二條御鐵炮奉行

二條在番大御番ヨリ二人宛出役出ル
文久三亥年九月六日以來二條御武具奉行と唱替

#	任免	姓名
1	寛永年中ヨリ明曆二申年迄	都筑善兵衞
2	同年ヨリ慶安四年迄	林半右衞門
3	慶安四年ヨリ元祿六酉年迄	林清兵衞
4	明曆二申(1656)年ヨリ萬治四丑年迄	都筑善九郎
5	萬治四丑(1661)年ヨリ元祿十一寅年迄	林惣兵衞
6	元祿六酉(1693)十月廿三日 同七戌年病氣ニ付上京無之、於江戸願御免	隱岐五郎大夫
7	元祿七戌(1694) 月 日 享保十一午(1726) 月老衰願御免、金二枚被下	富田平右衞門
8	元祿十一寅(1698)四月五日小十人渡邊彌之助組ヨリ 正德元卯(1711)年迄	鈴木新六郎
9	正德元卯(1711)三月五日同飯田惣左衞門組ヨリ 享保六丑(1721)年迄	梶助右衞門
10	享保六丑(1721)七月十二日同曾雌權右衞門組ヨリ 同十九寅四月十二日死	羽田幸右衞門
11	享保六丑(1721)七月六日江戸御藏奉行ヨリ、一ケ年 假役	高井藏人
12	享保十一午(1726)九月廿八日小十人池田數馬組ヨリ 延享三寅(1746)六月廿九日御役御免、小普請入差扣	井上三郎兵衞
13	享保十九寅(1734)七月二日同落合彌八組ヨリ 寛保元酉(1741)八月六日死	澤平八郎
14	寛保二戌(1742)十月十二日西丸小十人有馬兵藏組ヨリ 寶暦三酉八月十八日死	宮村太吉
15	延享三寅(1746)七月十九日小十人鈴木市左衞門組ヨリ 明和三戌(1766)七月 日死	武嶋左兵衞
16	寶暦三酉十月四日小十人芝山小兵衞組ヨリ 明和五子(1768) 月願御免	岩手半七郎
17	明和三酉(1766?)八月十二日御殿詰御勘定組頭ヨリ 同年十一月十六日願御免	川口久三郎
18	明和三戌(1766)十二月二日小普請方改役ヨリ 安永六酉(1777)三月廿日御廣敷番之頭	三河口雲八郎
19	明和五子(1768)十月廿六日小十人山中平吉組ヨリ 同七寅二月願御免	奈佐清三郎
20	明和七寅(1770)十一月三日小十人赤井越前守組ヨリ 安永二巳(1773) 月於京都死	柴山金十郎
21	安永二巳(1773)八月九日西丸小十人松平但馬守組ヨリ 天明四辰(1784)三月廿五日老衰ニ付願御免、金貮枚 被下	入戸野長五郎
22	安永六酉(1777)五月十一日小十人神尾内記組ヨリ	大岡右門
23	天明四辰(1784)五月廿五日御鳥見ヨリ 同六午 月 日於京都死	栗津又左衞門
24	天明六午(1786)九月五日小普請方ヨリ	木村吉十郎
25		宅間善右衞門
26		平岩右膳
27	天保 月 日二條御門番之頭	松下孫十郎
28	天保十亥(1839)七月 日二條御門番之頭	三輪清右衞門
29	天保十亥(1839) 弘化三午(1846)正月十六日二條御門番之頭	岡本良右衞門
30	弘化三午(1846)二月廿四日林奉行ヨリ 嘉永六丑(1853)六月 日二條御門番之頭	幸田金一郎
31	嘉永六丑(1853)七月十六日御腰物方ヨリ 安政三辰(1856)十月 日死	依田吉左衞門
32	安政四巳(1857)二月 日大御番ヨリ 文久二戌(1862)正月廿一日辭	佐々木金右衞門
33	文久二戌(1862)三月二日田安殿近習番格奥勤ヨリ 元治元子(1864)八月十八日(富士見|御金藏)番之頭	齋藤新五郎
34	元治元子(1864)四月七日御天守番之頭ヨリ 同年五月廿九日二條御城御門番之頭格	細倉鎌左衞門
35	慶應二寅(1866)二月十三日小普請組高力直三郎支配世 話取扱ヨリ、勤方	長谷川織部