講武所奉行支配取締役

文久二戌年五月初而被仰付、席之儀兩御番之上
高五百石以下之者え爲御手當十人扶持被下之

#	任免	姓名
1	文久二戌(1862)五月七日御書院番徳永伊豫守組講武所 調方出役ヨリ 同年十二月九日講武所頭取並	久保鋼太郎
2	同日同久永石見守組同斷出役ヨリ 同年十二月十四日講武所頭取並	岩田半太郎
3	同日同神保山城守組同斷出役ヨリ 同三亥二月晦日講武所頭取並	鈴木重吉
4	同日同高木伊勢守組同斷出役ヨリ 同三亥正月十五日講武所頭取	深津喜三郎 彌左衞門
5	同日御書院番松平筑後守組講武所調方出役ヨリ 同三亥 月 日死	山岡連之助
6	同日大御番津田越前守組同斷出役ヨリ 同年十二月十四日講武所頭取並	佐久間左衞門 眞輔
7	文久三亥(1863)四月廿四日御小性組平岡石見守組講武 所調方出役ヨリ 同年十二月朔日御役御免、小普請入	平岡與右衞門
8	同日同本多日向守組同斷出役ヨリ 元治元子(1864)二月七日御裏門御切手番之頭	鈴木猪三郎
9	同日同同斷出役ヨリ、御代官三右衞門悴 同年八月十三日講武所頭取	竹垣龍五郎
10	文久三亥(1863)九月十四日御小性組根岸肥前守組調方 出役ヨリ 慶應二寅(1866)十一月十八日遊撃隊	神保左兵衞
11	同日新御番岡部日向守組同斷出役ヨリ 右同斷	神谷保三郎
12	同日同松下大學組同斷出役ヨリ 右同斷	植木彌三郎
13	同日大御番丹羽長門守組同斷出役ヨリ 元治元子(1864)十月朔日講武所頭取並	秩父榮吉
14	文久三亥(1863)十一月十五日調方出役ヨリ 慶應二寅(1866)十一月十八日遊撃隊	池田彈正
15	文久三亥(1863)十二月四日御小性組水野伊勢守組ヨリ 元治元子(1864)二月十四日講武所頭取並	深尾繁次郎
16	元治元子(1864)二月七日新徴組與頭ヨリ 慶應二寅(1866)十一月十八日遊撃隊	片山彌次郎
17	元治元子(1864)五月三日同斷ヨリ 右同斷	小貫鑄太郎 昌之
18	元治元子(1864)九月十六日御小性組巨勢謙吉組講武所 調方出役ヨリ 右同斷	町野善太郎
19	元治元子(1864)十月朔日大御番大岡越前守組同斷出役 ヨリ 右同斷	内藤英之助
20	同日同竹中遠江守組同斷出役ヨリ 右同斷	水野増次郎
21	元治元子(1864)十一月十八日兩御番上席御軍艦頭取 ヨリ 慶應二寅(1866)四月二日歩兵差圖役頭取	荒井郁之助
22	慶應元丑(1865)十月廿二日兩御番格奥詰ヨリ 同二寅十一月十八日遊撃隊	布施信三郎 忠正
23	慶應元丑(1865)十二月十六日御小性組酒井安房守組講 武所調方出役ヨリ 右同斷	山本九十郎