守 政春
245	元文四未(1739)七月十九日御目付ヨリ 延享三寅(1746)九月四日西丸御書院番頭	大岡右近 土佐守 忠征
246	延享三寅(1746)九月四日中奥御小性ヨリ 同五辰二月十四日卒	阿部出雲守 正得〔儔〕
247	延享五辰(1748)二月廿五日西丸御留守居ヨリ 寶暦二申六月大坂御城代爲引渡罷越候 同三酉三月十五日御留守居	市川出雲守 清義〔熙〕
248	寶暦三酉三月十五日小普請組支配ヨリ 同六子二月十一日御書院番頭	本多大學 日向守 紀智
249	寶暦六子二月十一日小普請組支配ヨリ 同九卯正月水戸御え使 同十辰二月九日卒	曾根玄蕃頭 長友
250	寶暦十辰二月廿八日火消役ヨリ 同十二午十二月十五日水野内膳正と組替、西丸 一番組成	柴田七九郎 丹後守 康平
251	寶暦十二午十二月十五日七番組ヨリ、組替 明和元申(1764)十月廿八日御書院番頭	水野内膳正 忠徹
252	明和元申(1764)十月廿八日中奥御小性ヨリ 同四亥四月十八日御書院番頭	杉浦出雲守 正勝
253	明和四亥(1767)四月十八日中奥御小性ヨリ 同七寅正月大坂御城代爲引渡罷越候 同年四月十二日御書院番頭	土屋丹後守 應直
254	明和七寅(1770)四月十二日中奥御小性ヨリ 同九辰六月卒	大久保淡路守 教純
255	明和九辰(1772)七月八日小普請組支配ヨリ 安永三午(1774)二月七日辭	井上修理 志摩守 正延
256	安永三午(1774)二月十一日百人組之頭ヨリ 同五申三月九日辭	松平多膳 市正 忠庸
257	安永五申(1776)三月廿日西丸二番組ヨリ、組替 同七戌四月大坂御城代爲引渡罷越候 同九子十一月十五日御書院番頭	大久保能登守 教知〔和〕
258	安永九子(1780)十一月十五日百人組之頭ヨリ 天明元丑(1781)八月十日辭	内藤十次郎 出雲守 忠見
259	天明元丑(1781)八月廿日小普請組支配ヨリ 同四辰五月大坂御城代爲引渡罷越候 同年十月廿日御書院番頭	松平志摩守 乘展
260	天明四辰(1784)十月廿日小普請組支配ヨリ 同七未正月十七日同役水上美濃守於宅出會之儀 ニ付、同二月廿三日松平玄蕃頭於宅御叱、差控、 其後御免、 同年八月十八日辭	能勢筑前守 頼直
261	天明七未(1787)八月廿六日小普請組支配ヨリ 同八申六月廿六日御書院番頭	中坊金藏 近江守 秀看
262	天明八申(1788)六月廿六日大目付ヨリ 寛政三亥(1791)五月廿四日御書院番頭	戸川山城守 達〔逵〕和
263	寛政三亥(1791)五月廿四日大目付ヨリ 同九巳四月十二日西丸御書院番頭	山田肥後守 利壽
264	寛政九巳(1797)四月十二日百人組之頭ヨリ 同十一未二月廿六日卒	松平小十郎 筑後守 定胤
265	寛政十一末三月十一日西丸一番組ヨリ、組替 享和元酉(1801)十二月廿七日西丸御書院番頭	佐野肥前守 義行
266	享和元酉(1801)十二月廿七日西丸一番組ヨリ、組替 文化二丑(1805)四月十二日西丸御書院番頭	秋元隼人正 保朝
267	文化二丑(1805)四月十二日小普請組支配ヨリ 同三寅十月大坂御城代爲引渡罷越候 文化四卯(1807)七月廿四日西丸御書院番頭	小笠原若狹守 信成
268	文化四卯(1807)八月八日西丸一番組ヨリ、組替 同七午七月十二日御書院番頭	松平長門守 忠寧
269	文化七午(1810)七月十二日小普請組支配ヨリ 同九申九月廿七日卒	蒔田權佐 備中守 貞〔定〕祥
270	文化九申(1812)十月十五日甲府勤番支配ヨリ 同十五寅二月十九日御書院番頭	八木丹波守 補矩
271	文化十五寅(1818)二月十九日小普請組支配ヨリ 文政五午(1822)七月十六日大坂御城代爲引渡罷越候 同六未六月十七日西丸御書院番頭	近藤左京 河内守 石見守 政風
272	文政六未(1823)六月廿四日百人組之頭ヨリ 同八酉五月廿一日大坂御城代爲引渡罷越候 同年六月八日西丸御書院番頭	大久保采女 肥前守 教富
273	文政八酉(1825)六月廿四日西丸一番組ヨリ、組替 同十亥十月十二日御書院番頭	溝口備後守 直道
274	文政十亥(1827)十一月朔日西丸一番組ヨリ、組替 天保二卯(1831)六月二日大坂御城代爲引渡罷越候 同三辰正月十一日御書院番頭	戸田備中守 光大
275	天保三辰(1832)正月廿八日西丸三番組ヨリ、組替 同四巳八月七日辭	本多大隅守 政升
276	天保四巳(1833)八月廿四日小普請組支配ヨリ 同七申三月十五日御書院番頭	高井左京 但馬守 式房
277	天保七申(1836)四月廿四日百人組之頭ヨリ 同年十一月十六日辭	神保磯三郎 茂宣
278	天保七申(1836)十二月廿日百人組之頭ヨリ 同十亥十二月六日御書院番頭	朽木彌市郎 周防守 綱常
279	天保十亥(1839)十二月十五日百人組之頭ヨリ 同十三寅三月廿二日來卯四月日光山御宮御參詣 之節組共御供 同十四卯閏九月廿八日御書院番頭	近藤石見守 致用
280	天保十四卯(1843)閏九月廿八日下田奉行ヨリ 弘化二巳(1845)正月 日大坂御城代爲引渡罷越 同五申二月廿四日御書院番頭	小笠原加賀守 長穀
281	弘化五申(1848)二月廿四日西丸御小性組番頭ヨリ 嘉永五子(1852)八月十日御書院番頭	津田美濃守 正人
282	嘉永五子(1852)九月廿日西丸御小性組番頭ヨリ 同六丑十二月廿七日辭	米倉能登守 昌侃
283	嘉永七寅(1854)正月廿二日小普請組支配ヨリ 安政三辰(1856)二月廿日御書院番頭	松平美作守 信庸
284	安政三辰(1856)三月十五日小普請組支配ヨリ 同六未七月八日外國奉行	新見豐前守 正興
285	安政六未(1859)九月十日甲府勤番支配ヨリ 文久二戌(1862)八月廿五日外國奉行	齋藤美作守 攝津守 三理
286	文久二戌(1862)閏八月廿五日町奉行ヨリ 同年九月十一日來二月御上洛之節御供 同年十一月廿三日御目付勤役中不束之儀有之御 役御免、差控之旨於稲葉兵部少輔宅申渡	黒川備中守 盛泰
287	文久二戌(1862)十二月十一日御作事奉行ヨリ 同月十四日御上洛之節御供 同三亥正月廿日御書院番頭	有馬帶刀 出雲守 則篤
288	文久三亥(1863)正月廿日御目付ヨリ、同日御上洛御供 同年八月十三日御書院番頭	八木多三郎 但馬守 補職
289	文久三亥(1863)八月十三日小普請組支配ヨリ 同月十九日海陸御備向懸リ 同年十一月十一日御上洛御供 元治元子(1864)年五月十三日京都御所向御警衞被仰付 元治元子(1864)七月六日御小性組番頭席大目付	根岸肥前守 衞奮
290	元治元子(1864)七月十二日新番頭ヨリ 慶應二寅(1866)十二月廿一日御役御免、勤仕並寄合	岡部日向守 長保

五番組

元九番 白黒染分ケ

文久二戌年十二月十六日ヨリ四番組

#	任免	姓名
291	慶安三寅(1650)九月朔日御小性ヨリ 寛文四辰(1664)六月二千石御加増 延寶五巳(1677)五月十九日辭	本多土佐守 忠隆
292	延寶五巳(1677)六月四日火消役ヨリ 同七未八月十二日御書院番頭	池田帶刀 長政
293	延寶七未(1679)八月十二日寄合ヨリ 同九酉七月六日御書院番頭	森川攝津守 重高
294	延寶九酉(1681)七月六日中奥御小性ヨリ 天和二戌(1682)四月廿二日御役料地方直御加増 貞享二丑(1685)十月三日御書院番頭	阿部七三郎 志摩守 正貞
295	貞享二丑(1685)十月三日寄合ヨリ、千石御加増 同五辰五月三日御書院番頭	高力伊豫守 忠弘
296	貞享五辰(1688)五月三日寄合ヨリ 元祿十丑(1697)八月廿八日御書院番頭	新庄大學 土佐守 直竪〔賢〕
297	元祿十丑(1697)八月廿八日中奥御小性ヨリ 寶永四亥(1707)五月廿八日御書院番頭	北條對馬守 右近大夫 氏澄
298	寶永四亥(1707)五月廿八日御目付ヨリ 享保四亥(1719)正月十一日御書院番頭	戸田七内 肥前守 政峰
299	享保四亥(1719)正月十一日大目付ヨリ 同九辰正月十一日御留守居	仙石丹波守 久尚
300	享保九辰(1724)正月十一日小普請組支配ヨリ 同十一午二月安藤對馬守依願養子被仰付、御 役辭	安藤主膳 大和守 忠〔信〕周
301	享保十一午(1726)二月廿八日中奥御小性ヨリ 同十三申九月廿八日御書院番頭	水谷出羽守 勝英
302	享保十三申(1728)九月廿八日小普請組支配ヨリ 同十六亥二月五日御留守居	松平阿波守 康納
303	享保十六亥(1731)二月五日西丸新番頭ヨリ 同廿一辰二月十五日御書院番頭	水野源右衞門 丹波守 分賢〔質〕
304	享保廿一辰(1736)二月十五日百人組之頭ヨリ 元文五申(1740)八月四日御書院番頭	松平采女正 忠盈
305	元文五申(1740)八月四日御普請奉行ヨリ 寛保三亥(1743)六月十二日御書院番頭	松平日向守 勘敬
306	寛保三亥(1743)六月十二日小普請組支配ヨリ 延享五辰(1748)正月廿八日御書院番頭	阿部伊織 伯耆守 出羽守 正甫
307	延享五辰(1748)正月廿八日中奥御小性ヨリ 寶暦二申五月紀州え御使 同年十二月十六日御書院番頭	花房近江守 盛〔職〕朝
308	寶暦二申十二月十六日百人組之頭ヨリ 同五亥八月十五日御書院番頭	齋藤左門 攝津守 三安
309	寶暦五亥八月十五日百人組之頭ヨリ 同八寅九月六日卒	秋山十右衞門 安房守 正苗
310	寶暦八寅九月十五日火消役ヨリ 同十辰大坂御城代爲引渡罷越候 同十三未七月九日御書院番頭	酒井主殿 伊豫守 忠順
311	寶暦十三未七月九日百人組之頭ヨリ 明和元申(1764)閏十二月水戸え御使 同三戌五月十五日御書院番頭	神保兵庫 備前守 茂清
312	明和三戌(1766)五月十五日百人組之頭ヨリ 同五子十一月十六日御書院番頭	米津小大夫 大和守 田恒
313	明和五子(1768)十一月十一日新御番頭ヨリ、奥兼帶 同六丑十月十七日御側衆	津田日向守 信之
314	明和六丑(1769)十一月八日中奥御小性ヨリ 同八卯十月廿六日卒	蒔田伊勢守 定安
315	明和八卯(1771)十一月朔日西丸四番組ヨリ、組替 安永四末閏十二月四日西丸御書院番頭	酒井對馬守 忠美
316	安永四未(1775)閏十二月四日中奥御小性ヨリ 同五申四月日光御供 天明元丑(1781)閏五月廿八日御書院番頭	小堀河内守 政弘
317	天明元丑(1781)六月八日小普請組支配ヨリ 同六午十月廿日辭	仙石彌兵衞 壹岐守 久當
318	天明六午(1786)閏十月九日中奥御小性ヨリ 同七未八月十五日大坂御城代爲引渡罷越候 同年十月二日西丸御書院番頭	岡部甲斐守 長貴
319	天明七未(1787)十月二日新番頭ヨリ 寛政元酉(1789)二月十五日御書院番頭	秋元一學 隼人正 壹岐守 茂朝
320	寛政元酉(1789)二月十五日小普請組支配ヨリ 同三亥五月廿四日御書院番頭	妻木佐渡守 頼榮
321	寛政三亥(1791)五月廿四日小普請組支配ヨリ 同六寅七月十六日御書院番頭	高木筑後守 正弼〔鼎〕
322	寛政六寅(1794)七月十六日小普請組支配ヨリ 同九巳十月四日西丸御書院番頭	菅沼大膳 伊賀守 定候
323	寛政九巳(1797)十月四日西丸二番組ヨリ、組替 同十午十二月十六日大坂御城代爲引渡罷越候 同十一未四月十六日辭	久世丹後守 廣民
324	寛政十一未(1799)五月六日西丸四番組ヨリ、組替 同十二申九月廿日卒	南部肥前守 信喜
325	寛政十二申(1800)十一月朔日西丸一番組ヨリ、組替 享和四子(1804)二月三日大坂御城代爲引渡罷越候 文化元子(1804)八月五日御書院番頭	津田山城守 信久
326	文化元子(1804)八月五日西丸三番組ヨリ、組替 同三寅六月十四日西丸御書院番頭	戸田出羽守 光弘
327	文化三寅(1806)六月廿四日小普請組支配ヨリ 同六巳三月十二日西丸御書院番頭	柴田七九郎 河内守 康郡〔福〕
328	文化六巳(1809)三月十九日西丸三番組ヨリ、組替 同八末八月七日辭	富田甲斐守 知良
329	文化八未(1811)八月廿日百人組之頭ヨリ 同十三子十一月十五日西丸御書院番頭	松平豐前守 康盛
330	文化十三子(1816)十一月廿四日新番頭ヨリ 文政元寅(1818)十一月紀州え御使 同三辰四月廿四日御書院番頭	小堀下總守 政共
331	文政三辰(1820)五月十五日西丸二番組ヨリ、組替 同四巳九月十日卒	石川大隅守 正邦
332	文政四巳(1821)九月晦日百人組之頭ヨリ 同六未八月廿二日來々酉年日光山御宮御參詣之 節組共御供 同八酉五月朔日紀州え御使 同年十月廿四日御書院番頭	松平信濃守 忠徳
333	文政八酉(1825)十一月廿四日小普請支配ヨリ 同十一子十二月大坂御城代爲引渡罷越候 天保二卯(1831)正月十九日御側衆	大久保上野介 忠誨
334	天保二卯(1831)二月八日百人組之頭ヨリ 同五午八月大坂御城代爲引渡罷越候 同六末六月十五日西丸御書院番頭	花房志摩守 正興
335	天保六未(1835)七月十二日百人組之頭ヨリ 同八酉八月大坂御城代爲引渡罷越 同九戌七月十九日西丸御書院番頭	石川大隅守 正保
336	天保九戌(1838)十一月朔日右大將樣御小性組番頭ヨリ 同十一子十一月八日大坂御城代爲引渡罷越 同十二丑七月朔日御側御用御取次	杉浦出雲守 正義
337	天保十二丑(1841)七月廿日西丸御小性組番頭ヨリ 同十四卯二月十六日當四月日光山御宮御參詣之 節御供、近藤石見守代リ 同十五寅三月廿八日御書院番頭	關播磨守 盛泰
338	天保十五辰(1844)四月十五日西丸御小性組番頭ヨリ 弘化四未(1847)十一月十一日小金御鹿狩御用 嘉永元申(1848)十一月二日大坂御城代爲引渡罷越 嘉永二酉(1849)十二月廿四日御書院番頭	近藤遠江守 是用
339	嘉永二酉(1849)十二月廿四日西丸御小性組番頭ヨリ 同五子八月十日御書院番頭	花房志摩守 正理
340	嘉永五子(1852)九月廿日西丸御小性組番頭ヨリ 同七寅閏七月八日卒	牧野筑後守 忠直
341	嘉永七寅(1854)八月九日小普請組支配ヨリ 安政四巳(1857)八月九日御書院番頭	徳永伊豫守 昌賢
342	安政四巳(1857)九月十五日新番頭ヨリ 同七申三月十五日御書院番頭	土屋兵部 備前守 州直
343	安政七申(1860)三月廿八日小普請組支配ヨリ 文久二戌(1862)九月十一日來二月御上洛ノ節御供 同年十月十日御書院番頭	小笠原順三郎 志摩守 政民
344	文久二戌(1862)十月十日小普請組支配ヨリ 同月 日來二月御上洛ノ節御供 同三亥七月十二日御書院番頭	松浦彈正 越前守 哲〔啓〕
345	文久三亥(1863)七月十二日御目付ヨリ 元治元子(1864)八月十三日御書院番頭	松平甲次郎 駿河守 乘樸
346	元治元子(1864)八月十三日小普請組支配ヨリ 同月十四日長州御征伐御供 慶應元丑(1865)五月御進發御供 同年十月十六日於京都大目付	室賀伊豫守 正容
347	慶應元丑(1865)十一月 日御籏奉行ヨリ 同二寅二月二日於大坂御役御免	齋藤佐渡守 伊豆守 利時
348	慶應二寅(1866)二月二日御槍奉行ヨリ 同年三月八日辭	花房近江守 職補
349	慶應二寅(1866)三月九日御持頭ヨリ 同年九月組一同銃隊奥詰被仰付、同月組頭一同 歸府 同年十二月廿一日御役御免、勤仕並寄合	松平侶之丞 石見守 勝雅

六番組

元十番 白地

文久二戌年十二月十六日ヨリ五番組

#	任免	姓名
350	慶安三寅(1650)九月朔日御書院番組頭ヨリ 承應三午(1654)七月三日御書院番頭	渡邊半之允 丹後守 吉綱
351	承應三午(1654)七月三日寄合ヨリ 明曆四戌(1658)三月廿一日御書院番頭	米津内藏助 出雲守 田盛
352	明曆四戌(1658)三月廿一日御徒頭ヨリ 天和二戌(1682)四月廿一日御役料地方直一統御加増 貞享四卯(1687)六月七日辭	大草主膳正 高盛
353	貞享四卯(1687)六月十三日寄合ヨリ 元祿十丑(1697)八月廿八日御書院番頭	阿部兵庫 越中守 正房
354	元祿十丑(1697)八月廿八日新番頭ヨリ 同十六未六月十八日御役被召放	牧野半三郎 内匠頭 嘉成
355	元祿十六未(1703)六月廿八日新番頭ヨリ 寶永四亥(1707)七月廿五日御書院番頭	伊澤吉兵衞 播磨守 政〔正〕久
356	寶永四亥(1707)七月廿五日御鑓奉行ヨリ 同五子十二月九日千石御加増 同六丑九月十五日卒	名苗改織田 柘植五大夫 隱岐守 正信
357	寶永六丑(1709)九月晦日火消役ヨリ 正德三巳(1713)二月廿九日御書院番頭	土井主水 豐前守 利昆〔良〕
358	正德三巳(1713)二月廿九日日光奉行ヨリ 享保四亥(1719)八月十九日御書院番頭	稻葉下野守 正冬〔直〕
359	享保四亥(1719)八月十九日新番頭ヨリ 同九辰五月十五日御書院番頭	仁木甚兵衞 周防守 守豐
360	享保九辰(1724)九月十九日御使番・火事場見廻リ兼群 ヨリ 同十一午正月十一日御側衆	土屋兵部少輔 秀直
361	享保十一午(1726)正月十一日奥兼帶新番頭ヨリ、貳千 四百石御加増、三千石高被成下、奥兼帶 同十七子二月五日御側衆	澁谷隱岐守 良信
362	享保十七子(1732)二月五日斷ヨリ、奥兼帶 同廿卯十月廿二日御側衆	小笠原石見守 政登
363	享保廿卯(1735)十月廿三日御使番ヨリ 元文二巳(1737)七月十九日御書院番頭	嶋津式部 山城守 久府
364	元文二巳(1737)七月十九日御使番ヨリ 同年閏十一月十八日組中半分召連西丸被爲附、 組中半分御本丸え、殘西丸三番組組替	中根宮内 大隅守 正直
365	元文二巳(1737)閏十一月十八日新番頭ヨリ 延享二丑(1745)九月朔日御本丸西丸御移替ニ付、組中 半分右兵衞尉大御所樣え召連、組中半分殘、久 世三四郎組成	佐野右兵衞尉 茂承
366	延享二丑(1745)九月朔日百人組之頭ヨリ 同四卯年大坂御城代爲引渡罷越 寛延元辰(1748)閏十月朔日御書院番頭	久世三四郎 長門守 廣寛
367	寛延元辰(1748)閏十月朔日御小性組番頭格奥勤ヨリ、 千四百石御加増、奥兼帶 同四未四月十八日御側衆	田沼主殿頭 意次
368	寛延四未(1751)七月十八日火消役ヨリ 寶暦三酉七月五日御書院番頭	朽木主膳 和泉守 紀綱
369	寶暦三酉七月十五日中奥御小性ヨリ 同六子七月大坂御城代爲引渡罷越 同年十一月十五日御書院番頭	稻葉紀伊守 正邑
370	寶暦六子十一月十五日中奥御小性ヨリ 同九卯閏七月十五日御書院番頭	岡部丹波守 經盛
371	寶暦九卯閏七月十五日御小納戸頭取格ヨリ 同十辰四月朔日御側衆	小笠原上總介 政方
372	寶暦十辰四月廿六日新番頭ヨリ 同十一巳五月尾州え御使 同十四申五月廿六日卒	小堀主税 山城守 政辰
373	寶暦十四申六月十一日中奥御小性ヨリ 明和三戌(1766)五月紀州え御使 同年十月十日御書院番頭	本多備後守 忠弘
374	明和三戌(1766)十月十日火消役ヨリ 同六丑五月廿日御書院番頭	西郷齋宮 出羽守 員總
375	明和六丑(1769)五月廿日中奥御小性ヨリ 同八卯六月尾州え御使 同年十月十二日御書院番頭	太田駿河守 資倍
376	明和八卯(1771)十月十二日火消役ヨリ 安永五申(1776)二月廿日西丸御書院番頭	小堀式部 下總守 政孝
377	安永五申(1776)二月廿日中奥御小性ヨリ 同年八月紀州え御使 天明二寅(1782)十月廿六日御書院番頭	水野河内守 忠敞
378	天明二寅(1782)十月廿六日火消役ヨリ 同四辰八月三日卒	上田彌右衞門 長門守 義篤
379	天明四辰(1784)八月十二日中奥御小性ヨリ 同七未三月朔日御書院番頭	藤堂肥後守 良峰
380	天明七未(1787)三月朔日百人組之頭ヨリ 寛政二戌(1790)十一月紀州え御使 同五丑八月廿一日御書院番頭	諏訪内膳 若狹守 頼伊
381	寛政五丑(1793)八月廿一日小普請支配ヨリ 同六寅七月十六日御書院番頭	淺野隼人 壹岐守 長致
382	寛政六寅(1794)七月十六日寄合肝煎ヨリ 同九巳九月十六日西丸御書院番頭	松平大炊助 信濃守 忠明
383	寛政九巳(1797)九月十六日西丸三番組ヨリ、組替 同十午九月廿日西丸御書院番頭	淺野佐渡守 長富
384	寛政十午(1798)九月廿日寄合肝煎ヨリ 同十一未十二月廿六日御書院番頭	永井左門 大和守 直諒
385	寛政十一未(1799)十二月廿六日寄合肝煎ヨリ 享和二戌(1802)十一月二日大坂御城代爲引渡罷越 同三亥七月朔日御書院番頭	本多帶刀 大隅守 政房
386	享和三亥(1803)七月朔日小普請組支配ヨリ 文化三寅(1806)五月紀州え御使 同年十一月十九日御書院番頭	室賀壹岐守 正頼
387	文化三寅(1806)十一月十九日寄合肝煎ヨリ 同四卯十月十六日辭	室賀兵庫 信濃守 正綱〔繩〕
388	文化四卯(1807)十月廿四日新番頭ヨリ 同七午七月十日大坂御城代爲引渡罷越 文化十酉(1813)二月廿四日御書院番頭	水野監物 遠江守 信成〔忠晋〕
389	文化十酉(1813)二月廿四日新番頭ヨリ 同年四月十九日卒	土屋丹後守 業直
390	文化十酉(1813)五月十二日西丸三番ヨリ、組替 同十四丑八月三日御書院番頭	久永相摸守 常〔章〕香
391	文化十四丑(1817)八月廿四日小普請組支配ヨリ 文政二卯(1819)年四月尾州え御使 文政三辰(1820)十一月廿四日御書院番頭	諏訪隼人 備前守 頼存
392	文政三辰(1820)十二月十二日西丸一番ヨリ、組替 同六未二月尾州え御使 同年八月廿二日來々酉年日光山御宮御參詣之節 組共御供 同七申八月廿日御書院番頭	堀田伊勢守 一知
393	文政七申(1824)八月廿日百人組之頭ヨリ 同九戌十一月十二日西丸御書院番頭	松平但馬守 忠侃
394	文政九戌(1826)十一月十二日兵部卿殿家老ヨリ 同十一子正月晦日卒	溝口筑前守 勝雄
395	文政十一子(1828)二月廿六日小普請組支配ヨリ 天保三辰(1832)四月八日御書院番頭	石川宮内 伊豫守 總武〔登〕
396	天保三辰(1832)四月八日中奥御小性ヨリ 同六未正月廿四日御書院番頭	森川下總守 俊朝
397	天保六未(1835)六月八日小普請組支配ヨリ 同八酉三月八日西丸御書院番頭	高力丹後〔波〕守 直行
398	天保八酉(1837)四月朔日日光奉行ヨリ 同十二丑八月 西丸御書院番頭	逸見甲斐守 長道
399	天保十二丑(1841)八月晦日西丸御小性組番頭ヨリ 同十四卯二月朔日御書院番頭格浦賀奉行	遠山安藝守 景高
400	天保十四卯(1843)二月廿四日百人組之頭ヨリ 同十五辰九月十五日御書院番頭格浦賀奉行	大久保彦八郎 因幡守 忠豐
401	天保十五辰(1844)十二月三日百人組之頭ヨリ 嘉永三戌(1850)九月七日大坂御城代爲引渡被遣旨 同四亥四月八日御書院番頭	土岐下野守 豐前守 朝昌
402	嘉永四亥(1851)四月八日西丸御小性組番頭ヨリ 同六丑四月朔日尾州え御使 同七寅正月廿二日御書院番頭	溝口讚岐守 直清
403	嘉永七寅(1854)正月廿二日小普請組支配ヨリ、再役 安政三辰(1856)二月廿日御書院番頭	土屋佐渡守 邦直
404	安政三辰(1856)三月十五日寄合ヨリ、再役 同六未二月廿四日外國奉行	酒井對馬守 隱岐守 忠行
405	安政六未(1859)四月廿二日小普請組支配ヨリ 萬延二酉(1861)正月廿七日辭	仙石右近 因幡守 河内守 久祗
406	萬延二酉(1861)二月十五日新番頭ヨリ 文久二戌(1862)七月四日御役御免、勤仕並寄合、時服 五被下	大久保甚右衞門 駿河守 忠行
407	文久二戌(1862)八月廿四日小普請組支配ヨリ 同三亥七月十日御書院番頭	柴田能登守 勝全
408	文久三亥(1863)七月十日新番頭ヨリ 同年十一月十一日御上洛御供 元治元子(1864)五月三日京都御所向御警衞被仰付 元治元子(1864)九月廿御書院番頭	水野伊勢守 忠全
409	元治元子(1864)九月廿日御鑓奉行ヨリ 慶應元丑(1865)五月御進發御供 同二寅九月組一同銃隊奥詰被仰付、同月組頭 同歸府 同年十一月九日御役御免、勤仕並寄合	酒井録四郎 安房守 忠恕

右跡役不被仰付候事

七番組

元二番 當西丸一番 紫地

嘉永六丑年九月廿七日ヨリ御本丸七番組
文久二戌年十二月十六日ヨリ六番組

#	任免	姓名
410	元和九亥(1623)十二月十四日若年寄兼帶	御籏本執事 阿部豐後守 忠秋
411	寛永十二亥(1635)十一月廿九日同斷 同十五寅 月 御奏者	酒井備後守 忠朝
412	寛永十五寅(1638)十二月五日御徒頭ヨリ、奥兼帶 同十六卯 月 千石御加増 慶安四卯(1651) 月 日御近習出頭衆	齋藤攝津守 三友
413	承應四末二月十八日御徒頭ヨリ 萬治二子(1659?)十一月廿二日京都町奉行	小出越中守 尹貞
414	萬治二子(1659?)十一月廿五日御守ヨリ、奥兼帶 寛文二寅(1662)年二千俵御加増 同七未正月廿五日御側衆	松平因幡守 信興
415	寛文七未(1667)正月廿五日御小性ヨリ 同十二子二月十八日辭	松平内記 備中守 伊保
416	寛文十二子(1672)二月廿一日御小性ヨリ 同十三丑二月四日閉門、同七月御免 天和二戌(1682)四月廿一日御役料一統御加増 貞享二丑(1685)七月廿二日御書院番頭	内藤上野介 正勝
417	貞享二丑(1685)七月廿二日千石御加増、新番頭ヨリ 元祿五申(1692)四月十四日御書院番頭	水野源右衞門 越前守 重昌〔矩〕
418	元祿五申(1692)四月十四日中奥御小性ヨリ 同十二卯正月十一日御書院番頭	大久保帶刀 長門守 教房〔寛〕
419	元祿十二卯(1699)正月十一日中奥御小性ヨリ 同十五午七月十九日辭	小笠原長門守 重直〔長定〕
420	元祿十五午(1702)七月廿八日中奥御小性ヨリ 同十六未十一月十三日御書院番頭	宇津出雲守 教成〔信〕
421	元祿十六未(1703)十一月十三日新番頭ヨリ 同十二月廿五日千石御加増 寶永五子(1708)十二月九日千石御加増 同七寅正月廿五日辭	内藤十兵衞 越前守 正興
422	寶永七寅(1710)正月廿六日中奥御小性ヨリ 享保二酉(1717)十二月九日辭	朽木土佐守 植元〔治〕
423	享保三戌(1718)正月十一日中奥御小性ヨリ 同七寅二月七日御書院番頭	松平内匠頭 乘園〔興〕
424	享保七寅(1722)二月七日中奥御小性ヨリ 同十一午正月十一日西丸御書院番頭	藤堂伊豫守 伊豆守 良僕〔端〕
425	享保十一午(1726)正月十一日御使番・火事場見廻リヨリ 同十五戌六月廿八日御書院番頭	大久保彦兵衞 豐前守 正〔忠〕副
426	享保十五戌(1730)六月廿八日火消役ヨリ 同十九寅十一月十日西丸御書院番頭	三浦玄蕃 肥後守 楷次
427	享保十九寅(1734)十一月十日新番頭ヨリ 元文二巳(1737)十一月十八日西丸御小性組新規四組被 仰付、組中半分攝津守組え、殘半分は新規松平 權之助組ニ成 同四未四月朔日御書院番頭	高力平八郎 攝津守 長行
428	元文四未(1739)四月朔日小普請組支配ヨリ 延享二丑(1745)九月朔日組共大納言樣え被爲附 同三寅四月朔日御留守居	丹羽五左衞門 近江守 長道
429	延享三寅(1746)四月朔中奥御小性ヨリ 寛延四未(1751)正月十五日西丸御書院番頭	松平長門守 定藏
430	寛延四未(1751)正月十五日中奥御小性ヨリ 寶暦三酉十月十五日西丸御書院番頭	岡部伊賀守 長皓
431	寶暦三酉十月十五日小普請組支配ヨリ 同九卯四月二日辭	三枝宗四郎 土佐守 守應
432	寶暦九卯四月十五日火消役ヨリ 同十辰五月 大御所樣附成、惇信院樣薨御以後 同十一巳八月三日組共御本丸打込成、七番組 ニ成 同年十二月十五日御書院番頭	巨勢六左衞門 日向守 至忠
433	寶暦十一巳十二月十五日御小性ヨリ 同十二午十二月十五日御本丸四番組組替	水野内膳正 忠徹
434	寶暦十二午十二月十五日御本丸四番組ヨリ、 組替 若君樣え被爲附、此組如元西丸方ニ成 明和三戌(1766)八月六日御書院番頭	柴田丹後守 康平
435	明和三戌(1766)八月六日中奥御小性ヨリ 同六丑正月廿六日御書院番頭	澁谷隱岐守 良紀
436	明和六丑(1769)正月廿六日小普請組支配ヨリ 安永元辰(1772)十二月廿六日西丸御書院番頭	松平藤九郎 若狹守 正淳
437	安永元辰(1772)十二月廿六日御持筒頭ヨリ 同五申五月廿三日卒	中坊左近 讃岐守 秀亨
438	安永五申(1776)六月五日中奥御小性ヨリ 同七戌八月十五日御書院番頭	朽木信濃守 長綱
439	安永七戌(1778)八月十五日小普請組支配ヨリ 同八亥二月孝恭院樣薨御以後、同四月十六日組 共御本丸勤、七番組成、天明元丑五月 西丸勤 同閏五月八日若君樣え被爲附 同四辰十月廿日御書院番頭	大嶋兵庫 肥前守 義里
440	天明四辰(1784)十月廿日火消役ヨリ 同六午十月廿日御代替ニ付御本丸勤七番組ニ成 同七未正月十七日同役水上美濃守於宅出會之儀 ニ付、同二月廿三日松平玄蕃頭宅差控被仰付、 其後御免 同八月廿一日辭	三枝宗四郎 土佐守 守茂〔義〕
441	天明七未(1787)八月廿六日新番頭ヨリ 寛政四子(1792)九月七日大坂御城代爲引渡罷越 同五丑五月十二日御書院番頭	仙石治兵衞 伯耆守 久峰
442	寛政五丑(1793)五月十二日小普請組支配ヨリ 同八辰六月五日御書院番頭	内藤甲斐守 正範
443	寛政八辰(1796)六月五日小普請組支配ヨリ 同年十二月十日組共西丸え被爲附、西丸方一番 組ニ成 同九巳十一月十二日辭	武田河内守 信親
444	寛政九巳(1797)十一月廿六日小普請支配ヨリ 同十午十二月十日御本丸三番組組替	石河壹岐守 貞道〔通〕
445	寛政十午(1798)十二月十日小普請組支配ヨリ 同十一未三月十一日御本丸四番組組替	佐野肥前守 義行
446	寛政十一未(1799)三月十一日百人組之頭ヨリ 同十二申十一月朔日御本丸五番組組替	津田山城守 信久
447	寛政十二申(1800)十一月十二日浦賀奉行ヨリ 享和元酉(1801)十二月廿七日御本丸四番組組替	秋元隼人 隼人正 保朝
448	享和元酉(1801)十二月廿七日百人組之頭ヨリ 同三亥二月廿三日御本丸一番組組替	水野石見守 貞利
449	享和三亥(1803)二月廿三日小普請組支配ヨリ 文化元子(1804)四月廿二日御書院番頭	森川織部 下總守 俊世
450	文化元子(1804)四月廿二日御先手鐵炮頭ヨリ 同二丑八月廿八日御本丸三番組組替	山田讚岐守 利徃
451	文化二丑(1805)八月廿八日百人組之頭ヨリ 同四卯八月八日御本丸四番組組替	松平式部 長門守 忠寧
452	文化四卯(1807)八月廿四日甲府勤番支配ヨリ 同十酉正月四日西丸御書院番頭	松平伊豫守 定能
453	文化十酉(1813)二月八日浦賀奉行ヨリ 同十三子十一月十五日御本丸一番組組替	佐藤美濃守 信顯
454	文化十三子(1816)十一月十五日小普請組支配ヨリ 文政二卯(1819)十一月朔日西丸御書院番頭	酒井多宮 和泉守 忠懿
455	文政二卯(1819)十一月十五日小普請組支配ヨリ 同三辰十二月十二日御本丸六番組替	堀田伊勢守 一知
456	文政三辰(1820)十二月廿四日甲府勤番支配ヨリ 同六未九月四日卒	堀田河内守 近江守 一權
457	文政六未(1823)九月十四日百人組之頭ヨリ 同八酉六月廿四日御本丸四番組替	溝口備後守 直道
458	文政八酉(1825)六月廿四日百人組之頭ヨリ 同十亥十一月朔日御本丸四番組替	戸田内藏助 備中守 光大
459	文政十亥(1827)十一月廿四日甲府勤番支配ヨリ 同十一子三月七日辭	板倉筑後守 勝昇
460	文政十一子(1828)三月十五日百人組之頭ヨリ 天保四巳(1833)八月八日西丸御書院番頭	船越左門 駿河守 景有
461	天保四巳(1833)九月朔日小普請組支配ヨリ 同七申年八月四日大納言樣御書院番頭	淺野隼人 壹岐守 長光〔盈〕
462	天保七申(1836)九月廿日新番頭ヨリ 同十亥七月朔日西丸御書院番頭	菅沼伊賀守 定敬
463	天保十亥(1839)七月廿八日小普請組支配ヨリ 同十三寅九月六日御本丸二番組組替	藤掛采女 出羽守 永惠
464	天保十三寅(1842)十月八日小普請組支配ヨリ 嘉永六丑(1853)九月廿七日組共御本丸え被召連旨 同七寅十月十四日御書院番頭	大嶋甲斐守 備後守 義彬
465	嘉永七寅(1854)十月十四日中奥御小性ヨリ 安政五午(1858)八月二日御書院番頭	赤松播磨守 左衞門尉 範忠
466	安政五午(1858)十月九日火消役ヨリ 萬延元申(1860)七月朔日御書院番頭	戸田隼人正 光武
467	萬延元申(1860)七月朔日御小性組番頭格奥勤ヨリ 文久二戌(1862)六月十四日御側	村松備中守 武義
468	文久二戌(1862)七月三日新番頭ヨリ 同年十月十日御書院番頭	松平織部 庸
469	文久二戌(1862)十月十日新番頭ヨリ 同年十二月四日一ツ橋殿大坂表え被相越ニ付差 添被遣旨 同三亥五月六日於大坂御書院番頭	土岐大隅守 頼徳〔禮〕
470	文久三亥(1863)六月廿五日中奥御小性ヨリ 元治元子(1864)七月十三日尾州え爲御使被遣 同年八月十三日御書院番頭	逸見若狹守 長昌
471	元治元子(1864)八月十三日御先手ヨリ 同月十四日長州御征伐御供 慶應元丑(1865)三月日光御法會ニ付參向公家衆送迎被 仰付 慶應二寅(1866)十二月朔日御役御免、勤仕並寄合	巨勢鎌吉 大隅守 利光

右跡役不被仰付候事

八番組

元七番 當西丸二番 黒

嘉永六丑年九月廿七日御本丸八番組
文久二戌年十二月十六日ヨリ七番組

#	任免	姓名
472	寛永十八巳(1641)六月廿五日御小性組與頭ヨリ 慶安元子(1648)十月廿七日大御番頭	岡部丹波守 興堅〔賢〕
473	慶安元子(1648)十月廿七日御書院番組頭ヨリ 承應二巳(1653)九月十八日御側衆	土屋但馬守 教〔數〕直
474	承應二巳(1653)九月廿八日御小性組與頭ヨリ 明曆四戌(1658)正月十一日御書院番頭	仙石右近 因幡守 久俊
475	明曆四戌(1658)正月十一日御徒頭ヨリ 寛文二寅(1662)四月七日御書院番頭	板倉東市正 重久〔大〕
476	寛文二寅(1662)四月七日御小性ヨリ、御守兼帶 同十二子四月九日御側衆	石川能登守 美作守 乘政
477	寛文十二子(1672)四月九日御小性ヨリ、御守兼帶 延寶六午(1678)五月辭	土岐伊豫守 頼隆
478	延寶六午(1678)六月朔日御小性ヨリ、奥兼帶 天和元酉(1681)九月廿九日徳松樣御守	朽木和泉守 植矩〔則綱〕
479	天和元酉(1681)十月九日寄合ヨリ 同二戌四月廿一日御役料地方直一統御加増 貞享元子(1684)三月廿七日御書院番頭	松平助十郎 但馬守 信孝
480	貞享元子(1684)三月廿七日火消役ヨリ 同三寅十一月十一日御書院番頭	三枝右近 能登守 守定〔眞〕
481	貞享三寅(1686)十一月十一日伏見奉行ヨリ 元祿二巳(1689)七月廿六日甲府附	戸田長門守 忠利
482	元祿二巳(1689)十月十五日寄合ヨリ 同九子四月九日卒	福嶋左兵衞 伊豆守 正勝
483	元祿九子(1696)四月十四日火消役ヨリ 同十七申正月十一日御書院番頭	大久保彦兵衞 豐前守 忠庸
484	元祿十七申(1704)正月十一日中奥御小性ヨリ 寶永五子(1708)六月廿三日加藤越中守於宅御役被召放	阿部壹岐守 正員
485	寶永五子(1708)六月廿八日御先手鐵炮頭ヨリ 同年十二月九日千石御加増 享保三戌(1718)二月十二日辭	大岡土佐守 政春
486	享保三戌(1718)二月廿八日中奥御小性ヨリ 同九辰閏四月七日御書院番頭	安藤伊勢守 愛定
487	享保九辰(1724)閏四月七日中奥御小性ヨリ 同十一午五月廿八日御書院番頭	松平伊勢守 康郷
488	享保十一午(1726)五月廿八日火消役ヨリ 同十八丑六月朔日西丸御書院番頭	水野内膳 河内守 忠高〔富〕
489	享保十八丑(1733)六月朔日火消役ヨリ 同廿一辰四月十五日御書院番頭	松平外記 肥前守 忠根
490	享保廿一辰(1736)四月十五日中奥御小性ヨリ 元文二巳(1737)閏十一月十八日西丸御小性組新規四組 被仰付候節、組共被爲附 同五申二月十五日西丸御書院番頭	柴田但馬守 康完
491	元文五申(1740)二月十五日小普請組支配ヨリ 寛延三午(1750)正月廿八日西丸御書院番頭	土屋甚助 豐前守 利起
492	寛延三午(1750)正月廿八日火消役ヨリ 同四未七月十九日辭	仙石兵庫 因幡守 久住
493	寛延四未(1751)八月十一日寄合ヨリ 寶暦三酉八月廿一日辭	加藤伊豫守 泰都
494	寶暦三酉九月朔日西丸御小性ヨリ 同八寅六月十五日御書院番頭	藪主膳正 忠久
495	寶暦八寅六月十五日小普請組支配ヨリ 同十辰年組共大御所樣附成、惇信院樣薨御以後 同十一巳八月三日組共御本丸打込成、八番組 同十二月十五日若君樣附如此西丸勤 同十四申四月十五日西丸御書院番頭	横山内記 伊豆守 清章
496	寶暦十四申四月十五日百人組之頭ヨリ 明和三戌(1766)十月廿日西丸御書院番頭	永井左門 安藝守 尚伴
497	明和三戌(1766)十月廿日小普請組支配ヨリ 同七寅三月廿日御書院番頭	土岐大學 淡路守 朝貞
498	明和七寅(1770)三月廿日新番頭ヨリ 安永四未(1775)三月三日卒	戸田七内 肥前守 政友
499	安永四未(1775)二月十二日百人組之頭ヨリ 同五申三月廿日御本丸四番組組替	大久保市〔吉〕十郎 能登守 教和
500	安永五申(1776)三月廿日火消役ヨリ 同八亥二月廿四日孝恭院樣薨御以後同四月十六 日組共御本丸打込八番組ニ成 天明元丑(1781)五月廿六日西丸勤 同閏五月十八日若君樣附 同三卯十二月十二日御書院番頭	酒井多宮 紀伊守 忠聽
501	天明三卯(1783)十二月十二日中奥御小性ヨリ 同六午閏十月廿日御代替ニ付御本丸打込ニ成 同七未正月十七日同役水上美濃守於宅出會之儀 ニ付、同二月廿三日松平玄蕃頭於宅差控、其後 御免 同八月十八日辭	小笠原播磨守 胤昌
502	天明七未(1787)八月廿六日百人組之頭ヨリ 寛政元酉(1789)十月廿六日卒	松平内藏允 淡路守 信𫋤
503	寛政元酉(1789)十一月十二日小普請組支配ヨリ 同四子九月十五日御書院番頭	酒井因幡守 忠敬
504	寛政四子(1792)九月十九日小普請組支配ヨリ 同七卯十二月十二日御書院番頭	前田安房守 矩貫
505	寛政七卯(1795)十二月廿五日新番頭ヨリ 同八辰十二月十日組共若君樣え被爲附西丸方二 番組ニ成 同九巳六月五日御本丸二番組組替	水谷兵庫 出羽守 勝政
506	寛政九巳(1797)六月五日御勘定奉行ヨリ 同年十月四日御本丸五番組組替	久世丹後守 廣民
507	寛政九巳(1797)十月四日清水勤番支配ヨリ 享和二戌(1802)四月廿五日辭	柘植長門守 正寔
508	享和二戌(1802)五月廿日寄合肝煎ヨリ 同三亥三月十六日辭	武田河内守 信親
509	享和三亥(1803)四月八日寄合肝煎ヨリ 文化三寅(1806)二月八日御本丸一番組組替	柴田丹波守 勝房
510	文化三寅(1806)二月八日小普請組支配ヨリ 同四卯十一月八日西丸御書院番頭	酒井但馬守 忠宣
511	文化四卯(1807)十一月廿四日西丸新番頭ヨリ 同十一戌十二月三日西丸御書院番頭	小笠原安房守 政明〔恒〕
512	文化十一戌(1814)十二月三日小普請組支配ヨリ 文政元寅(1818)十一月廿八日御本丸三番組替	水野伯耆守 忠良
513	文政元寅(1818)十一月廿八日中奥御小性ヨリ 同三辰五月十五日御本丸五番組替	石川大隅守 正邦
514	文政三辰(1820)五月廿四日小普請組支配ヨリ 同五午閏正月廿四日御本丸一番組替	米津小大夫 内藏頭 田朝
515	文政五午(1822)二月八日小普請組支配ヨリ 同七申七月廿八日辭	永見伊豫守 爲糾
516	文政七申(1824)八月廿日百人組之頭ヨリ 天保元寅(1830)十二月廿六日西丸御書院番頭	横田甚右衞門 筑後守 貞松
517	天保元寅(1830)十二月廿六日中奥御小性ヨリ 同四巳十月八日御本丸一番組替	曾我伊豫守 助順
518	天保四巳(1833)十月八日民部卿殿家老ヨリ 同七申二月廿四日御留守居	酒井美作守 政長
519	天保七申(1836)三月廿四日小普請組支配ヨリ 同八酉九月廿九日西丸御書院番頭	菅谷山城守 政和
520	天保八酉(1837)十二月朔日百人組之頭ヨリ 同十二丑七月十九日御書院番頭、御本丸方	本多六郎 日向守 助信
521	天保十二丑(1841)七月廿八日組替 同十三寅八月 日卒	武田和泉守 信禮〔徳〕
522	天保十三寅(1842)九月晦日百人組之頭ヨリ 同十五辰四月十五日御小性組番頭	近藤彦九郎 遠江守 是用
523	天保十五辰(1844)四月十五日百人組之頭ヨリ 嘉永三戌(1850)九月十三日辭	齋藤伊豆守 利尹〔伊〕
524	嘉永三戌(1850)十月十五日小普請組支配ヨリ 同四亥十二月廿八日御小性組番頭	津田鐵太郎 日向守 信義
525	嘉永五子(1852)二月八日百人組之頭ヨリ 同六丑九月廿七日組共御本丸え被召連旨 安政二卯(1855)四月十五日御書院番頭	白須甲斐守 政偆
526	安政二卯(1855)六月廿三日百人組之頭ヨリ 同六未正月廿一日大坂御城代引渡被仰付 同年十月八日御書院番頭	高木兵部少輔 伊勢守 守雄
527	安政六未(1859)十月廿八日百人組之頭ヨリ 文久三亥(1863)六月廿五日御書院番頭	平岡石見守 頼徳
528	文久三亥(1863)六月廿五日寄合ヨリ、元甲府勤番支配 同年八月二日加州表え爲御用被遣 同年八月十四日御書院番頭	土井備前守 利用
529	文久三亥(1863)八月十四日小普請組支配ヨリ 元治元子(1864)八月十三日御役御免、勤仕並寄合	初鹿野備後守 信之
530	元治元子(1864)八月十三日勤仕並寄合ヨリ、元御目付 同月十四日長州御征伐御供 慶應元丑(1865)五月御進發御供 同二寅九月四日於大坂銃隊奉行	松平柱〔銈〕三郎 河内守 豐後守 勝實

右跡役不被仰付、組御番衆奥詰銃隊被仰付候
事

九番組

當西丸三番 上白下黒

嘉永六丑年九月廿七日御本丸九番組
文久二戌年十二月十六日潰レ

#	任免	姓名
531	元文二巳(1737)閏十一月十八日御本丸御小性組番頭 ヨリ 同四未七月朔日西丸御書院番頭	中根宮内 大隅守 正直
532	元文四未(1739)七月朔日百人組之頭ヨリ 延享二丑(1745)七月六日御書院番頭	室賀兵庫 下總守 正普
533	延享二丑(1745)七月六日中奥御小性ヨリ 同九月朔日大納言樣御附組共 寶暦二申九月十五日西丸御書院番頭	松平伯耆守 信濃守 下野守 康倫
534	寶暦二申九月十五日小普請組支配ヨリ 同四戌五月朔日御書院番頭	金田采女 遠江守 正甫
535	寶暦四戌五月朔日大目付ヨリ 同六子二月廿八日御留守居	石河土佐守 政朝
536	寶暦六子三月十五日新番頭ヨリ 同九卯十月四日西丸御書院番頭	戸田豐前守 政甫
537	寶暦九卯十月四日新番頭ヨリ 同十一巳四月十日御留守居	松平主馬 内匠頭 康詮
538	寶暦十一巳五月十九日西丸御持弓頭ヨリ 同年六月惇信院樣薨御以後同八月三日組共 御本丸勤打込成、九番組成 同十二午十二月十五日若君樣附、如元西丸 明和二酉(1765)八月廿五日西丸御書院番頭	内藤民部 越前守 信庸
539	明和二酉(1765)八月廿五日火消役ヨリ 同五子五月十五日御書院番頭	曾我主水 若狹守 助馬
540	明和五子(1768)五月十五日百人組之頭ヨリ 同六丑八月廿七日卒	酒井兵部 紀伊守 忠補〔陸〕
541	明和六丑(1769)九月八日御普請奉行ヨリ 同八卯三月十二日御本丸二番組替	大岡主水正 忠近
542	明和八卯(1771)三月十二日百人組之頭ヨリ 安永四未(1775)四月八日辭	岡田將監 豐前守 谷〔善〕章
543	安永四未(1775)四月十五日中奥御小性ヨリ 同八亥二月孝恭院樣薨御ニ付同四月十六日 御本丸打込 天明元丑(1781)五月廿四日御本丸三番組組替	森川下總守 俊清
544	天明元丑(1781)五月廿四日御本丸三番組ヨリ、組替 同月廿六日西丸勤、如元組共西丸三番 同年閏五月十八日若君樣附 同五巳七月十七日西丸御書院番頭	嶋津山城守 式部少輔 久般
545	天明五巳(1785)七月十七日小普請組支配ヨリ 同六午閏十月廿日御代替ニ付御本丸御供、九番 組成 同七未三月朔日西丸御書院番頭	駒木根大内記 政永
546	天明七末三月朔日中奥御小性ヨリ 同八申二月廿一日卒	土井豐前守 利國
547	天明八申(1788)三月朔日御小性組番頭格奥勤ヨリ、奥 兼帶、翌年奥兼帶御免 寛政七卯(1795)七月六日辭	佐野右兵衞尉 茂幸
548	寛政七卯(1795)七月廿八日小普請組支配ヨリ 同八辰十二月十日組共若君樣被爲附、西丸方三 番組成 同九巳九月十六日御本丸六番組替	淺野佐渡守 長富
549	寛政九巳(1797)九月十六日百人組之頭ヨリ 享和二戌(1802)六月二日西丸御書院番頭	松平多門 圖書頭 忠命
550	享和二戌(1802)六月二日小普請組支配ヨリ 文化元子(1804)八月五日御本丸五番組替	戸田中務 出羽守 光弘
551	文化元子(1804)八月五日小普請組支配ヨリ 文化三寅(1806)四月廿四日西丸御書院番頭	渡邊平十郎 山城守 久
552	文化三寅(1806)五月十日小普請組支配ヨリ 同六巳三月十五日御本丸五番組替	富田中務 甲斐守 知良
553	文化六巳(1809)三月十九日新番頭ヨリ 同年十二月十六日諸大夫 同十酉五月十二日御本丸六番組替	久永主税 相摸守 常〔章〕香
554	文化十酉(1813)五月廿四日小普請組支配ヨリ 文政元寅(1818)五月十日西丸御書院番頭	松平小十郎 對馬守 定謐
555	文政元寅(1818)五月十日百人組之頭ヨリ 同二卯九月廿四日御本丸三番組替	久貝忠左衞門 遠江守 正滿
556	文政二卯(1819)十月廿四日甲府勤番支配ヨリ 同六未十月廿二日西丸御書院番頭	大久保豐後守 忠侃
557	文政六未(1823)十一月廿四日甲府勤番支配ヨリ 同八酉二月八日辭	鍋嶋伊豫守 直正
558	文政八酉(1825)二月十二日中奥御小性ヨリ 同十二丑八月十四日辭	大岡土佐守 忠雄
559	文政十二丑(1829)九月十二日中奥御小性ヨリ 天保三辰(1832)正月廿八日御本丸四番組替	本多大隅守 政升
560	天保三辰(1832)正月廿八日火消役ヨリ 同五午八月 日卒	牧野順三郎 讃岐守 忠衞
561	天保五午(1834)九月十日百人組之頭ヨリ 同七申九月廿日西丸御書院番頭	瀧川大内藏 安藝守 利教
562	天保七申(1836)九月廿日中奥御小性ヨリ 同八酉八月八日御本丸御小性組番頭	齋藤内藏頭 三宣
563	天保八酉(1837)八月八日大納言樣御小性組番頭ヨリ 同十亥七月朔日御書院番頭	酒井隱岐守 忠文〔丈〕
564	天保十亥(1839)七月廿八日百人組之頭ヨリ 同十二丑八月晦日御小性組番頭	遠山安藝守 景高
565	天保十二丑(1841)八月晦日右衞門督殿家老ヨリ 同十三寅十二月八日辭	久世伊勢守 丹後守 廣正
566	天保十四卯(1843)二月朔日浦賀奉行ヨリ 同十五辰六月十八日御小性組番頭	坪内左京 伊豆守 定保
567	天保十五辰(1844)七月廿八日小普請組支配ヨリ 弘化五申(1848)二月廿四日御小性組番頭	津田美濃守 正人
568	弘化五申(1848)二月廿四日百人組之頭ヨリ 嘉永二酉(1849)十二月廿四日御小性組番頭	花房志摩守 正理
569	嘉永二酉(1849)十二月廿八日小普請組支配ヨリ 同四亥四月八日御小性組番頭	土岐信濃守 朝義
570	嘉永四亥(1851)四月八日新番頭ヨリ 同五子九月廿日御小性組番頭	米倉大内藏 能登守 昌侃
571	嘉永五子(1852)十月廿九日小普請組支配ヨリ 同六丑九月廿七日組共御本丸え被召連旨 安政二卯(1855)六月廿三日御書院番頭	水野式部 山城守 忠勸
572	安政二卯(1855)六月廿三日百人組之頭ヨリ 同六未十月廿八日山田奉行	秋山主殿 越前守 安房守 正光
573	安政六未(1859)十月廿八日百人組之頭ヨリ、再役 文久二戌(1862)六月五日御役御免、勤仕並寄合、時服 五被下	高井兵部少輔 但馬守 式房
574	文久二戌(1862)六月五日一ツ橋附家老ヨリ、再役 同年七月五日大坂御城代爲引渡被遣 同年十一月廿三日御勘定奉行勤役中不束之儀有 之御役御免、差控之旨於稲葉兵部少輔宅申渡	松平式部少輔 近詔

式部少輔御役御免後、同年十二月此組被減、御
番衆諸組え割入ニ成ル

十番組

當西丸四番 淺黄

嘉永六丑年九月廿七日御本丸十番組
文久二戌年十二月十六日ヨリ八番組

#	任免	姓名
575	元文二巳(1737)十一月十八日西丸新番頭ヨリ 延享二丑(1745)九月朔日組共大納言樣附 寛延二巳(1749)七月六日西丸御書院番頭	松平權之助 備後守 信綿
576	寛延二巳(1749)七月廿三日百人組之頭ヨリ 寶暦三酉六月十五日西丸御書院番頭	上田彌右衞門 能登守 義當
577	寶暦三酉六月十五日中奥御小性ヨリ 同六子九月廿六日御書院番頭	大久保下野守 忠恕
578	寶暦六子九月廿六日百人組之頭ヨリ 同九卯十月三日辭	再役 横田備中守 清松
579	寶暦九卯十月四日中奥御小性ヨリ 同十辰五月御移替ニ付大御所樣附 同十一巳六月十二日惇信院樣薨御ニ付同八月 三日御本丸打込 同十二午十二月十五日若君樣附如元、西丸勒 明和二酉(1765)七月十二日西丸御書院番頭	大久保因幡守 忠輪〔翰〕
580	明和二酉(1765)七月十二日百人組之頭ヨリ 同四亥七月四日西丸御書院番頭	牧野半右衞門 讃岐守 忠知
581	明和四亥(1767)七月四日小普請組支配ヨリ 同七寅六月廿二日辭	松平頼母 伯耆守 忠候
582	明和七寅(1770)閏六月三日中奥御小性ヨリ 同八卯十一月朔日御本丸五番組替	酒井對馬守 忠美
583	明和八卯(1771)十一月朔日小普請組支配ヨリ 安永三午(1774)五月九日辭	松平求馬介 内匠頭 乘行
584	安永三午(1774)五月十五日百人組之頭ヨリ 同八亥二月孝恭院樣薨御ニ付同四月十六日 御本丸勤 天明元丑(1781)五月廿六日如元西丸勤 同閏五月十八日若君樣附 同年七月四日西丸御書院番頭	花房外記 因幡守 正域
585	天明元丑(1781)七月四日御持筒頭ヨリ 同六午五月四日御書院番頭	金田主水 伊豫守 正扶
586	天明六午(1786)五月四日中奥御小性ヨリ 同閏十月廿日御代替ニ付御本丸打込十番組成 同七未八月廿六日御書院番頭	松平伊勢守 下野守 康道
587	天明七未(1787)八月廿六日火消役ヨリ 寛政元酉(1789)閏六月廿八日御書院番頭	曾我主水 伊賀守 助簉
588	寛政元酉(1789)閏六月廿八日百人組之頭ヨリ 同八辰五月四日紀州え御使 同年九月廿五日御書院番頭	大久保彦兵衞 豐前守 忠温
589	寛政八辰(1796)九月廿五日小普請組支配ヨリ 同年十二月十日組共若君樣附、西丸四番組成 同十一未五月六日御本丸五番組替	南部主税 肥前守 信喜
590	寛政十一未(1799)五月十五日小普請組支配ヨリ 享和二戌(1802)九月晦日御本丸二番組	阿部大學 志摩守 正章
591	享和二戌(1802)九月晦日百人組之頭ヨリ 文化二丑(1805)七月廿四日御本丸二番組替	本多修理 因幡守 忠盈
592	文化二丑(1805)七月廿四日甲府勤番支配ヨリ 同四卯三月八日御本丸二番組替	瀧川出羽守 安藝守 利雍
593	文化四卯(1807)三月廿四日小普請組支配ヨリ 同九申四月廿四日辭	西郷齋宮 筑前守 員豐
594	文化九申(1812)五月十四日百人組之頭ヨリ 同十一戌十一月八日御本丸二番組替	松平美作守 信彌
595	文化十一戌(1814)十一月八日右衞門督殿家老ヨリ 文政二卯(1819)十二月八日卒	山本伊豫守 茂孫
596	文政三辰(1820)正月十一日小普請組支配ヨリ 同四巳八月十五日御本丸二番組替	松平内匠頭 乘讓
597	文政四巳(1821)九月廿日百人組之頭ヨリ 同八酉四月十二日辭	阿部隼人 長門守 正利
598	文政八酉(1825)四月廿四日小普請組支配ヨリ 同十二丑十二月十二日西丸御書院番頭	岡部因幡守 長富
599	文政十二丑(1829)十二月廿四日甲府勤番支配ヨリ 天保三辰(1832)十月十八日辭	一柳近江守 直敬
600	天保三辰(1832)閏十一月八日中奥御小性ヨリ 同八酉三月 日卒	根來出雲守 斯馨
601	天保八酉(1837)三月廿七日中奥御小性ヨリ 同十二丑七月廿日御小性組番頭	關播磨守 盛泰
602	天保十二丑(1841)七月廿八日組替 同十四卯十月朔日西丸御書院番頭	酒井肥前守 忠徳〔禮〕
603	天保十四卯(1843)十月朔日町奉行ヨリ 嘉永元申(1848)八月 日卒	阿部遠江守 正藏
604	嘉永元申(1848)九月十日新番頭ヨリ 同三戌七月廿八日御小性組番頭	大岡中務 豐後守 清謙
605	嘉永三戌(1850)七月廿八日百人組之頭ヨリ 同四亥四月八日御小性組番頭	溝口讚岐守 直清
606	嘉永四亥(1851)五月十二日百人組之頭ヨリ 同五子九月廿日御小性組番頭	牧野兵庫 筑後守 忠直
607	嘉永五子(1852)十月廿九日小普請組支配ヨリ 同六丑九月廿七日組共御本丸え被召連旨 同七寅九月廿日辭	酒井對馬守 忠行
608	嘉永七寅(1854)十月十四日百人組之頭ヨリ 安政五午(1858)十二月廿九日大坂御城代引渡被仰付 同六未正月廿一日病氣ニ付願之通リ引渡御用御免 同年二月四日辭	横田筑後守 春松
609	安政六未(1859)二月廿四日百人組之頭ヨリ 萬延元申(1860)十月廿二日御書院番頭	神保三千次郎 山城守 相徳
610	萬延元申(1860)十月廿二日小普請組支配ヨリ 文久二戌(1862)七月四日御役御免、勤仕並寄合、時服 五被下	奥田主馬 下野守 高起
611	文久二戌(1862)七月五日浦賀奉行ヨリ 同年十月十日御書院番頭	渡邊肥後守 孝綱
612	文久二戌(1862)十月十日中奥御小性次席講武所頭取 ヨリ 同三亥四月 日大坂表え爲御警衞被遣 元治元子(1864)四月十六日御書院番頭	織田衞守 伊賀守 清〔信〕裕
613	元治元子(1864)四月十日小普請組支配ヨリ 同年七月八日野州え爲討手被遣 慶應二寅(1866)十二月朔日御役御免、勤仕並寄合	井上源三郎 越中守 正常

右跡役不被仰付、組御番衆奥詰銃隊被仰付候事

西丸小性組番頭

同西丸四番組

慶安三寅年九月西丸御移徙ニ付新規被仰付

#	任免	姓名
614	慶安三寅(1650)九月三日 承應二巳(1653)五月十八日御側衆	内藤出雲守 忠由

右出雲守御側轉、跡役不被仰付、組頭六番組入