大御番頭

#	任免	姓名
1		一番 松平大隅守
2		二番 松平善兵衞
3		三番 松平助十郎
4		四番 松平十三郎
5		五番 荒川次郎四郎
6		六番 水野清六郎
7		小頭 島田久太郎
8		同 菅沼藤十郎
9		同 渡邊藤右衞門
10		(マヽ) 朝鮮人之陳時 初三組 菅沼藤十郎 越後守 定吉
11		松平善四郎 康吉〔安〕
12		渡邊久四郎 山城守
13		後三組 松平六左衞門 大隅守 重勝
14		水野藤四郎 對馬守 忠〔重〕仲
15		水野清六 市正 忠政〔義忠〕

右之内、越後守・山城守・市正三組、關ケ原
以後關東御入國之節秀忠公え爲被附、殘リ三
組伏見御番勤

#	任免	姓名
16		菅沼越後守跡 山口但馬守
17		水野對馬守跡 高木主水正
18		松平石見守跡 阿部備中守
19		於駿府新規三組 松平出雲守 勝隆
20		松平石見守 康安
21		水野備後守 分長

東照宮御他界以後、江戸・駿府合九組、
元和二辰年新規九郎左衞門被仰付、十組成

#	任免	姓名
22		十番組 松平九郎左衞門 重忠
23		松平與十郎 忠清
24	元和五辰(1619?)年御徒頭ヨリ 組中改易之儀ニ付御役御免	松平豐前守 勝政
25	元和五未(1619)正月十一日御目付え轉	同與頭 土屋市之丞
26		矢部藤九朗
27		宅間伊織
28	組中改易之儀ニ付無役成ル	榊原市郎右衛門
29		土屋跡 戸田宗左衞門

此組寛永九申十二月駿府在番ニ上リ、同十一
戌年與頭四人在役四人ヲ除、殘而四拾六人之
御番衆評儀シテ書ク、江府ニおゐてハ御役出
及御加増有之に、我々在番可交代期モナク心
外之至ト數度交代ニ奉願、無其沙汰故四拾六
人盡ク連判ヲ以及直訴、右所ニ而四拾六人改
易被仰付、慶安四卯年家光公薨御以後被召返、
在世之族は本地、子孫之輩ハ半地被下、大御
番諸組え割込、但家光公薨御之后、右之者可
召返由家綱公并老中えも御遺諚之由
一、后新規三組被仰付、大御番拾二組ト成

#	任免	姓名
30		高木主水正 正成
31		内藤石見守 信廣
32		皆川山城守 廣照

一、初三組ト號スルハ、於三州岡崎天正十五年菅
沼藤十郎・松平(阿部)善四郎・渡邊久三郎三人被仰
付、安祥・山中・岡崎并三州・遠州之御譜代
衆組下ニ附、是御當家諸組始也、文祿元年朝
鮮軍之時名古屋迄供奉
一、後三組ト號スルハ、天正十六年松平忠左衞
門・水野藤四郎・水野清六三人被仰付、右御
譜代之衆・武田衆・今川衆組下ニ附、初後六
組伏見在勤、此三組ハ關東御入國已後秀忠公
え被爲附
一、駿府三組ト號スルハ、慶長十二年松平出雲
寸・松平石見守・水野備後守三人被仰付、右
御譜代之子孫或ハ弟、武田・今川・北條衆組
トニ附、家康公薨御後關東ニ下リ、以上六組
ニ而京・大坂在番ス
一、元和三年松平九郎左衞門一組被仰付、以上
拾組成ル、寛永十一年此組潰、又九組成ル
一、新規三組ト號スルハ、高木主水正・内藤石
見守・皆川山城守寛永九申年被仰付、以上拾
二組ト成ル
一、慶長十二年伏見在番始、但三年詰、渡邊山
城守・水野市正組より初而勤之、元和三巳年
ヨリ一年詰、高木主水正・阿部左馬介組、同
六年ヨリ御修覆ニ付在番止
一、寛永三巳年ヨリ二條在番始、元和五未年ヨ
リ大坂在番始、松平豐前守・松平石見守組勤之
一、同九申年ヨリ駿府在番始、松平豐前守、同
十二亥年ヨリ北條出羽守組、同十五巳年ヨリ
同十六年迄大久保主膳正組、十六卯年ヨリ駿
府在番止、御書院番罷越
一、元和八亥年ヨリ初而與力十騎、同心二十人
被仰付
一慶安元子三月十二日家綱公え兩組被仰付、酒
井壹岐守・阿部攝津守
一、寛文五巳年三月十八日、番頭御役料貳千俵、
組頭貳百俵宛被下、天和二戌四月廿一日地方
直、御役料一統御加増、元祿五申年五月十一
日叉候爲御役料五千俵、以下ハ千俵宛、與頭
は貳百俵宛被下、享保八卯六月十八日ヨリ御
役料止、番頭五千石高、組頭六百石高定ル
一、寛政二戌四月十日、是迄二丸勤番之處向後
西丸虎之間え勤番、御書院番頭組與力共替ル、
二丸ハ御徒頭組共、銅御門ハ御持頭組共相
成、同八辰十二月十日ヨリ再二丸勤番如前々
相勤候樣被仰渡

大御番頭

組中五十人 指物四半色思々
與力十騎 指物四半色思々
同心二十人 同壹本撓色思々

一番組

巳亥大坂
丑申二條在番
黒地白紋

#	任免	姓名
33	慶長十八丑(1613)七月廿一日任	松平出雲守 勝隆
34	寛永十二亥(1635)十一月十日御書院番頭ヨリ 同十九午六月晦日卒	大久保主膳正 幸信
35	寛永十九午(1642)閏九月五日同斷ヨリ 寛文四辰(1664)二月卅日御免	本多豐前守 正貫
36	寛文四辰(1664)三月七日同斷ヨリ 同九酉八月廿八日御免	高木主水正 正盛
37	寛文九酉(1669)九月十一日御書院番頭ヨリ 延寶四辰(1676)七月廿五日辭	戸田相摸守 氏好
38	延寶四辰(1676)八月廿九日同斷ヨリ 同九酉六月十九日御役被召放	酒井下總守 忠長
39	延寶九酉(1681)七月六日詰並ヨリ 天和二戌(1682)四月廿一日御役料貮千俵地方直御加増 貞享四卯(1687)八月十一日大坂御定番	遠山主殿頭 正亮
40	貞享四卯(1687)八月十一日同斷ヨリ 元祿十五午(1702)閏八月廿九日御役被召放、右之節御 受不宜候ニ付御役御免	酒井右京亮 忠重〔稠〕
41	元祿十五午(1702)九月十五日寄合ヨリ、再役 同十六未十一月五日御留守居	米津周防守 盛信
42	元祿十六末十一月十三日御書院番頭ヨリ 寶永七寅(1710)二月廿九日辭	戸田土佐守 忠定
43	寶永七寅(1710)二月晦日同斷ヨリ 享保十巳(1725)三月廿二日駿府御城代	酒井下總守 忠隆〔英〕
44	享保十巳(1725)五月朔日任 同十二未二月廿一日辭	堀淡路守 直英
45	享保十二未(1727)二月十五日御書院番頭ヨリ 元文四未(1739)六月十八日於本多伊豫守宅御役御免	酒井日向守 忠記〔紀〕
46	元文四未(1739)六月廿一日詰並ヨリ 延享二丑(1745)九月朔日若年寄	堀式部少輔 直喬
47	延享二丑(1745)九月廿日詰並ヨリ 寛延四未(1751)八月廿三日大坂御定番	遠藤備前守 胤將
48	寛延四未(1751)八月廿三日菊之間縁頬詰ヨリ、元御側 寶暦四戌四月廿一日御側	水上美濃守 興正
49	寶暦四戌五月朔日御書院番頭ヨリ 同六子六月 日卒	水野山城守 忠英
50	寶暦六子八月十五日交代寄合ヨリ 同十辰十月十六日辭	平野主水 遠江守 長重〔里〕
51	寶暦十辰十月廿八日御書院番頭ヨリ 明和三戌(1766)十月十日御留守居	上田能登守 義當
52	明和三戌(1766)十月十日御書院番頭ヨリ 安永五申(1776)二月十日辭	大久保豐後守 主膳正 忠貞
53	安永五申(1776)二月廿日同斷ヨリ 同十丑三月八日辭	牧野伊豫守 忠知
54	安永十丑(1781)三月十二日菊之間ヨリ、元御側衆 天明四辰(1784)十月朔日西丸御側	大久保下野守 忠恕
55	天明四辰(1784)十月廿日御書院番頭ヨリ 寛政元酉(1789)六月十七日御役御免	朽木和泉守 信濃守 長綱
56	寛政元酉(1789)六月十八日任 同四子九月廿日寺社奉行	立花出雲守 種周
57	寛政四子(1792)十月九日任 同九巳二月十七日八番組え組替	堀内藏頭 直皓
58	寛政九巳(1797)三月十日御書院番頭ヨリ 同十二申正月廿三日辭	高木筑後守 正弼
59	寛政十二申(1800)正月廿五日詰並ヨリ 享和二戌(1802)十二月廿四日四番組え組替	堀近江守 直起
60	享和二戌(1802)十二月廿四日四番組ヨリ 同三亥六月七日辭	遠藤左近將監 胤富
61	享和三亥(1803)六月十三日御書院番頭ヨリ 文化六巳(1809)三月十二日組替	永井大和守 直諒
62	文化六巳(1809)三月十二日八番組ヨリ 文珍二卯八月八日西丸若年寄	田沼玄蕃頭 意善
63	文政二卯(1819)八月廿四日詰並ヨリ 同八酉十二月十三日辭	酒井大和守 忠嗣
64	文政八酉(1825)十二月廿四日詰並ヨリ 天保九戌(1838)九月廿四日伏見奉行	内藤豐後守 正繩
65	天保九戌(1838)十月十五日柳之間ヨリ 同十二丑十二月八日辭	細川長門守 興建
66	天保十二丑(1841)十二月晦日柳之間席ヨリ 嘉永六丑(1853)六月十八日海岸防禦御用取扱、即日本 多越中守え附添、海岸爲見分被遣 安政四巳(1857)六月八日辭	九鬼式部少輔 隆都
67	安政四巳(1857)六月十五日詰並ヨリ 同六未八月廿八日九番組え組替	京極周防守 高富
68	安政六未(1859)八月廿八日九番組ヨリ、組替 同年十月十九日思召有之御役御免、隱居被仰 付、差控可罷在旨於安藤對馬守宅申渡	土岐丹波守 頼旨
69	安政六未(1859)十月廿八日御書院番頭ヨリ 文久二戌(1862)十月九日御役御免、勤仕並寄合、時服 五被下	白須甲斐守 政偆
70	文久二戌(1862)十月十日詰並ヨリ 慶應三卯(1867)五月廿五日御役御免、元席	大岡越前守 忠敬

二番組

同二番組
辰戌大坂
丑未二條
赤地黒紋

#	任免	姓名
71		渡邊久三郎 山城守 忠高〔茂〕
72	寛永三寅(1626)十月朔日御書院番頭ヨリ 同九申六月十三日御奏者番	小笠原壹岐守 忠知
73	寛永九申(1632)十一月七日寄合ヨリ 承應二巳(1653)年於二條卒	松平大外記 備中守 忠實
74	承應二巳(1653)九月廿一日寄合ヨリ、父之跡 寛文八申(1668)八月七日辭	松平大外記
75	寛文八申(1668)八月廿一日御書院番頭ヨリ 延寶九酉(1681)五月廿三日御役被召放	酒井伊豫守 忠貞〔綱〕
76	延寶九酉(1681)五月廿六日同斷ヨリ 天和二戌(1682)四月廿一日御役料地方直御加増 元祿元辰(1688)十一月十四日寺社奉行	本多豐前守 紀伊守 正永
77	元祿二巳(1689)正月十一日御譜代席ヨリ 寶永四亥(1707)十二月廿九日辭	本多肥後守 政〔忠〕英
78	寶永五子(1708)正月十一日御書院番頭ヨリ 正德四午(1714)二月廿八日辭	酒井紀伊守 忠助
79	正德四午(1714)三月朔日詰並ヨリ 享保二酉(1717)六月十九日辭	酒井飛騨守 忠菊
80	享保二酉(1717)八月十九日御書院番頭ヨリ 同四亥六月九日於大坂卒	戸田備後守 重利
81	享保四亥(1719)九月三日詰並ヨリ 同八卯五月廿五日辭	本多伊豫守 忠統
82	享保八卯(1723)六月六日交代寄合ヨリ 元文四未(1739)二月十五日寺社奉行	山名中務 因幡守 豐就
83	元文四未(1739)三月十五日御書院番頭ヨリ 寛保二戌(1742)八月十四日卒	水野出羽守 忠穀
84	寛保二戌(1742)九月三日同斷ヨリ 延享四卯(1747)十二月十五日御留守居	青山備前守 幸票
85	延享五辰(1748)正月十七日御書院番頭ヨリ 寶暦六子十二月廿七日御留守居	大久保右京亮 教明
86	寶暦七丑正月十五日同斷ヨリ 同十辰四月廿七日辭	松平下野守 康倫
87	寶暦十辰五月十一日御譜代席ヨリ 明和元申(1764)六月廿一日大坂御城番	丹羽和泉守 氏榮
88	明和元申(1764)六月廿八日御書院番頭ヨリ 同五子十月十六日卒	藤堂肥後守 良由
89	明和五子(1768)十一月朔日同斷ヨリ 同八卯七月五日辭	酒井備中守 忠順
90	明和八卯(1771)七月十八日西丸御書院番頭ヨリ 寛政元酉(1789)四月六日辭	永井安藝守 伊豫守 尚伴
91	寛政元酉(1789)四月八日御譜代席ヨリ 同二戌六月十日若年寄	堀田攝津守 正敦
92	寛政二戌(1790)六月十七日同斷ヨリ 同十二申八月十七日御奏者番	小笠原近江守 貞温
93	寛政十二申(1800)八月廿八日御書院番頭ヨリ 文化三寅(1806)六月八日西丸御側衆	菅沼伊賀守 定候
94	文化三寅(1806)六月十四日同斷ヨリ 同七午七月朔日十一番組え組替	太田志摩守 資同
95	文化七午(1810)七月朔日御書院番頭ヨリ 文政元寅(1818)十一月八日御側	森川下總守 俊世
96	文政元寅(1818)十一月十二日同斷ヨリ 同八酉二月廿七日若君樣御側	牧野伊豫守 成著
97	文政八酉(1825)三月十二日同斷ヨリ 同十一子十一月五日辭	八木丹波守 補矩
98	文政十一子(1828)十一月十七日柳之間席ヨリ 天保七申(1836)七月廿七日辭	松平長門守 定保
99	天保七申(1836)八月廿四日御書院番頭ヨリ 同八酉九月御轉任之節、裝束色替リ致着用候ニ 付、於林肥後守宅差控被仰付 同十二丑六月 日卒	石川伊豫守 總武〔登〕
100	天保十二丑(1841)七月八日御譜代席ヨリ 弘化三午(1846)六月十八日御奏者番	稻垣若狹守 安藝守 定國
101	弘化三午(1846)七月十七日菊之間縁頬詰ヨリ 嘉永元申(1848)十月十八日御奏者番	森川紀伊守 俊民
102	嘉永元申(1848)十一月八日町奉行ヨリ 同二酉十二月十三日辭	鍋嶋内匠頭 直孝
103	嘉永二酉(1849)十二月廿四日御書院番頭ヨリ 安政二卯(1855)十二月 日卒	逸見甲斐守 長道
104	安政三辰(1856)正月廿二日御書院番頭次席浦賀奉行 ヨリ 文久二戌(1862) 月 日大坂在番先ニて卒	松平伊豫守 信武
105	文久二戌(1862)十二月廿八日御書院番頭ヨリ 元治元子(1864)七月十三日三番え組替	神保山城守 相徳
106	元治元子(1864)七月十三日三番ヨリ、組替 同日野州邊追討被仰付候儀ニ付、不都合之申立 も有之ニ付御役御免、差控之旨於水野和泉守宅 申渡	堀内藏頭 直虎
107	元治元子(1864)七月廿五日御書院番頭ヨリ、再役 慶應元丑(1865)五月御進發御供 同二寅十一月十八日病氣ニ付願之通御役御免、 隱居	齋藤攝津守 三理

三番組

辰戌大坂
丑未二條
紺地赤紋

#	任免	姓名
108	慶長十八丑(1613)七月廿八日任 元和六申(1620)四月水戸中納言頼房卿御附人	右衞門大夫忠政四男 水野備後守 分長
109	元和八戌(1622)	豐前守舍弟 本多備前守 記〔紀〕貞
110	寛永三寅(1626)年御書院番頭ヨリ 正保二酉(1645)六月廿九日御奏者番	備後守分長嫡子 水野大和守 備後守 元綱
111	正保二酉(1645)九月廿三日同斷ヨリ 慶安元子(1648)三月二日組共家綱公被爲附	酒井壹岐守 忠重
112	慶安元子(1648)十月廿七日御書院番頭ヨリ 承應二巳(1653) 月 卒	上野阿波守 貞當
113	承應二巳(1653)九月廿七日寄合ヨリ 寛文十戌(1670)十一月十七日卒	松平豐前守 勝義
114	寛文十戌(1670)十二月朔日御書院番頭ヨリ 天和二戌(1682)四月廿一日御役料地方直御加増 同三亥十月廿五日於大久保加賀守宅御役御免	武田越前守 信貞
115	天和三亥(1683)十一月七日同斷ヨリ 元祿六酉(1693)五月四日御留守居	岡部丹波守 宣政
116	元祿六酉(1693)五月四日御小性ヨリ 寶永六丑(1709)四月六日御側	森川紀伊守 出羽守 重政〔興〕
117	寶永六丑(1709)四月六日御書院番頭ヨリ 享保四亥(1719)十月九日在番先之儀ニ付御役被召放 半地被召上、小普請入、閉門	松平播磨守 大隅守 志摩守 忠明
118	享保四亥(1719)十月廿三日十一番組ヨリ 同八卯四月廿三日辭	岡野備中守 成恒〔勝〕
119	享保八卯(1723)五月四日詰並ヨリ 同十三申八月十三日大坂御城番	植村土佐守 正朝
120	享保十三申(1728)八月十三日御書院番頭ヨリ 同十五戌二月十五日御留守居	内藤越前守 信明
121	享保十五戌(1730)三月廿八日八番組ヨリ 同年六月六日辭	松平伊勢守 康郷
122	享保十五戌(1730)六月十一日御書院番頭ヨリ 同十七子二月 日卒	阿部出羽〔雲〕守 正介
123	享保十七子(1732)二月廿一日同斷ヨリ 寛保二戌(1742)六月二日辭	秋元隼人正 貞朝
124	寛保二戌(1742)六月十一日詰並ヨリ 延享二丑(1745)二月七日辭	本多兵庫頭 忠就
125	延享二丑(1745)二月九日同斷ヨリ 同四卯五月二日辭	松平大藏少輔 勝尹
126	延享四卯(1747)五月十五日交代寄合ヨリ 寛延元辰(1748)十一月十四日卒	戸川内膳 土佐守 達乘〔達索〕
127	寛延元辰(1748)十一月廿三日詰並ヨリ 寶暦二申十月十九日辭	酒井大和守 忠大
128	寶暦二申十月廿八日同斷ヨリ 明和三戌(1766)八月二辭	大岡能登守 越前守 忠宜
129	明和三戌(1766)八月三日御書院番頭ヨリ 安永十丑(1781)正月十一日御留守居	石川阿波守 總恒
130	安永十丑(1781)正月十五日元御側衆ヨリ 天明二寅(1782)十月十七日辭	本堂伊豆守 親房
131	天明二寅(1782)十月廿六日御書院番頭ヨリ 同六午閏十月八日卒	永井美濃守 直昌〔富〕
132	天明六午(1786)閏十月廿一日御書院番頭ヨリ 寛政元酉(1789)閏六月廿二日組替	酒井隱岐守 忠美
133	寛政元酉(1789)閏六月廿八日同斷ヨリ 同四子十二月十二日御側	岡部出羽守 長貴
134	寛政四子(1792)十二月廿四日同斷ヨリ 同九巳十一月十二日西丸御側	松平下野守 康道
135	寛政九巳(1797)十二月三日同斷ヨリ 享和二戌(1802)四月五日辭	長谷川丹後守 勝富
136	享和二戌(1802)四月十九日交代寄合ヨリ 同三亥六月十日於大坂卒	菅沼新八郎 攝津守 定賢
137	享和三亥(1803)九月五日交代寄合ヨリ 文化三寅(1806)十月廿七日辭	竹中主殿 遠江守 元智
138	文化三寅(1806)十一月八日御書院番頭ヨリ 同七午十月廿四日伏見奉行	本多大隅守 政房
139	文化七午(1810)十一月八日詰並ヨリ 同十二亥十二月廿五日辭	内田近江守 正肥
140	文化十三子(1816)正月廿八日同斷ヨリ 同年十月朔日五番組え組替	松平縫殿頭 乘羨
141	文化十三子(1816)十月八日御書院番頭ヨリ 文政三辰(1820)四月三日辭	水野遠江守 信成〔忠晋〕
142	文政三辰(1820)四月十二日御書院番頭ヨリ 同八酉四月廿八日駿府御城代	安藤出雲守 廣榮
143	文政八酉(1825)五月十日西丸御書院番頭ヨリ 同十一子九月朔日御留守居	佐藤美濃守 信顯
144	文政十一子(1828)九月十日御書院番頭ヨリ 天保三辰(1832)三月廿日駿府御城代	堀田伊勢守 一知
145	天保三辰(1832)四月八日同斷ヨリ 同八酉七月十六日辭	小笠原彈正少弼 長保
146	天保八酉(1837)八月八日西丸御書院番頭ヨリ 同十二丑正月廿九日辭	船越駿河守 景有
147	天保十二丑(1841)正月廿四日右大將樣御書院番頭ヨリ 弘化三午(1846)三月廿八日駿府御城代	本多對馬守 忠興
148	弘化三午(1846)三月廿八日御書院番頭次席大目付 ヨリ 嘉永五子(1852)七月八日御留守居	土岐丹波守 頼旨
149	嘉永五子(1852)七月八日御書院番頭ヨリ 安政五午(1858)六月廿五日宰相樣御附御側	大久保因幡守 忠豐
150	安政五午(1858)八月六日詰並ヨリ 萬延元申(1860)六月晦日辭	永井信濃守 直幹
151	萬延元申(1860)七月朔日御書院番頭ヨリ 文久二戌(1862)六月五日御役御免、勤仕並寄合、時服 五被下	戸川伊豆守 安荐
152	文久二戌(1862)六月五日御書院番頭次席大目付ヨリ 同三亥九月十日大目付	溝口讚岐守 直清
153	文久三亥(1863)九月十五日柳之間席ヨリ 元治元子(1864)七月八日野州邊賊徒追討被仰付 同月十三日二番え組替	堀長門守 内藏頭 直虎
154	元治元子(1864)七月十三日二番ヨリ、組替、即日野州 追討被仰付 同二丑二月十三日御留守居上席大目付	神保山城守 相徳
155	元治二丑(1865)二月十三日御書院番頭ヨリ 同年五月十一日大目付	土岐肥前守 頼徳
156	慶應元丑(1865)五月十一日交代寄合ヨリ 同二寅十月十五日海軍奉行並	菅沼新八郎 左近將監 定長

四番組

寅申大坂
巳亥二條
紺地金紋

#	任免	姓名
157		水野對馬守 重仲
158	慶長十八丑(1613)年 夏御陳供奉	高木主水正 忠〔正〕次
159	寛永二丑(1625)三月廿日御小性組番頭ヨリ 同十七辰十一月十九日御免	植村出羽守 家次〔政〕
160	寛永十八巳(1641)正月十八日寄合ヨリ 萬治元戌(1658)十月十二日卒	堀越中守 利昌
161	萬治元戌(1658)閏十二月十二日寄合ヨリ 寛文八申(1668)正月廿六日御免	戸田淡路守 氏和〔經〕
162	寛文八申(1668)二月一日寄合ヨリ 延寶五巳(1677)二月五日卒	本多伯耆守 正直
163	延寶五巳(1677)三月廿一日御書院番頭ヨリ 天和二戌(1682)四月廿一日御役料地方直御加増 同三亥二月二日寺社奉行	本多淡路守 忠當
164	天和三亥(1683)二月七日詰並ヨリ 元祿六酉(1693)九月十五日御側	北條伊勢守 氏知〔治〕
165	元祿六酉(1693)九月十五日御書院番頭ヨリ 寶永七寅(1710)閏八月十日卒	池田帶刀 長政
166	寶永七寅(1710)八月廿一日御書院番頭ヨリ 享保七寅(1722)五月六日辭	本多因幡守 忠能
167	享保七寅(1722)五月十五日同斷ヨリ 同八卯二月十八日卒	岡部左衞門佐 丹波守 長康
168	享保八卯(1723)三月朔日詰並ヨリ 同十三申六月十一日辭	永井播磨守 直亮
169	享保十三申(1728)六月廿八日御書院番頭ヨリ 元文五申(1740)六月十八日辭	酒井紀伊守 〔忠貫〕
170	元文五申(1740)六月廿日詰並ヨリ 寶暦八寅六月十二日辭	有馬備後守 氏久
171	寶暦八寅六月十五日御書院番頭ヨリ 同十辰四月朔日西丸御側	森川下總守 俊國〔因〕
172	寶暦十辰四月廿六日同斷ヨリ 明和二酉(1765)十月廿八日卒	岡部筑前守 長皓
173	明和二酉(1765)十一月八日同斷ヨリ 同七寅四月六日辭	伊澤播磨守 方貞
174	明和七寅(1770)四月十二日同斷ヨリ 安永三午(1774)六月十九日組替	本多備後守 淡路守 忠弘
175	安永三午(1774)六月十九日五番組ヨリ 同八亥三月四日辭	松平石見守 乘穩
176	安永八亥(1779)三月六日十番組ヨリ 天明元丑(1781)十月十二日大坂御城番	稻垣長門守 定計
177	天明元丑(1781)十月十二日詰並ヨリ 同八申三月廿五日同斷	永井信濃守 直温
178	天明八申(1788)三月廿五日任 寛政六寅(1794)六月十日五番組え組替	本多肥後守 忠可
179	寛政六寅(1794)六月十日五番組ヨリ 享和二戌(1802)十二月廿四日一番組え組替	遠藤備前守 左近將監 胤富
180	享和二戌(1802)十二月廿四日一番組ヨリ 文化元子(1804)十月十二日大坂御定番	堀近江守 直起
181	文化元子(1804)十一月十九日御譜代席ヨリ 同十二亥正月十二日伏見奉行	丹羽式部少輔 氏昭
182	文化十二亥(1815)正月十七日交代寄合ヨリ 文政九戌(1826)十一月十二日御側	五嶋右膳 伊賀守 運龍
183	文政九戌(1826)十一月十二日西丸御書院番頭ヨリ 同十二丑五月十五日駿府御城代	松平對馬守 定温〔謐〕
184	文政十二丑(1829)五月廿四日交代寄合ヨリ 天保十二丑(1841)八月十二日駿府御城代	菅沼新八郎 織部正 定志
185	天保十二丑(1841)七月八日御書院番頭ヨリ 同十四卯十二月廿八日思召有之御役御免	高井但馬守 式房
186	天保十五辰(1844)二月八日御書院番頭ヨリ 嘉永四亥(1851)十月 日於二條在番先卒	朽木周防守 綱常
187	嘉永四亥(1851)十一月十五日御書院番頭ヨリ 安政四巳(1857)二月九日駿府御城代	室賀美作守 正發
188	安政四巳(1857)二月九日御書院番頭ヨリ 文久二戌(1862)十二月廿八日御留守居	津田美濃守 越前守 正人
189	文久三亥(1863)正月十二日詰並ヨリ 同年三月十三日京都表え爲御用被遣 同年八月廿六日若年寄	松平兵部少輔 乘謨
190	文久三亥(1863)九月十日詰並ヨリ 慶應元丑(1865)十月廿四日辭	高木主水正 正坦
191	慶應元丑(1865)十一月二日陸軍奉行次席大目付ヨリ、 再役 同三卯正月廿九日病氣ニ付願之通御役御免、 隱居	神保遠江守 相徳

五番組

子午大坂
卯酉二條
赤地金紋

#	任免	姓名
192	慶長十二未(1607)後	松平丹後守 重忠
193	元和七酉(1621)正月十一日御徒頭ヨリ 寛永七午(1630) 御留守居	松平大隅守 重俊〔則〕
194	寛永七午(1630)六月十五日寄合ヨリ 慶安元子(1648)六月十五日大坂御定番	保科彈正忠 正貞
195	慶安元子(1648)十月七日御書院番頭ヨリ 明曆二申(1656)正月十三日駿府御城代	松平丹後守 重信
196	明曆二申(1656)正月十五日御書院番頭ヨリ 寛文十戌(1670)九月十一日御留守居	大久保右京亮 教勝
197	寛文十戌(1670)九月十四日同斷ヨリ 延寶七未(1679)八月十日御側	三枝攝津守 守俊
198	延寶七未(1679)八月十二日同斷ヨリ 天和三亥(1683)五月廿一日西丸御守	稻垣備後守 安藝守 重定
199	天和三亥(1683)閏五月九日御小性組番頭ヨリ、貳千石 高御加増ニ被成下 元祿三午(1690)五月十一日辭	松平主計頭 照〔昭〕利
200	元祿三午(1690)五月十八日柳之間席ヨリ 同五申正月十一日御留守居	青木甲斐守 重政〔正〕
201	元祿五申(1692)二月廿三日御書院番頭ヨリ 寶永元申(1704)十月十八日卒	三枝能登守 守貞〔眞〕
202	寶永元申(1704)十月廿八日同斷ヨリ 正德六申(1716)六月廿五日辭	松平近江守 信興〔周〕
203	正德六申(1716)六月廿五日同斷ヨリ 享保四亥(1719)六月十八日辭	大久保豐前守 忠廣〔庸〕
204	享保四亥(1719)八月十九日同斷ヨリ 同十一子五月廿五日辭	三浦肥後守 貞〔便〕次
205	享保十一午(1726)五月廿八日同斷ヨリ 寛保三亥(1743)四月廿日卒	杉浦出雲守 正方
206	寛保三亥(1743)四月廿八日詰並ヨリ 延享二丑(1745)閏十二月十五日大坂御定番	森川兵部少輔 俊方
207	延享三寅(1746)正月十一日柳之間席ヨリ 寛延四未(1751)十月十五日伏見奉行	堀長門守 直寛
208	寛延四未(1751)十月十五日詰並ヨリ 明和元申(1764)七月廿六日辭	山口修理亮 弘長
209	明和元申(1764)八月八日同斷ヨリ 同五子五月朔日組替	米倉丹後守 昌晴
210	明和五子(1768)五月朔日同斷ヨリ 安永三午(1774)六月十九日組替	松平石見守 乘穩
211	安永三午(1774)六月十九日四番組ヨリ 同七戌八月十五日駿府御城代	本多淡路守 忠弘
212	安永七戌(1778)八月十五日御書院番頭ヨリ 天明五巳(1785)七月十七日同斷	北條安房守 氏興
213	天明五巳(1785)七月十七日同斷ヨリ 寛政二戌(1790)十二月廿一日辭	花房因幡守 政城
214	寛政二戌(1790)十二月廿六日詰並ヨリ 同六寅六月十日組替	遠藤備前守 胤富
215	寛政六寅(1794)六月十日四番組ヨリ 同年十一月晦日卒	本多肥後守 忠可
216	寛政六寅(1794)十二月廿七日寄合ヨリ、元御側衆 同八辰六月十八日卒	田沼能登守 意致
217	寛政八辰(1796)七月八日柳之間席ヨリ 文化元子(1804)三月廿四日御奏者番	市橋下總守 長昭
218	文化元子(1804)四月八日同斷ヨリ 同三寅四月廿七日辭	細川長門守 興徳
219	文化三寅(1806)六月朔日八番組ヨリ 同六巳二月廿八日西丸御側	巨勢日向守 利和
220	文化六巳(1809)三月六日詰並ヨリ 同九申十二月廿五日若年寄	京極周防守 高備
221	文化十酉(1813)正月十四日西丸御書院番頭ヨリ 同十三子 月 日在番先ニ而卒	小笠原若狹守 豐後守 信成
222	文化十三子(1816)十月朔三番組ヨリ 文政十亥(1827)八月廿三日卒	松平縫殿頭 乘羨
223	文政十亥(1827)九月十二日御書院番頭ヨリ 同十一子三月九日組替	池田甲斐守 長休
224	文政十一子(1828)三月十五日柳之間席ヨリ 同十三寅閏三月七日辭	片桐石見守 貞信
225	文政十三寅(1830)閏三月十五日同斷ヨリ 天保十二丑(1841)九月八日御奏者番	建部内匠頭 政醇
226	天保十二丑(1841)十月八日御譜代席ヨリ 弘化二巳(1845) 月 日卒	井上遠江守 正健
227	弘化二巳(1845)八月八日詰並ヨリ 嘉永二酉(1849)正月廿八日御奏者番	堀出雲守 之敏
228	嘉永二酉(1849)正月廿八日詰並ヨリ 安政四巳(1857)閏五月朔日御奏者番	加納備中守 駿河守 久徴
229	安政四巳(1857)六月五日詰並ヨリ 文久二戌(1862)閏八月十九日二條御定番	松平丹後守 信進

文久二戌年閏八月十九日丹後守信進轉役、跡
役不被仰付、御番衆は惣組え割入、與力・同
心は二條御定番被仰付候事

六番組

巳亥大坂
丑申二條
淺黄金紋

#	任免	姓名
230	慶長六	菅沼越後守 定吉
231	慶長十五戌(1610) 同十八丑改易、后被召返	山口但馬守 重惟〔政〕
232	大坂御陳之節 元和五未(1619)年卒	土岐山城守 定俊〔義〕
233	同六申正月十一日	植村帶刀 康勝
234	寛永十二亥(1635)三月廿一日任 同十七辰年掛川城主被仰付、御役御免	北條出羽守 氏重
235	寛永十七辰(1640)十月十六日御書院番頭ヨリ 萬治二亥(1659)二月廿一日辭	中根大隅守 正成
236	萬治二亥(1659)二月廿三日同斷ヨリ、父之跡 寛文十三丑(1673)三月十五日御免	中根日向守 大隅守 正勝
237	寛文十三丑(1673)三月十五日詰衆ヨリ 延寶九酉(1681)五月廿一日五千石御加増、安中城主被 仰付、御役御免	板倉伊豫守 重形
238	延寶九酉(1681)五月廿二日任 天和二戌(1682)三月廿九日西丸御守	堀田豐前守 正國
239	天和二戌(1682)五月廿五日御書院番頭ヨリ 元祿五申(1692)二月七日御免	米津周防守 盛信
240	元祿五申(1692)二月廿三日柳之間席ヨリ 同十五午十月廿八日御留守居	一柳土佐守 直好
241	元祿十五午(1702)十月廿八日御書院番頭ヨリ 享保七寅(1722)正月廿一日御免	土屋山城守 丹後守 徳直
242	享保七寅(1722)二月七日同斷ヨリ 同九辰十一月十五日西丸御側	松平駿河守 信堅
243	享保九辰(1724)十一月十五日同斷ヨリ 同十二未六月廿三日御留守居	溝口攝津守 直道
244	享保十二未(1727)六月廿三日西丸御書院番頭ヨリ 同十九寅十月三日於大坂卒	曾我周防守 助元
245	享保十九寅(1734)十月廿日同斷ヨリ 延享二丑(1745)六月廿五日辭	朽木和泉守 直綱
246	延享二丑(1745)七月朔日詰並ヨリ 寛延二巳(1749)六月十日駿府御城代 〔辭〕	水谷出羽守 勝英
247	寛延二巳(1749)六月十三日西丸御書院番頭ヨリ 寶暦四戌八月廿八日御側 〔駿府御城代〕	中根大隅守 正英〔直〕
248	寶暦四戌八月廿八日御書院番頭ヨリ 同六子九月廿六日御側	佐野右兵衞尉 義永〔茂承〕
249	寶暦六子九月廿六日御書院番頭ヨリ 同九卯十月廿一日駿府御城代	久世長門守 廣寛
250	寶暦九卯十月廿一日同斷ヨリ 同十一巳六月廿六日辭	松平長門守 定藏
251	寶暦十一巳六月廿七日詰並ヨリ 明和七寅(1770)三月四日辭	戸田淡路守 氏之
252	明和七寅(1770)三月六日八番組ヨリ 天明四辰(1784)十月十一日御側	杉浦出雲守 正勝
253	天明四辰(1784)十月廿日御書院番頭ヨリ 寛政元酉(1789)十二月廿一日辭	大久保能登守 教和
254	寛政元酉(1789)十二月廿七日御譜代席ヨリ 同三亥四月廿五日辭	丹羽長門守 氏福
255	寛政三亥(1791)五月十三日御書院番頭ヨリ 同四子四月廿七日於大坂卒	秋元壹岐守 義〔茂〕朝
256	寛政四子(1792)九月十五日同斷ヨリ 同九巳四月四日西丸御側	藤堂肥後守 良岑
257	寛政九巳(1797)五月十五日柳之間席ヨリ 同十午八月十日於大坂卒	久留嶋出雲守 通同
258	寛政十午(1798)九月六日御書院番頭ヨリ 享和元酉(1801)十二月廿五日辭	前田安房守 矩貫
259	享和元酉(1801)十二月晦日詰並ヨリ 文化四卯(1807)十月六日辭	松平丹後守 信圭
260	文化四卯(1807)十月廿四日西丸御書院番頭ヨリ 同六巳三月六日卒	本多因幡守 忠盈
261	文化六巳(1809)三月十二日御書院番頭ヨリ 同十一戌七月廿八日駿府御城代	高木伊勢守 守富
262	文化十一戌(1814)八月廿八日同斷ヨリ 同十四丑六月廿七日辭	松平長門守 忠寧
263	文化十四丑(1817)八月三日同斷ヨリ 文政二卯(1819)十月十五日駿府御城代	戸田土佐守 忠從
264	文政二卯(1819)十二月朔日柳之間席ヨリ 天保八酉(1837)八月十五日御奏者番	新庄越前守 主殿頭 直計
265	天保八酉(1837)九月八日同斷ヨリ 同年十一月廿五日辭	毛利讚岐守 元世
266	天保八酉(1837)十二月廿二日詰並ヨリ 同十二丑七月八日九番組え組替	大岡紀伊守 忠愛
267	天保十二丑(1841)七月八日御書院番頭ヨリ 同十三寅十二月 日卒	小笠原長門守 長恒〔坦〕
268	天保十四卯(1843)五月十六日御譜代席ヨリ 安政四巳(1857)閏五月朔日大坂御定番	本多大和守 肥後守 忠鄰
269	安政四巳(1857)閏五月十八日詰並ヨリ 同六未八月廿八日伏見奉行	林肥後守 忠交
270	安政六未(1859)十月八日詰並ヨリ 文久三亥(1863)七月十日二條御定番	本庄宮内少輔 道美
271	文久三亥(1863)七月十日詰並ヨリ 慶應二寅(1866)正月十八日大坂御定番	稻垣若狹守 太清
272	慶應二寅(1866)三月十六日詰並ヨリ 同三卯五月廿五日御役御免、元席	戸田長門守 忠行

七番組

卯酉大坂
子午二條
赤地白紋

#	任免	姓名
273	寛永九酉(1632?)九月五日寄合ヨリ 正保二酉(1645)二月五日於大坂卒	皆川山城守 隆庸
274	正保二酉(1645)六月廿五日同斷ヨリ 寛文三卯(1663)五月 日辭	植村帶刀 土佐守 康朝
275	寛文三卯(1663)六月七日御書院番頭ヨリ 同六午二月十六日大坂御城番	米津出羽守 田盛
276	寛文六午(1666)二月十六日同斷ヨリ 同九酉二月十八日御留守居	板倉東市正 重大
277	寛文九酉(1669)二月廿二日御書院番頭ヨリ 元祿六酉(1693)五月十三日御免	植村土佐守 忠朝
278	元祿六酉(1693)五月十五日同斷ヨリ 同十丑八月廿三日御留守居	水野長門守 政泰〔忠顯〕
279	元祿十丑(1697)八月廿八日同斷ヨリ 正德四午(1714)八月廿七日於大坂卒	稻葉駿河守 〔政泰〕 利昆？ イ 三〔正〕喬
280	正德四午(1714)九月六日同斷ヨリ 享保八卯(1723)五月十六日辭	土井豐前守 利昆？〔良〕
281	享保八卯(1723)五月十六日同斷ヨリ 元文元辰(1736)九月十日駿府御城代	板倉下野守 勝〔重〕浮
282	元文元辰(1736)九月十日詰並ヨリ 延享二丑(1745)九月八日卒	本庄大和守 道矩
283	延享二丑(1745)九月廿日詰並ヨリ 寶暦八寅七月廿八日御奏者番	酒井飛騨守 忠香
284	寶暦八寅八月十五日詰並ヨリ 明和五子(1768)年於道中大津ニ卒	堀大膳亮 直著
285	明和五子(1768)五月朔日五番組ヨリ 安永三午(1774)三月四日十一番組え組替	米倉丹後守 昌晴
286	安永三午(1774)三月四日十一番組ヨリ 天明八申(1788)三月廿二日御奏者番	森川紀伊守 俊孝
287	天明八申(1788)三月廿四日交代寄合ヨリ 寛政八辰(1796)九月十四日駿府御城代	近藤縫殿助 石見守 用和
288	寛政八辰(1796)九月廿五日御書院番頭ヨリ 同十一未十一月廿四日駿府御城代	淺野壹岐守 長致
289	寛政十一未(1799)十二月十七日同斷ヨリ 文化二丑(1805)八月廿一日駿府御城代	内藤甲斐守 正範
290	文化二丑(1805)閏八月十五日交代寄合ヨリ 同三寅十二月廿日辭	溝口辰藏 攝津守 直靜
291	文化四卯(1807)正月卅日詰並ヨリ 文政元寅(1818)八月八日大坂御定番	山口周防守 弘致
292	文政元寅(1818)八月廿四日詰並ヨリ 同十一子三月九日大坂御定番	酒井飛騨守 忠藎
293	文政十一子(1828)三月九日五番組ヨリ 天保二卯(1831)四月十九日大納言樣御側	池田甲斐守 長休
294	天保二卯(1831)二月八日御書院番頭ヨリ 同十亥五月廿四日右大將樣御側	松平但馬守 忠侃
295	天保十亥(1839)七月朔日西丸御書院番頭ヨリ 弘化二巳(1845)七月八日駿府御城代	小笠原若狡守 豐後守 信名
296	弘化二巳(1845)七月廿九日詰並ヨリ 文久元酉(1861)七月八日講武所奉行	稻葉兵部少輔 正巳
297	文久元酉(1861)七月九日帝鑑間席ヨリ 同三亥四月大坂表え爲御警衞被遣 同年 月 日内願之通於大坂御役御免	小笠原近江守 貞正
298	文久三亥(1863)九月十日帝鑑間席ヨリ 慶應三卯(1867)五月廿五日御役御免、元席	丹羽長門守 氏中

八番組

寅申大坂
巳亥二條
紫地金紋

#	任免	姓名
299		水野東市正 忠政〔義忠〕
300	元和元卯(1615)年任、于時五千石 后父跡式被下候ニ付御免	井伊掃部頭 直孝
301	慶長三戌(1598)年任 寛永十二亥(1635)十月 日御留守居	牧野内匠頭 信成
302	寛永十五寅(1638)正月十一日任 同十二亥十一月九日御奏者番	堀東市正 利重
303	寛永十二亥(1635)十一月十日御書院番頭ヨリ 同廿未十月十五日御奏者番	大久保右京亮 教隆
304	寛永廿一申(1644)五月廿三日同斷ヨリ 慶安元子(1648)三月 日卒	青山因幡守 宗俊
305	慶安元子(1648)三月廿八日御小性組番頭ヨリ 明曆元未(1655)九月三日御免	石川播磨守 總長
306	明曆元申(1655?)九月十五日御書院番頭ヨリ 寛文元丑(1661)十一月十一日寺社奉行	加々爪甲斐守 直澄
307	寛文元丑(1661)十一月十一日同斷ヨリ 同二寅二月八日御側	松平民部少輔 氏信
308	寛文二寅(1662)二月八日御書院番頭ヨリ 同十二子十二月三日御留守居	戸田備後守 出羽守 守〔重〕種
309	寛文十二子(1672)十二月三日同斷ヨリ 延寶九酉(1681)九月十四日同斷	松平縫殿頭 乘次
310	延寶九酉(1681)九月十四日火消役ヨリ 貞享四卯(1687)五月廿日於大坂卒	安藤内藏助 丹波守 重好
311	貞享四卯(1687)五月廿七日御書院番頭ヨリ 元祿八亥(1695)二月十八日御留守居	中根大隅守 正朝〔則〕
312	元祿八亥(1695)二月廿一日同斷ヨリ 正德五未(1715)三月十一日御側衆	阿部志摩守 正貫〔貞〕
313	正德五未(1715)三月十一日寄合ヨリ、元御側衆 享保七寅(1722)四月七日辭	太田志摩守 資良
314	享保七寅(1722)四月廿一日詰並ヨリ 同十四酉十一月十五日大坂御定番	米津出羽守 政容
315	享保十五戌(1730)正月十一日御書院番頭ヨリ 同年三月廿八日三番組え組替	松平伊勢守 康郷
316	享保十五戌(1730)三月廿八日柳之間席ヨリ 同十八丑五月十一日辭	市橋壹岐守 直方
317	享保十八丑(1733)六月朔日西丸御書院番頭ヨリ 寶暦二申二月廿九日辭	藤堂肥後守 良僕〔端〕
318	寶暦二申三月十五日交代寄合ヨリ 同三酉七月廿四日於大坂卒	竹中左京 丹後守 元敏
319	寶暦三酉九月朔日御書院番頭ヨリ 同十辰二月二日卒	青山美濃守 幸亮
320	寶暦十辰二月廿八日同斷ヨリ 明和元申(1764)六月廿八日駿府御城代	花房近江守 職朝
321	明和元申(1764)六月廿八日交代寄合ヨリ 同六丑五月十五日西丸御側	本堂大藏 伊豆守 親房
322	明和六丑(1769)五月十五日御書院番頭ヨリ 同七寅三月六日組替	杉浦出雲守 正勝
323	明和七寅(1770)三月十五日詰並ヨリ 安永七戌(1778)十一月八日伏見奉行	小堀備中守 政彌
324	安永七戌(1778)十一月八日柳之間ヨリ 天明四辰(1784)三月九日辭	青木甲斐守 一貫
325	天明四辰(1784)三月十二日詰並ヨリ 同七未三月十二日御奏者番	水野壹岐守 忠詔
326	天明七未(1787)三月十七日同斷ヨリ 同年六月廿六日御側御用御取次	加納備中守 遠江守 久周
327	天明七未(1787)七月六日同斷ヨリ 同八申六月十八日若年寄	京極備前守 上總介 高久
328	天明八申(1788)六月廿一日十一番組ヨリ 寛政九巳(1797)二月五日辭	堀田豐前守 正穀
329	寛政九巳(1797)二月十七日一番組ヨリ 享和三亥(1803)閏正月廿一日駿府御城代	堀内藏頭 直皓
330	享和三亥(1803)閏正月廿九日御書院番頭ヨリ 文化二丑(1805)二月卅五番組え組替	安藤伊豫守 直之
331	文化二丑(1805)三月廿日同斷ヨリ 同三寅六月朔日五番組え組替	巨勢日向守 利和
332	文化三寅(1806)六月朔日詰並ヨリ 同六巳三月十二日一番組え組替	田沼玄蕃頭 意善
333	文化六巳(1809)三月十二日一番組ヨリ 同十一戌十月二日卒	永井大和守 直諒
334	文化十一戌(1814)十月九日西丸御書院番頭ヨリ 同十三子十月廿四日駿府御城代	松平伊豫守 定能
335	文化十三子(1816)十月廿四日同斷ヨリ 文政八酉(1825)九月十五日若君樣御側	酒井但馬守 忠宣
336	文政八酉(1825)九月廿日御書院番頭ヨリ 天保二卯(1831)十二月十九日卒	水野伯耆守 甲斐守 忠良
337	天保三辰(1832)正月十一日交代寄合ヨリ 同六未九月 日卒	㝡上圖書助 駿河守 義貫〔實〕
338	天保六未(1835)十月十五日柳之間席ヨリ 同十二丑十二月八日辭	北條相摸守 遠江守 氏喬
339	天保十三寅(1842)正月十一日御書院番頭ヨリ 弘化四未(1847)四月九日卒	酒井隱岐守 忠大
340	弘化四未(1847)五月十二日御書院番頭ヨリ 同年十二月廿八日御留守居	菅沼伊賀守 定敬
341	弘化五申(1848)正月廿八日御書院番頭ヨリ 嘉永六丑(1853)六月廿三日辭	本多日向守 助信
342	嘉永六丑(1853)七月廿日帝鑑之間席ヨリ 安政七申(1860)正月十五日御奏者番	堀田豐前守 正誠
343	安政七申(1860)三月十五日詰並ヨリ 文久二戌(1862)閏八月十五日御軍艦奉行	内田主殿頭 正德

主殿頭正德轉役後、跡役不被仰付、文久二戌
閏八月十九日御番衆惣組え割入、與力・同心
二條御定番與力・同心被仰付候事

九番組

丑未大坂
辰戌二條
淺黄赤紋

#	任免	姓名
344		松平石見守 康安
345	元和九亥(1623)年御書院番組頭ヨリ 慶安元子(1648)三月十一日家綱公附 同二丑十月十一日大坂御定番	安部攝津守 信盛
346	慶安三寅(1650)九月三日十一番組ヨリ 同四卯七月廿三日御留守居	稻垣若狹守 重久〔大〕
347	慶安四卯(1651)八月廿九日任 明曆四戌(1658)五月十三日於二條卒	高木主水正 正弘
348	明曆四戌(1658)正月廿一日御書院番頭ヨリ 寛文八申(1668)九月卅日卒	安藤伊賀守 重之〔元〕
349	寛文八申(1668)十二月四日同斷ヨリ 延寶四辰(1676)正月廿一日御側	内藤若狹守 重頼
350	延寶四辰(1676)二月廿一日同斷ヨリ 同八申十二月十六日御役被召放、閉門	永井佐渡守 伊豫守 尚喜
351	延寶九酉(1681)正月十一日同斷ヨリ 天和二戌(1682)四月廿一日御役料地方直御加増 貞享元子(1684)二月廿六日御留守居	柴田和泉守 康利
352	貞享元子(1684)三月廿七日同斷ヨリ 元祿二巳(1689)五月卅日御側	森川下野守 重高
353	元祿二巳(1689)五月十四日詰並ヨリ 寶永八卯(1711)正月十一日御奏者番	高木大學 主水正 正陳
354	寶永八卯(1711)正月十一日寄合ヨリ、元御側衆 正德四午(1714)五月 日御免	宇津出雲守 教信
355	正德四午(1714)五月廿八日寄合ヨリ、元同斷 同五未五月廿八日御留守居	朽木和泉守 則綱
356	正德五未(1715)五月廿八日寄合ヨリ、再勤 享保二酉(1717)十一月廿八日辭	戸田土佐守 忠定
357	享保三戌(1718)正月十一日詰並ヨリ 同八卯十一月廿三日辭	松平下野守 信治
358	享保八卯(1723)十二月五日詰並ヨリ 同十九寅十月廿日伏見奉行	小堀備中守 政岑
359	享保十九寅(1734)十月廿日御書院番頭ヨリ 同廿一辰二月三日辭	酒井伯耆守 忠辰〔居〕
360	享保廿一辰(1736)二月五日同斷ヨリ 元文五申(1740)七月三日卒	久貝因幡守 正順
361	元文五申(1740)九月朔日同斷ヨリ 寛保三亥(1743)閏四月十五日御留守居	酒井越中守 忠丘
362	寛保三亥(1743)閏四月十五日同斷ヨリ 延享四卯(1747)三月朔日同斷	水野河内守 忠昌〔富〕
363	延享四卯(1747)三月七日詰並ヨリ 寛延二巳(1749)八月十五日大坂御定番	米津越中守 政崇
364	寛延二巳(1749)八月十五日詰並ヨリ 寶暦七丑三月十五日御奏者番	水野肥前守 忠見
365	寶暦七丑三月廿一日交代寄合ヨリ 同十一巳十二月三日辭	松平三次 伊勢守 善以
366	寶暦十一巳十二月十五日詰並ヨリ、元御側衆 明和元申(1764)九月四日於道中卒	森川下總守 俊因
367	明和元申(1764)九月十五日同斷ヨリ 安永九子(1780)九月廿五日卒	高木主水正 正弼
368	安永九子(1780)十月七日詰並ヨリ 寛政三亥(1791)五月廿四日伏見奉行	本庄伊勢守 甲斐守 道利
369	寛政三亥(1791)七月朔日交代寄合ヨリ 同七卯十二月十二日同斷	松平靱負 但馬守 昌睦
370	寛政七卯(1795)十二月十二日御書院番頭ヨリ 文化元子(1804)二月 日卒	中坊近江守 河内守 廣看
371	文化元子(1804)三月十日同斷ヨリ 同四卯二月八日駿府御城代	淺野中務少輔 長富
372	文化四卯(1807)二月廿二日同斷ヨリ 同七午六月廿四日西丸御側	佐野肥前守 義行
373	文化七午(1810)七月朔日詰並ヨリ 文政四巳(1821)十二月十二日大坂御定番	大久保出雲守 教孝
374	文政四巳(1821)十二月廿四日詰並ヨリ 同十三寅九月三日卒	堀近江守 直哉
375	文政十三寅(1830)九月廿九日詰並ヨリ 天保十二丑(1841)六月晦日思召有之御役御免	永井信濃守 播磨守 直養
376	天保十二丑(1841)七月八日六番組ヨリ 同十四卯十一月十日十番組え組替	大岡紀伊守 忠愛
377	天保十四卯(1843)十一月十日十番組ヨリ 同年十二月廿八日思召有之御役御免	大久保紀伊守 忠學
378	天保十五辰(1844)二月八日御書院番頭格浦賀奉行ヨリ 安政五午(1858)五月六日御側	遠山安藝守 景高
379	安政五午(1858)五月六日御留守居格大目付ヨリ、再役 同六未八月廿八日京極周防守組え組替	土岐丹波守 頼旨
380	安政六未(1859)八月廿八日一番組ヨリ、組替 文久元酉(1861)九月十四日大坂御定番	京極周防守 高富
381	文久元酉(1861)九月十四日菊之間縁頬詰ヨリ 慶應三卯(1867)五月廿五日御役御免、元席	大久保長門守 出雲守 教義

十番組

卯酉大坂
子午二條
紫地白紋

#	任免	姓名
382	寛永九申(1632)四月八日御小性組番頭ヨリ 慶安元子(1648)六月六日大坂御定番	内藤石見守 信廣
383	慶安元子(1648)十月二日同斷ヨリ 延寶二寅(1674)八月廿三日御免	岡部丹波守 長堅〔賢〕
384	延寶二寅(1674)八月廿八日御書院番頭ヨリ 同四辰六月三日駿府御城代	松平豐前守 勝易
385	延寶四辰(1676)六月三日同斷ヨリ 同八申十一月廿二日西丸御守	堀田對馬守 正英
386	延寶八申(1680)十二月九日詰並ヨリ 天和元酉(1681)十一月廿九日御奏者番	酒井大和守 忠國
387	天和二酉(1682?)正月十一日詰並ヨリ 貞享三寅(1686)八月六日大坂御定番	安部攝津守 信友
388	貞享三寅(1686)八月廿一日任 同五辰五月十三日御側衆	松平美作守 直能
389	貞享五辰(1688)六月九日交代寄合ヨリ 元祿四未(1691)十一月四日卒	菅沼主水 攝津守 定實
390	元祿四未(1691)十二月三日柳之間席ヨリ 寶永七寅(1710)五月廿一日辭	片桐主膳正 貞房
391	寶永七寅(1710)五月廿三日寄合ヨリ、元御側衆 正德二辰(1712)年於道中卒	水野飛騨守 昌〔重〕矩
392	正德二辰(1712)九月朔日御書院番頭ヨリ 享保九辰(1724)四月十六日於大坂卒	板倉筑後守 重行
393	享保九辰(1724)四月廿九日同斷ヨリ 同十三申四月朔日御留守居	諏訪若狹守 頼秋
394	享保十三申(1728)四月朔日詰並ヨリ 元文二巳(1737)十一月十一日御奏者番	戸田右近將監 氏房
395	元文二巳(1737)十一月廿一日交代寄合ヨリ 延享三寅(1746)三月朔日伏見奉行	菅沼新八郎 織部正 定用
396	延享三寅(1746)三月朔日御書院番頭ヨリ 寶暦三酉六月十日辭	戸田備後守 和泉守 種辰
397	寶暦三酉六月十五日任 同八寅十月 日卒	堀田若狹守 正實
398	寶暦八寅十一月十五日詰並ヨリ 安永八亥(1779)三月六日四番組え組替	稻垣周防守 長門守 定計
399	安永八亥(1779)四月十五日詰並ヨリ 寛政元酉(1789)閏六月廿八日辭	遠藤下野守 胤忠
400	寛政元酉(1789)閏六月廿二日三番組ヨリ 同三亥十一月廿二日御側	酒井隱岐守 忠美
401	寛政三亥(1791)十二月六日詰並ヨリ 同五丑十一月廿四日辭	酒井相摸守 忠言
402	寛政六寅(1794)正月廿七日柳之間席ヨリ 文化六巳(1809)十一月五日辭	建部内匠頭 政賢
403	文化六巳(1809)十一月十八日御譜代席ヨリ 文政四巳(1821)八月十七日卒	加納大和守 久敬
404	文政四巳(1821)九月廿三日詰並ヨリ 同六未九月廿七日辭	永井信濃守 直國〔方〕
405	文政六未(1823)十月十五日御譜代席ヨリ 同七申十月 日卒	小笠原備後守 近江守 貞哲
406	天保七申(1836)十一月廿日詰並ヨリ 同十三寅七月廿五日御奏者番	戸田淡路守 氏綏
407	天保十三寅(1842)八月六日御書院番頭ヨリ 同十四卯十一月十日九番組え組替	大久保紀伊守 忠愛〔學〕
408	天保十四卯(1843)十一月十九番組ヨリ 嘉永五子(1852)閏二月廿八日御奏者番	大岡紀伊守 越前守 忠愛
409	嘉永五子(1852)閏二月廿八日詰並ヨリ 同六丑十二月十六日大坂御定番	田沼玄蕃頭 意尊
410	嘉永六丑(1853)十二月廿八日御書院番頭ヨリ 安政六未(1859)十一月廿四日御側	小笠原加賀守 長穀
411	安政六末十二月十五日交代寄合ヨリ 文久二戌(1862)十二月四日一ツ橋殿大坂表え被相越ニ 付、差添被遣旨 同三亥八月七日大目付	松平禎之丞 因幡守 康正
412	文久三亥(1863)八月十三日御書院番頭ヨリ 慶應元丑(1865)六月廿七日御勘定奉行	小笠原志摩守 政民
413	慶應元丑(1865)六月廿七日大目付ヨリ、再役 同二寅十一月十五日海軍奉行並	土岐肥前守 頼徳〔禮〕

十一番組

子午大坂
卯酉二條
白地赤紋

#	任免	姓名
414	大坂御陳供奉 后御奏者番	阿部備中守 正次
415	元和三巳(1617)	阿部左馬介 正言〔吉〕
416	寛永四卯(1627)正月十五日御徒頭ヨリ 同廿一申 月 日卒	松平縫殿頭 直次
417	寛永廿一申(1644)五月廿三日御書院番頭ヨリ 慶安三寅(1650)九月三日九番組え組替	稻垣若狹守 重大
418	慶安三寅(1650)十一月十九日御書院番頭ヨリ 寛文四辰(1664)二月五日於 卒	池田帶刀 長堅〔賢〕
419	寛文四辰(1664)三月四日御譜代席ヨリ 同年四月 日卒	本多越中守 忠次
420	寛文四辰(1664)六月七日御書院番頭ヨリ 同十一亥九月八日御役被召放	水野周防守 忠増
421	寛文十一亥(1671)十月八日同斷ヨリ 延寶五巳(1677)閏十二月廿六日御免	土屋兵部少輔 元〔之〕直
422	延寶六午(1678)正月十一日再役 元祿五申(1692)六月十日奥詰	水野周防守 忠増
423	元祿五申(1692)六月廿七日御譜代席ヨリ 同十五午六月十日御奏者番	本多彈正少弼 忠晴
424	元祿十五午(1702)六月十日御書院番頭ヨリ 寶永五子(1708)閏正月十五日御留守居	大久保淡路守 教福
425	寶永五子(1708)閏正月十五日同斷ヨリ 同七寅九月廿一日御側	北條右近大夫 對馬守 氏鐙〔澄〕
426	寶永七寅(1710)九月廿一日同斷ヨリ 正德三巳(1713)二月十六日辭	永井備前守 直鐙〔澄〕
427	正德三巳(1713)二月廿九日同斷ヨリ 享保四亥(1719)九月三日組替	岡野備中守 成恒〔勝〕
428	享保四亥(1719)十月廿二日詰並ヨリ 同八卯三月晦日若年寄	水野壹岐守 忠定
429	享保八卯(1723)三月八日御書院番頭ヨリ 同十七子二月四日辭	森川下總守 俊久
430	享保十七子(1732)二月廿一日詰並ヨリ 延享三寅(1746)十一月十五日御奏者番	井上遠江守 正敦
431	延享三寅(1746)十一月十五日御譜代席ヨリ 同四卯八月三日於大坂卒	松平備前守 主計頭 定章
432	延享四卯(1747)八月十五日拾二番組ヨリ 寛延三午(1750)三月朔日卒 〔御留守居〕	戸田近江守 定治 〔浩〕
433	寛延三午(1750)三月朔日柳之間席ヨリ 寶暦八寅十一月廿八日伏見奉行	久留嶋信濃守 光通
434	寶暦八寅十一月廿八日御譜代席ヨリ 明和九辰(1772)五月卅日卒	堀田出羽守 正邦
435	明和九辰(1772)六月十一日詰並ヨリ 安永三午(1774)三月四日組替	森川紀伊守 俊孝
436	安永三午(1774)三月四日七番組ヨリ 同五申正月廿九日御奏者番	米倉丹後守 昌晴
437	安永五申(1776)二月十五日柳之間席ヨリ 天明五巳(1785)十二月廿七日伏見奉行	久留嶋信濃守 通和〔祐〕
438	天明六午(1786)正月十一日御譜代席ヨリ 同八申六月廿一日組替	堀田豐前守 正穀
439	天明八申(1788)六月廿六日御書院番頭ヨリ 寛政六寅(1794)七月廿四日御側衆	白須甲斐守 政雍
440	寛政六寅(1794)八月八日柳之間席ヨリ 同十一未十二月九日辭	新庄駿河守 直親〔規〕
441	寛政十一未(1799)十二月十七日詰並ヨリ 文化七午(1810)六月廿八日御奏者番	高木主水正 正則〔剛〕
442	文化七午(1810)七月朔日二番組ヨリ 同十酉正月廿五日御留守居	太田志摩守 資同
443	文化十酉(1813)二月八日御書院番頭ヨリ 文政十二丑(1829)十一月八日西丸御側	戸田和泉守 美濃守 光弘
444	文政十二丑(1829)十一月廿四日御書院番頭ヨリ 天保七申(1836)二月八日御留守居	米津内藏頭 田朝
445	天保七申(1836)二月廿六日御書院番頭ヨリ 同十二丑 月 日於大坂卒	戸田備中守 隼人正 光大
446	天保十二丑(1841)八月晦日御書院番頭ヨリ 弘化四未(1847)十一月十一日来々酉年三月小金御鹿狩 取調御用 安政二卯(1855)二月十日十二番組え組替	久貝因幡守 正典
447	安政二卯(1855)二月十日十二番組ヨリ 同年同月廿二日辭	近藤石見守 致用
448	安政二卯(1855)三月十五日御書院番頭ヨリ 文久二戌(1862)十月九日御役御免、勤仕並寄合、時服 五被下	近藤遠江守 是用
449	文久二戌(1862)十月十日御譜代席ヨリ、再役、元御奏 者番 同三亥五月十二日卒	堀田加賀守 正誠
450	文久三亥(1863)六月廿二日柳之間席ヨリ 同年九月十日若年寄	立花出雲守 種恭
451	文久三亥(1863)十月十一日柳之間席交代寄合ヨリ 慶應二寅(1866)五月十四日辭	㝡上采女助 出羽守 義連
452	慶應二寅(1866)六月十五日御勘定奉行ヨリ、再役 同年八月廿七日御留守居	小笠原志摩守 政民

十二番組

丑未大坂
辰戌二條
白地黒紋

#	任免	姓名
453	寛永十一戌(1634)十一月十日御書院番頭ヨリ 同十二亥四月二日卒	高木主水正 正成
454	寛永十二亥(1635)九月九日同斷ヨリ 同十九午九月十五日御奏者番	松平伊賀守 忠晴
455	寛永十九午(1642)閏九月五日同斷ヨリ 明曆三酉(1657)十二月九日卒	田中主殿頭 定吉〔官〕
456	明曆四戌(1658)正月十一日同斷ヨリ 寛文九酉(1669)七月廿七日駿府御城代	松平左近大夫 貞久〔乘眞〕
457	寛文九酉(1669)八月十五日御書院番頭ヨリ 元祿四未(1691)六月廿三日辭	田中大隅守 定格
458	元祿四未(1691)六月廿六日寄合ヨリ 同六酉八月二日卒	嶋津式部少輔 久壽
459	元祿六酉(1693)八月十一日百人組之頭ヨリ 寶永八卯(1711)四月廿三日辭	屋代越中守 忠至
460	寶永八卯(1711)四月廿八日詰並ヨリ 享保五子(1720)三月四日卒	稻垣長門守 重房
461	享保五子(1720)三月廿三日御書院番頭ヨリ 同十四酉五月廿八日辭	本多淡路守 忠貞
462	享保八卯(1723)九月七日詰並ヨリ 同十四酉五月十四日辭	山口伊豆守 弘豐
463	享保十四酉(1729)六月廿八日同斷ヨリ 同十七子八月七日御奏者番	板倉伊豫守 勝清
464	享保十七子(1732)八月十九日同斷ヨリ 同十九寅八月 日於大坂卒	森川内膳正 俊常
465	享保十九寅(1734)八月廿八日御譜代ヨリ 延享二丑(1745)七月朔日若年寄	堀田出羽守 正陳
466	延享二丑(1745)七月朔日御書院番頭ヨリ 同三寅八月十八日於道中卒	嶋津山城守 久府
467	延享三寅(1746)九月廿四日西丸御書院番頭ヨリ 同四卯八月十五日十一番組え組替	戸田近江守 定誥〔浩〕
468	延享四卯(1747)九月十一日御譜代席ヨリ 寛延四未(1751)五月六日辭	柳澤民部少輔 保左〔存〕
469	寛延四未(1751)五月七日詰並ヨリ 寶暦十三未七月朔日御奏者番	加納大和守 久堅
470	寶暦十三未七月朔日御書院番頭ヨリ 明和元申(1764)十月十五日伏見奉行	本多對馬守 忠榮
471	明和元申(1764)十月十八日同斷ヨリ 同二酉七月八日御側衆	金田遠江守 正甫
472	明和二酉(1765)七月十二日西丸御書院番頭ヨリ 同五子五月朔日駿府御城代	武田越前守 信村
473	明和五子(1768)五月朔日御書院番頭ヨリ 天明元丑(1781)閏五月十一日西丸御側	稻葉紀伊守 正邑
474	天明元丑(1781)閏五月廿五日同斷ヨリ 同六午四月十五日御側衆	西郷筑前守 貴綱〔員總〕
475	天明六午(1786)五月四日同斷ヨリ 寛政元酉(1789)七月廿一日卒	水野河内守 忠做
476	寛政元酉(1789)七月廿四日詰並ヨリ 同五丑三月廿五日辭	米倉長門守 昌賢
477	寛政五丑(1793)四月十八日交代寄合ヨリ 同九巳八月廿九日卒	菅沼新八郎 織部正 定前
478	寛政九巳(1797)九月十六日御書院番頭ヨリ 享和元酉(1801)六月廿五日辭	諏訪若狹守 頼伊
479	享和元酉(1801)七月八日同斷ヨリ 同二戌十二月十一日卒	松平内匠頭 康休
480	享和三亥(1803)六月十三日詰並ヨリ 文化三寅(1806)九月廿九日大坂御定番	本庄近江守 道昌
481	文化三寅(1806)十一月八日詰並ヨリ 同十三子十二月廿六日御奏者番	森川兵部少輔 紀伊守 俊敏
482	文化十四丑(1817)正月廿日詰並ヨリ 文政六未(1823)三月廿四日伏見奉行	堀田豐前守 正民
483	文政六未(1823)四月十二日同斷ヨリ 同十亥十月十二日伏見奉行	本庄近江守 伊勢守 道貫
484	文政十亥(1827)十一月廿日詰並ヨリ 天保四巳(1833)六月廿四日伏見奉行	加納大和守 遠江守 備中守 久儔
485	天保四巳(1833)七月十二日御書院番頭ヨリ 同十二丑五月十日辭	横田筑後守 貞松
486	天保十二丑(1841)五月十五日御留守居ヨリ 弘化三午(1846)七月廿二日辭	曾我伊豫守 助順
487	弘化三午(1846)八月八日御書院番頭ヨリ 安政二卯(1855)二月十日十一番組え組替	近藤石見守 致用
488	安政二卯(1855)二月十日十一番組ヨリ 同三辰二月十四日御留守居	久貝因幡守 正典
489	安政三辰(1856)二月廿日柳之間席ヨリ 文久三亥(1863)三月於二條在番先卒	建部内匠頭 政和
490	文久三亥(1863)七月十日御書院番頭ヨリ 元治元子(1864)四月十四日御勘定奉行	齋藤攝津守 三理
491	元治元子(1864)五月八日交代寄合ヨリ 同年十月十一日陸軍奉行	竹中民部 遠江守 重固
492	元治元子(1864)十月十一日詰並ヨリ 慶應三卯(1867)五月廿五日御役御免、元席	米倉丹後守 昌言