西丸御徒頭

黒蕨ハキ

壹番組

元御本丸九番
嘉永六丑年より御本丸十六番組

#	任免	姓名
1		水野勘八郎 重家
2		堀田權右衞門 一純
3	正保二酉(1645)六月廿八日任 明曆三酉(1657)五月二日卒	久貝頼母
4	明曆三酉(1657)七月十九日中奥御番ヨリ 寛文十戌(1670)七月九日駿府町奉行	富永孫左衞門 泰賢
5	寛文十戌(1670)七月九日御小性組ヨリ 延寶五巳(1677)十月四日御目付	曾我權之丞 助壽
6	延寶五巳(1677)十月十八日御書院番稻葉出羽守組ヨリ 同九酉七月十九日御書院番與頭	小出數馬 宗政
7	延寶九酉(1681)七月十三日御小性組中根大隅守組ヨリ 天和二戌(1682)四月廿一日御役料御加増 元祿七戌(1694)六月廿八日御廊下番頭	根來新之丞 半右衞門 正純
8	元祿七戌(1694)七月朔日二丸御留守居ヨリ 寶永三戌(1706)二月廿七日辭	小泉兵庫 養正
9	寶永三戌(1706)二月廿八日御小性組松平壹岐守組ヨリ 同年十一月廿六日西丸 同六丑正月十七日御本丸 同七寅正月十一日御目付	渡邊内記 外記 久倫
10	寶永七寅(1710)正月十一日御書院番杉浦出雲守組ヨリ 同八卯正月十一日御目付	間宮靱負 方好
11	寶永八卯(1711)正月十一日御小性組大岡土佐守組ヨリ 享保三戌(1718)十月朔日辭	春日内藏助 行脩
12	享保三戌(1718)閏十月十九日御書院三浦肥後守組ヨリ 同九辰十一月十五日西丸 同十三申三月廿五日西丸新番頭	土屋平三郎 正慶
13	享保十三申(1728)五月朔日中奥御番ヨリ 延享元子(1744)十二月廿八日西丸御先手	金田新八郎 正利
14	延享元子(1744)十二月廿八日中奥御番ヨリ 同二丑九月朔日大納言樣附 寶暦六子二月十一日西丸御目付	細井金右衞門 正利
15	寶暦六子二月十二日御小性組大久保豐後守組 ヨリ 同十辰五月大御所樣附 同十一巳六月薨御ニ付、同八月三日御本丸打込 同十月十五日西丸御目付	石野三次郎 八大夫 範至
16	〔一脱〕 寶暦十巳十月十八日御小納戸ヨリ 同十二午十二月十五日若君樣附 安永四未(1775)十二月廿四日御先手	熊倉兵庫頭 茂正
17	安永四未(1775)十二月廿四日中奥御番ヨリ 同七戌閏七月廿六日西丸御目付	小野次郎右衞門 忠吉
18	安永七戌(1778)八月四日御小性組岡野備中守組ヨリ 同八亥二月若君樣薨御ニ付、同四月十六日御本 丸打込 寛政二戌(1790)二月二日組共二丸勤番 同三亥十二月三日御本丸打込 同五丑七月二日御先手	筒井内藏 忠昌
19	寛政五丑(1793)七月十日大御番酒井相摸守組與頭ヨリ 同六寅十月十五日西丸御目付	佐久間左京 信近
20	寛政六寅(1794)十一月十七日中奥御番ヨリ 同八辰五月廿四日西丸御目付	松平伊織 康英
21	寛政八辰(1796)五月廿四日御書院番仙石伯耆守組ヨリ 同年六月廿九日卒	清水平三郎 左兵衞 時良
22	寛政八辰(1796)七月十六日同諏訪若狹守組ヨリ 同年十二月若君樣附 文化十酉(1813)閏十一月廿四日御先手	進藤三左衞門 正麗
23	文化十酉(1813)十二月二日右衞門督殿用人ヨリ 同十三子十二月十二日西丸御目付	篠本彦太郎 忠良
24	文化十四丑(1817)正月廿日寄合ヨリ、元御目付 文政九戌(1826)正月卅日仙洞附	永井靱負 直堯
25	文政九戌(1826)二月十七日中奥御番ヨリ 同十一子七月廿八日西丸御目付	大澤主馬 信豐
26	文政十一子(1828)八月廿日御小性組大久保上野介組進 物番ヨリ 天保三辰(1832)八月十二日西丸御目付	松平助之允 政周
27	天保三辰(1832)九月朔日御小納戸ヨリ 同八酉六月十八日御先手	落合能登守 道一
28	天保八酉(1837)七月廿七日大御番内藤豐後守組與頭 ヨリ 同十二丑正月大御所樣薨御ニ付、同年三月廿三 日右大將樣附 弘化三午(1846)閏五月廿日御先手	遠山彦八郎
29	弘化三午(1846)閏五月廿西丸御裏門番之頭ヨリ 嘉永元申(1848)四月 日卒	大屋甲之丞
30	嘉永元申(1848)五月朔日二丸御留守居ヨリ 同四亥六月八日二丸御留守居	遠山内記
31	嘉永四亥(1851)六月八日二丸御留守居ヨリ 同五子三月廿四日御留守居番	本多相摸守 久徴
32	嘉永五子(1852)三月廿四日西丸御裏門番之頭ヨリ 同六丑九月廿七日組共御本丸え被召連旨 文久二戌(1862)九月七日御先手	小野喜左衞門 喜一郎
33	文久二戌(1862)九月七日御小納戸ヨリ 同三亥十一月十一日御上洛御供 慶應元丑(1865)五月御進發御供 同二寅十一月十二日御役御免、勤仕並寄合	朝比奈兵八郎

二番組 元八番 前同斷ヨリ十七番組

山道

#	任免	姓名
34	寛永四卯(1627)十月十五日大御番頭	松平縫殿頭 直次
35		久貝忠三郎
36	元和九亥(1623)六月御小性組ヨリ 寛永十酉(1633)年組御徒不増之儀有之、取計不宜、御 役被召放	松下與兵衞 重綱
37	寛永十酉(1633)二月二日御書院番ヨリ 同十八丑四月十一日卒	彦坂平六郎 重定
38	寛永十九午(1642)三月十二日御小性ヨリ 明曆四戌(1658)正月十一日御小性組番頭	板倉東市正 重大
39	明曆四戌(1658)正月十一日御小性組ヨリ 寛文三卯(1663)九月朔日御先手	中山勘解由 直高
40	寛文三卯(1663)九月朔日御書院番ヨリ 同十一亥三月十四日御目付	川口源左衞門 宗恒
41	寛文十一亥(1671)四月九日同斷ヨリ 同十二子六月廿六日卒	駒木根長十郎 長右衞門 政武
42	寛文十二子(1672)七月廿三日同斷ヨリ 延寶七未(1679)九月廿五日御目付	宮城監物 和庸
43	延寶七未(1679)九月廿八日御小性組ヨリ 天和元酉(1681)十一月九日御目付	戸田又兵衞 直氏
44	天和元酉(1681)十一月廿九日寄合ヨリ、元御小性 同二戌四月廿一日御役料御加増 同三亥十一月十日御書院番與頭	小出越中守 下野守 守秀
45	天和三亥(1683)十一月十日寄合ヨリ、元同斷 元祿六酉(1693)四月朔日奈良奉行	神尾飛騨守 元和
46	元祿六酉(1693)五月十五日二丸御留守居ヨリ 同十丑閏二月廿八日御使番	齋藤治左衞門 利常
47	元祿十丑(1697)閏二月廿八日御小性組ヨリ 同十二卯閏九月廿八日御廊下番頭	山岡平左衞門 十兵衞 景軌
48	元祿十二卯(1699)十月六日御小性組ヨリ 寶永二酉(1705)二月朔日卒	永井喜右衞門 直又
49	寶永二酉(1705)二月十五日同斷ヨリ 同三戌十一月廿六日西丸 同四亥十一月二日辭	服部久右衞門 常方
50	寶永四亥(1707)十二月十五日同斷ヨリ 同六丑正月十七日御本丸打込 同年九月廿日辭	神尾五郎兵衞 市左衞門 元連
51	寶永六丑(1709)九月卅日小普請組大久保淡路守支配 ヨリ 正德二辰(1712)十月十二日御目付	稻生次郎右衞門 正武
52	正德二辰(1712)十月十二日御小性組ヨリ 享保六丑(1721)四月十二日辭	永田彌左衞門 直清
53	享保六丑(1721)四月廿八日御書院番ヨリ 同年五月三日於御成亂心、御役被召放	松平次郎左衞門
54	享保六丑(1721)五月廿日同斷ヨリ 同九辰十一月十五日西丸附 同十巳六月朔日御目付	高木主水 安左衞門 記通
55	享保十巳(1725)六月十八日西丸御書院番ヨリ 同十八丑五月十七日卒	石卷七郎左衞門 康久
56	享保十八丑(1733)六月七日御書院番ヨリ 同十九寅十二月十五日御目付	松浦與次郎 信正
57	享保廿卯(1735)正月十一日西丸御書院番ヨリ 元文四未(1739)十月朔日御目付	永田百助 嘉矩
58	元文四未(1739)十月十五日西丸御小性組室賀兵庫組 ヨリ 延享二丑(1745)九月朔日大納言樣附 寶暦六子四月朔日御先手	織田五(権)大夫 正幸
59	寶暦六子四月十五日寄合ヨリ 同十辰五月大御所樣附 同十一巳六月十二日薨御ニ付、八月三日打込 同十二午十二月十五日若君樣附 明和三戌(1766)十一月十二日御先手	菅沼伊賀守 主膳正 守清
60	明和三戌(1766)十一月十二日御勘定吟味役ヨリ 安永七戌(1778)五月十二日御先手	柘植五郎左衞門
61	安永七戌(1778)五月廿日中奥御番ヨリ 同八亥二月廿四日大納言樣薨御ニ付御本丸打込 天明元丑(1781)五月廿六日西丸新番頭 同五巳九月朔日	山口勘兵衞 直良
62	天明五巳(1785)九月十日御書院番大久保玄蕃頭組ヨリ 同六午閏六月廿日御本丸打込 寛政八辰(1796)十二月十日若君樣附 同十二申四月二日御先手	瀬名傳右衞門 貞刻
63	寛文〔政〕十二申四月廿三日御船手ヨリ 文化三寅(1806)正月三日卒	橋本喜平太 喜八郎 敬賢
64	文化三寅(1806)二月十九日西丸御書院番山口和泉守組 ヨリ 同年十一月二日卒	朝倉勘四郎 信綽
65	文化三寅(1806)十一月廿四日同水野石見守組ヨリ 同五辰十二月十日西丸御目付	村上主殿 正名
66	文化五辰(1808)十二月廿四日御書院番森川下總守組 ヨリ 同九申七月十二日御留守居番	山岡傳右衞門 景彌
67	文化九申(1812)八月十七日二丸御留守居ヨリ、御徒頭 左膳悴 同十酉九月廿日西丸御目付	筒井佐次右衞門 政憲
68	文化十酉(1813)十一月二日御小性組牧野若狹守組ヨリ 文政三辰(1820)十一月八日西丸御目付	阿倍四郎五郎 政敦
69	文政三辰(1820)十二月十五日御書院番松平美作守組 ヨリ 天保四巳(1833)六(同十一子十一)月廿八(朔)日御先手	柴田七左衞門 康直
70	文政十一子(1828)十一月朔日二丸御留守居ヨリ 天保四巳(1833)六月廿八日御先手	吉江左門 政徳
71	天保四巳(1833)八月八日中奥御番ヨリ 同九戌二月二日卒	設樂市左衞門 貞文
72	天保九戌(1838)二月廿四日西丸御書院番菅谷山城守組 ヨリ、大目付紀伊守悴 嘉永四亥(1851)十一月十五日御先手	土屋帶刀
73	嘉永四亥(1851)十二月廿日西丸新御番仙石能登守組與 頭ヨリ 同六丑九月廿七日組共御本丸勤 安政三辰(1856)二月廿九日辭	糟屋彌右衞門
74	安政三辰(1856)三月十五日御小納戸ヨリ 同年九月十五日西丸御目付	野々山鉦藏 兼寛
75	安政三辰(1856)九月廿四日御納戸組頭ヨリ 同五午八月二日御目付	加藤正三郎 則著
76	安政五午(1858)十月九日御小性ヨリ 文久元酉(1861)七月 日卒	權太備中守
77	文久元酉(1861)八月廿日中奥御番ヨリ 同二戌十月四日御上洛ノ節御供 同三亥十一月十一日御上洛御供 慶應二寅(1866)十二月廿八日御役御免、勤仕並寄合	内藤甚十郎

三番組 元御本丸十二番 前同斷ヨリ十八番組

十文字

#	任免	姓名
78		植村志摩守 家政
79		柴田七九郎
80	元和九亥(1623)六月 寛永九申(1632)四月八日御書院番與頭	長谷川久三郎 正信
81	寛永九申(1632)七月五日任	近藤五左衞門 用行
82	寛永十六卯(1639)七月三日 正保四亥(1647)九月廿六日御先手	依田内藏助 信忠
83	正保五子(1648)正月廿八日大御番組頭ヨリ 寛文二寅(1662)九月廿五日辭	岡部小右衞門 忠次
84	寛文二寅(1662)十月十五日御書院番ヨリ 同十三丑三月四日辭	高田庄右衞門 政信
85	寛文十三丑(1673)三月十九日御小性組ヨリ 天和二戌(1682)四月廿一日御役料御加増 貞享三寅(1686)四月廿一日卒	新見七右衞門 信義
86	貞享三寅(1686)七月十日御書院番ヨリ 元祿元辰(1688)十一月十四日御廊下番頭	永見權七郎 重貞
87	元祿二巳(1689)正月十八日御小性組阿部越中守組ヨリ 同十三辰二月廿八日御先手	前田孫八郎 定相
88	元祿十三辰(1700)二月廿八日同戸田伊豆守組ヨリ 寶永元申(1704)十月九日仙洞附	山田三大夫 重伯
89	寶永元申(1704)十月廿八日同小田切土佐守組ヨリ 同三戌十一月廿六日西丸 同六丑正月十七日御本丸 正德二辰(1712)六月十八日辭	井戸新兵衞 弘宰
90	正德二辰(1712)六月廿五日同皆川志摩守組ヨリ 同四午二月十一日御目付	佐々木五郎左衞 正庸
91	正德四午(1714)二月十五日小普請組大久保淡路守支配 ヨリ 享保二酉(1717)正月廿八日御使番	諏訪兵部 頼尠
92	享保二酉(1717)正月廿八日御小性組酒井對馬守組ヨリ 同九辰十一月十五日西丸 同十二未八月廿八日御目付	牧野新平 成良
93	享保十二未(1727)九月十五日西丸御書院番ヨリ 元文二巳(1737)四月十二日辭	近藤造酒助 又左衞門 源左衞門 用載
94	元文二巳(1737)四月廿八日御書院番水野出羽守組ヨリ 延享二丑(1745)九月朔日大御所樣附 寛延二巳(1749)七月六日御先手	久津見又助 息信
95	寛延二巳(1749)七月六日西丸御書院番水野越中守組 ヨリ 寶暦十一巳六月大御所樣薨御ニ付、同八月三日 御本丸打込 同十二午十一月十五日御先手	保々藤助 貞武
96	寶暦十二午十一月十五日寄合ヨリ、元大御所樣 御小納戸 同年十二月十五日組共若君樣附 同十四申二月十五日西丸御目付	岩本内膳正 正利
97	寶暦十四丑二月十五日寄合ヨリ、元同御小納戸 明和三戌(1766)十月十三日卒	嶋角右衞門 正備
98	明和三戌(1766)十月廿八日西丸御小性ヨリ 安永五申(1776)六月二日卒	三宅采女正 康倶
99	安永五申(1776)六月廿四日西丸御書院番水谷伊セ守組 ヨリ 同八亥二月廿四日大納言樣薨ニ付御本丸打込 天明五丑(1785?)五月廿六日西丸 同二寅三月廿一日卒	萩原求五郎 秀興
100	天明二寅(1782)四月朔日同岡野備中守組ヨリ 同十午閏十月廿日御本丸打込 寛政二戌(1790)四月二日二丸勤番 同三亥十一月廿四日京極備前守於宅、御役被召 放小普請入、閉門	沼間頼母 隆峯
101	寛政三亥(1791)十二月六日御書院番松平下野守組屋敷 改ヨリ 同八辰十二月十日若君樣附 享和二亥(1802?)六月廿三日卒	山高十右衞門 信教
102	享和二戌(1802)七月十二日御納戸頭ヨリ 文化十一戌(1814)十月十九日御先手	平岩六郎左衞門 親充
103	文化十一戌(1814)十月廿八日御小性組久永相摸守組 ヨリ 同十四巳八月廿四日卒	大草大次郎 公弼
104	文化十四丑(1817)九月廿九日御小性組曾我伊豫守組進 物番ヨリ、町奉行備後守悴 文政十亥(1827)八月十七日御先手	永田與左衞門 正邦
105	文政十亥(1827)九月朔日西丸御小性組岡部因幡守組進 物番ヨリ 天保六未(1835)七月朔日西丸御目付	野々山彈右衞門 兼守
106	天保六未(1835)七月廿四日田安殿用人ヨリ、同所家老 並壹岐守悴 同七申九月四日大御所樣附 同十二丑正月薨御ニ付、同三月廿三日右大將樣 附 嘉永四亥(1851)三月廿四日御先手	山中主膳 又兵衞
107	嘉永四亥(1851)四月八日西丸御小性組溝口讚岐守組 ヨリ 同六丑九月廿七日組共御本丸え被召連旨 安政二卯(1855)六月廿日卒	津金新十郎
108	安政二卯(1855)七月朔日大御番小笠原加賀守組與頭 ヨリ 萬延元申(1860)十一月朔日和宮樣御下向之節御供 文久二戌(1862)九月十一日御上洛之節御供 同三亥十一月十一日御上洛御供 元治元子(1864)五月十九日御役御免、勤仕並寄合	小野整三郎
109	元治二丑(1865)正月廿日御小性組松平河内守組ヨリ 同年五月御進發御供 慶應二寅(1866)十一月十二日御役御免、勤仕並寄合	平岡鐘之助

四番組 元十五番組 前同斷ヨリ十九番組

山文字

#	任免	姓名
110	慶安三寅(1650)九月三日御小性ヨリ 明曆三酉(1657)七月十九日御小性組番頭	水野權兵衞 忠増
111	明曆三酉(1657)七月廿九日御小性組ヨリ 寛文十戌(1670)正月四日卒	市橋傳左衞門 政直
112	寛文十戌(1670)二月廿八日同斷ヨリ 延寶五巳(1677)二月三日御目付	高木善左衞門 守義
113	延寶五巳(1677)二月十五日御小性組大草主膳正組ヨリ 同六午十二月十九日卒	松平新五左衞門 直廣
114	延寶七未(1679)正月十九日御書院番荒川出羽守組ヨリ 元祿三午(1690)八月廿七日御先手	大岡忠右衞門 忠眞
115	元祿三午(1690)八月廿七日桐之間ヨリ 同七戌六月廿八日御廊下番頭	吉田小右衞門 盛孝
116	元祿七戌(1694)七月朔日御書院番安藤出雲守組ヨリ 同九子二月廿八日御目付	水野權十郎 忠順
117	元祿九子(1696)三月廿八日同同人組ヨリ 同十二卯三月廿八日御目付	水野多宮 小左衞門 信房
118	元祿十二卯(1699)四月朔日御書院番土屋甲斐守組ヨリ 同十六亥三月十五日御書院番與頭	中根宇右衞門 正包
119	元祿十六未(1703)三月廿八日同阿部遠江守組ヨリ 正德二辰(1712)八月廿九日辭	土岐内記 定武
120	正德二辰(1712)九月朔日寄合ヨリ 享保九辰(1724)十一月十五日西丸 同十三申十一月朔日卒	中山主水 勝豐
121	享保十三申(1728)十二月廿四日五番組ヨリ組替 同十五戌二月七日西丸御目付	曾我權之丞 助孝
122	享保十五戌(1730)二月廿八日御書院番ヨリ 同十九寅五月廿二日卒	玉虫八左衞門 茂雅
123	享保十九寅(1734)七月朔日御書院番ヨリ 寛延四未(1751)六月十一日卒	石谷十助 清寅
124	寛延四未(1751)七月十八日御小性組田沼主殿頭組ヨリ 明和二酉(1765)四月十一日御先手	淺井小右衞門 茂政
125	明和二酉(1765)五月廿日御書院番水野山城守組ヨリ 安永二巳(1773)七月六日辭	長谷川藤右衞門 長庸
126	安永二巳(1773)七月十八日西丸御小性組中坊讚岐守組 組ヨリ 同八亥二月大納言樣薨御ニ付、四月六日御本丸 打込 天明元丑(1781)五月廿六日西丸附 同四辰十二月八日西丸御先手	萬年市左衞 頼意
127	天明四辰(1784)十二月八日同御書院番水谷伊勢守組 ヨリ 同六午七月廿六日御先手	長谷川半藏 宣爲
128	天明六午(1786)八月二日御書院番小堀河内守組ヨリ 同年閏十月廿御本丸打込 寛政二戌(1790)四月二日二丸勤番 同八辰十二月十日若君樣附 同九巳二月廿七日卒	井上左京 兵左衞門 正盈
129	寛政九巳(1797)四月八日中奥御番ヨリ 文化六巳(1809)四月十六日辭	松平縫殿助 忠義
130	文化六巳(1809)四月廿九日御書院番高井但馬守組ヨリ 同年十月十八日卒	中條平助 惟長
131	文化六巳(1809)十一月十八日西丸御書院番柴田河内守 組ヨリ 同十酉閏十一月十二日西丸御目付	夏目長右衞門 次郎左衞門 信平
132	文化十酉(1813)十二月二日西丸御小性組松平小十郎 組ヨリ 同十四丑十二月廿六日御目付	諏訪源六郎 盛嘉
133	文化十四丑(1817)十二月廿八日御小性組小堀下總守組 ヨリ 文政五午(1822)十二月八日御目付	本目帶刀 正珍
134	文政五午(1822)十二月廿四大御番五嶋伊賀守組與頭 ヨリ 同十一子六月七日卒	佐山左門 正邦
135	文政十一子(1828)七月十七日西丸御小性組横田筑後守 組ヨリ 同十二丑六月十日卒	野々山清藏 元哲
136	文政十二丑(1829)七月十日御小性組小笠原彈正少弼組 ヨリ 天保七申(1836)九月四日組共大御所樣附 同十二丑閏正月薨御ニ付、同三月廿三日右大將 樣附 弘化三午(1846)閏五月十三日老衰ニ付辭	筒井權左衞門 順長
137	弘化三午(1846)六月八日御書院番加藤伊豫守組進物番 ヨリ 嘉永六丑(1853)九月廿七日組共御本丸え被召連旨 安政二卯(1855)十一月廿二日御先手	小野次郎右衞門
138	安政二卯(1855)十二月廿八日御書院番白須甲斐守組淮 物番出役ヨリ 文久三亥(1863)八月十四日御役御免、勤仕並寄合、時 服三被下	羽太傳十郎 左京
139	文久三亥(1863)十月十一日御目付ヨリ、再役 同年十一月十一日御上洛御供 慶應二寅(1866)十二月廿八日御役御免、勤仕並寄合	伊東誠一郎

五番組

三角

元文二巳十二月十五日西丸え新規一組被仰付、
嘉永六丑九月ヨリ御本丸二十番組

#	任免	姓名
140	元文二巳(1737)十二月十五日御書院番大久保對馬守組 ヨリ 寶暦四戌五月廿八日御先手	朝倉小左衞門 仁左衞門 景増
141	寶暦四戌六月廿八日寄合ヨリ、元御小性 同十一巳六月大御所樣薨御ニ付、八月三日御本 丸打込 同十二午十二月十五日若君樣附、西丸 明和四亥(1767)正月十一日御先手	徳山甲斐守 貞明
142	明和四亥(1767)正月廿日西丸御小性組牧野讚岐守組 ヨリ 同七寅十二月廿日御目付	本目隼人 親英
143	明和八卯(1771)正月十一日同大岡土佐守組ヨリ 同九辰五月九日辭	岡野孫十郎 尚明
144	明和九辰(1772)五月十五日中奥御番ヨリ 安永八亥(1779)二月大納言樣薨御ニ付、四月十六日御 本丸 同年十一月七日辭	井上左門 正相
145	安永八亥(1779)十一月廿四日寄合ヨリ、(元孝恭院樣|御小性) 部屋住、伊セ守悴 同九子十一月廿日西丸御目付	伊藤對馬守 忠移
146	安永九子(1780)十一月廿四日寄合ヨリ、元同御小納戸 天明元丑(1781)五月廿四日十一番え組替	松平主計 信行
147	天明元丑(1781)五月廿四日十一番組ヨリ 同年五月廿六日西丸 同六午閏六月廿日御本丸 寛政四子(1792)九月廿五日御先手	桑山内匠 政要
148	寛政四子(1792)九月廿五日御小性ヨリ 同八辰十二月十日若君樣附、西丸 享和四子(1804)正月廿七日辭	藤堂土佐守 近江守 良時
149	享和四子(1804)二月六日西丸御書院番高木伊セ守組 ヨリ 文化十二亥(1815)六月廿三日卒	大嶋雲四郎 義順
150	文化十二亥(1815)七月十七日新御番米津小大夫組與頭 ヨリ 天保二卯(1831)三月十二日西丸御先手	窪田主水 正愷
151	天保二卯(1831)四月朔日二丸御留守居ヨリ、再役、元 御目付 同七申十二月八日仙洞附	鈴木九郎右衞門 政重
152	天保七申(1836)十二月廿七日西丸御書院番小笠原若狹 守組ヨリ 同八酉四月二日大御所樣御附 同九戌閏四月二日右大將樣御目付	永井眞之丞
153	天保九戌(1838)閏四月八日御小納戸ヨリ 同十二丑三月廿三日右大將樣御附 同十三寅八月廿日御本丸え組替	長谷川甚兵衞 清福
154	天保十三寅(1842)九月六日組替 弘化二巳(1845)十二月十九日辭	永田孫次郎
155	弘化二巳(1845)十二月廿八日中奥御番ヨリ 嘉永二酉(1849)十二月七日辭	嶋田十次郎
156	嘉永二酉(1849)十二月廿四西丸御裏門番之頭ヨリ 同六丑九月廿七日組共御本丸え被召連旨 安政三辰(1856)六月七日辭	大河内善右衞門
157	安政三辰(1856)六月廿五日中奥御番ヨリ 同四巳正月廿二日御目付	市橋傳七郎 長賢
158	安政四巳(1857)二月晦日御小性組徳永伊豫守組ヨリ 同五午二月晦日西丸御目付	大井十太郎 信道
159	安政五午(1858)二月晦日御小性組大久保豐後守組進物 番ヨリ 萬延元申(1860)十一月朔日和宮樣御下向之節御供 文久二戌(1862)九月十一日御上洛之節御旅館勤番 同三亥八月廿四日願之通隱居	高尾惣十郎
160	文久三亥(1863)六月九日御小性組松浦越前守組進物番 出役ヨリ、高尾惣十郎病氣ニ付御先下リニ付右 組御預リ 同年六月 日十五番え組替	遠山内膳
161	文久三亥(1863)十一月四日中奥御番ヨリ 元治元子(1864)六月廿二日御先手	本間彈正
162	元治元子(1864)六月廿四日御目付ヨリ 同年七月十二日御役御免、寄合	佐々木脩輔
163	(線ハ朱書) 元治元子(1864)八月十八日御小性組室賀伊豫守組ヨリ	魅川邦之助

元治元子年十月朔日佐々木脩輔跡不被仰付、組
御徒ハ惣組え割入相成候事

六番組

分銅

寶暦十辰四月朔日新規一組被仰付、大御所樣附

#	任免	姓名
164	寶暦十辰四月朔日中奥御番ヨリ 同十一巳八月三日六番組え組替	倉橋三左衞門 久雄

惇信院樣薨御ニ付、寶暦十一巳八月御本丸六番
組え組替成、跡役不被仰付、割組成、組頭兩人
小普請入