神奈川奉行支配組頭

安政六未年六月初而被仰付、同年九月十九日
場所高百五十俵、御役料貳百俵、御役金七十
兩、長崎奉行支配組頭上席

#	任免	姓名
1	安政六未(1859)六月八日下田奉行支配組頭ヨリ 萬延二酉(1861)正月廿九日御用多之所骨折相勤候ニ付 布衣被仰付、百俵高ニ御加増被成下 文久三亥(1863)四月三日二丸御留守居	若菜三男三郎
2	同日同斷ヨリ 文久二戌(1862) 月 日御賄頭次席 同三亥七月廿一日御代宮	松村忠四郎
3	萬延元申(1860)十月 日神奈川調役ヨリ、勤方 文久二戌(1862) 月 日本役 元治元子(1864)正月十六日出精相勤候ニ付、布衣百俵 高御加増被成下 元治元子(1864)八月廿五日御詮議之儀有之、揚り座敷 え被遣 同年十月十九日切腹、家斷絶	脇屋卯三郎
4	萬延元申(1860)十月十一日新御番大久保甚右衞門組ヨ リ、元寺社奉行吟味物調役 文久二戌(1862)閏八月八日御勘定組頭	星野金吾 千之
5	萬延元申(1860)十二月廿二日御軍艦調役組頭ヨリ、勤 方、御勘定組頭菅太郎悴 文久二戌(1862)二月廿五日外國奉行支配組頭	宮田文吉 正之
6	文久二戌(1862) 月 日調役ヨリ、勤方 同三亥六月 日本役 同年七月廿一日神奈川奉行並	合原猪三郎 義直
7	文久三亥(1863)六月 日調役ヨリ、勤方 元治元子(1864)七月廿五日本役、永々御目見以上	伊藤岩一郎 富禮
8	文久三亥(1863) 月 日調役ヨリ 慶應三卯(1867)七月十九日外國奉行支配組頭	杉浦武三郎
9	文久三亥(1863)八月廿七日御勘定格御徒目付ヨリ 元治元子(1864)六月廿六日御鐵炮製造奉行	福田作太郎 重固
10	文久三亥(1863)九月十二日外國奉行支配調役並ヨリ 同年 月 日御役御免	岡崎藤左衞門
11	元治元子(1864)七月廿五日調役ヨリ、勤方 同年十一月八日本役、永々御目見以上	相原二郎太郎
12	同日同斷ヨリ、勤方	高木喜久右衞門
13	慶應元丑(1865)年 月 日神奈川調役ヨリ、勤方 同三卯四月廿一日改易	菅浪鍉輔
14	慶應三卯(1867)五月廿五日御勘定評定所留役ヨリ、永 々御目見以上	三浦榮五郎

神奈川奉行支配定番役頭取取締り

文久三亥年七月初而被仰付、場所高四百俵、
御役料百俵、席之儀は新御番組頭之次、神奈
川奉行支配、元治元子年十月四席之儀は姫
君樣方御用人之次、美濃郡代之上、布衣場、
場所高五百俵、御役料三百俵被下

#	任免	姓名
15	文久三亥(1863)七月廿一日御軍艦取調役組頭ヨリ 元治元子(1864)九月廿日新御番	吉岡勇平
16	同日小普請組根岸肥前守支配ヨリ、元浪士取締 り役 同年十二月 日西國御郡代	窪田治部右衞門
17	元治元子(1864)七月廿五日定番役頭取ヨリ、治右衞 門倅 慶應二寅(1866)五月四日御鐵炮玉藥奉行	窪田泉太郎
18	元治元子(1864)十月三日御納戸組頭ヨリ 同年十二月十五日御納戸組頭	永井勘兵衞

慶應二丙寅年五月神奈川奉行支配定番役被廢
止ニ付、窪田專太郎轉役跡役不被仰付