京都見廻役

元治元子年四月初而被仰付、席之儀は大御番
頭次席、五千石高、御役料三千俵被下

#	任免	姓名
1	元治元子(1864)四月廿六日詰並ヨリ 慶應三卯(1867)六月六日辭	高一萬石 蒔田相模守 廣孝
2	同日交代寄合ヨリ、元大御番頭席大目付 慶應二寅(1866) 月 日御役御免	高六千石 松平因幡守 出雲守 康正
3	慶應二寅(1866)十一月 日於京都柳之間席ヨリ、元講 武所奉行 同三卯五月 日於京都御奏者番	高一萬五千石 堀石見守 左衞門尉 親義
4	慶應三卯(1867)六月十日寄合ヨリ、元組合銃隊頭	高四千五百石 小笠原彌八郎 河内守 長遠
5	慶應三卯(1867)五月 日於大坂御目付ヨリ、並 同年十二月廿二日遊撃隊頭	高百俵 岩田織部正 通徳

京都見廻組與頭

元治元子年五月初而被仰付、場所高三百俵、
席之儀御書院番之次、同勤方ハ貮百俵高、大
御番之次

#	任免	姓名
6	元治元子(1864)五月十六日開成所取締役ヨリ	小林彌兵衞
7	同日新御番松下大學組ヨリ 慶應二寅(1866)十月廿七日(富士見|御寶藏)番之頭	間宮孫四郎
8	同日小普請組安藤與十郎支配ヨリ 慶應二寅(1866)九月廿八日撒兵差圖役頭取	土屋助三郎
9	同日同人支配ヨリ	久保田善三郎
10	同日御天守番ヨリ、勤方	大津源次郎
11	同日同斷ヨリ、同斷	大野龜三郎
12	同日(富士見|御寶藏)番ヨリ、同斷 同年八月廿四日新御番	芳賀榮之助

御鐡炮製造奉行

元治元子年六月初而被仰付、場所高三百俵、
御役扶持二十人口、席之儀御廣鋪番之頭次

#	任免	姓名
13	元治元子(1864)六月廿六日神奈川奉行支配組頭ヨリ 慶應二寅(1866)二月二日歩兵差圖役頭取	福田作太郎 重固
14	慶應二寅(1866)二月七日御勘定ヨリ 同三卯六月廿一日炮兵差圖役頭取	日高圭三郎